1分でわかる「九つの巨人」
高い能力を持つ「九つの巨人」
『進撃の巨人』は、2009年から「別冊少年マガジン」で連載を開始した諫山創によるバトル・アクション漫画。作中で重要な鍵を握るのが「九つの巨人」です。約1850年前に巨人の力を手に入れた少女「ユミル・フリッツ」から始まった、巨人の血脈。ユミルの死後、その肉体を食べた3人の娘たちをきっかけに、巨人化能力は9つに分裂。「九つの巨人」と呼ばれる、「始祖の巨人」「超大型巨人」「鎧の巨人」「女型(めがた)の巨人」「獣の巨人」「顎の巨人」「車力の巨人」「戦鎚(せんつい)の巨人」「進撃の巨人」が誕生します。ユミルの巨人化能力は無知性の無垢の巨人とは異なり、巨人化以前の知性と特別な能力を備えている知性巨人であることが特徴です。なお、巨人化能力はユミルの血を受け継ぐエルディア人しか継承できません。
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始祖の巨人
▼継承者=ユミル・フリッツ→フリッツ2世~144世→カール・フリッツ→レイス2世~ウーリの父→ウーリ・レイス→フリーダ・レイス→グリシャ・イェーガー→エレン・イェーガー
九つの巨人のなかで最も高い能力を持っているのが「始祖の巨人」です。"座標"とも呼ばれる巨人達のルーツであり、全ての巨人の頂点といえる存在。無垢の巨人とユミルの民を操れる能力がありますが、それを使えるのはユミル・フリッツの血縁である王家の人間のみです。エルディア人を操る能力も持ち、記憶を書き換えたり肉体構造を変化させたりすることができます。さらに、巨人を生み出すことも可能です。
進撃の巨人
▼継承者=エレン・クルーガー→グリシャ・イェーガー→エレン・イェーガー
自由を求めて闘い続け、レジスタンスの間で隠されながら継承されてきた「進撃の巨人」。そのため、自由を愛する人物が継承者に選ばれることがほとんどです。未来の継承者の記憶を見ることができる“記憶の共有”ができ、歴史を変えることも可能。世界を大きく動かします。後天的に使えるようになった硬質化能力もありますが、それほど攻撃力は高くありません。
超大型巨人
▼継承者=ベルトルト・フーバー→アルミン・アルレルト
その名の通り、身長60mを超える巨体を持つのが「超大型巨人」。主人公のエレン・イェーガーの母が死亡する原因を作った存在でもあり、物語の鍵を握っています。筋肉が剝き出しになっているかのような外見で、体からは常に蒸気が噴出。動きは鈍いものの、高熱の蒸気を噴出させる攻撃には凄まじい破壊力があります。高い知能と圧倒的なパワーを持ち合わせていて、調査兵団を壊滅寸前にまで追い込みました。長期戦が苦手で、滅多に変身することはありません。
鎧の巨人
▼継承者=ライナー・ブラウン
ほぼ全身が金属に覆われていて、高い防御力を持つ「鎧の巨人」。身長は15mで、巨人の中では平均的な大きさですが、硬質化した肉体を常に維持しており、立体機動も砲撃も通用しません。また、ウォール・マリアを体当たりで打ち破るなど凄まじい破壊力の持ち主です。格闘術を駆使した接近戦を得意としていて、巨人化している際にも圧倒的な攻撃力を見せています。しかし、関節の一部に防御力が劣る部分があるため、巨人による関節技には弱いです。
女型の巨人
▼継承者=アニ・レオンハート
男性型がほとんどの巨人において、珍しく女性のフォルムをしている「女型(めがた)の巨人」。身長は14mほどで、緩やかなカーブを描いた女性らしい体つきをしています。巨人のなかでも知性的な振る舞いが目立ち、人間を食べることもありません。また、巨人の群れを呼び寄せる能力を持っていて、シガンシナ区を侵略させた過去を持ちます。体重が軽いため、他の巨人よりも速く動けるのが特徴。所有者であるアニの格闘技術と相まって、高い攻撃力を生み出しています。
獣の巨人
▼継承者=トム・クサヴァー→ジーク・イェーガー
全身が長い体毛に覆われている「獣の巨人」。長い腕を持ち、その外見はさながらオランウータンのようです。高い知性があり、人語を話すことができるほか、他の巨人たちに対して言葉で命令を下せます。得意攻撃は投石。肉体の一部を硬質化する能力も兼ね備えていて、その強さは「鎧の巨人」を上回るほど。目的不明で行動にも謎な部分が多く、底知れぬ不気味さを漂わせています。
車力の巨人
▼継承者=ピーク・フィンガー
四足歩行で移動する、面長の馬を思わせる顔つきをした「車力の巨人」。荷物を運搬するなど動物的な役割を果たすことが多いものの、実は人語を話せるほど高い知能があります。その能力を生かして、偵察などを行うことも少なくありません。また、2か月程度は巨人のままで過ごせるほどの持続力の長さも特徴です。さらには時間を置かず何百回も連続して巨人化することもできます。戦闘に応じて武装を変え、マーレでは巨人戦車として活躍しました。
顎の巨人
▼継承者=マルセル・ガリアード→ユミル→ポルコ・ガリアード→ファルコ・グライス
長い腕と鋭い爪、発達した顎が特徴的な「顎(あぎと)の巨人」。爪は非常に硬く、水晶体や硬質化しているものに対しても傷をつけるほど。ほかの巨人よりも小柄ですがその分早く動けるため、強襲を得意としています。また、障害物をかわす能力にも長けているため、森などでの戦闘では有利です。ファルコが継承したときには、背中に翼が生えた鳥人間のような姿に変化しました。わずかながら人語を話すことが可能です。
戦鎚の巨人
硬質化能力を持つ「戦鎚(せんつい)の巨人」。自らの肉体を高質化させるだけでなく、周囲の地面から槍のような武器を作り出すなど、技のバリエーションに富んでいます。硬質化した物体は大変硬く、防御力はトップクラスです。最大の特徴は、巨人化したときに本体が別の場所にいること。本体は自ら作り出した結晶に守られながら、地中から巨人を操ります。その特性に気付かない限り、戦鎚の巨人を倒すことは不可能ですが、体力の消耗が激しいという弱点があります。
幾千万もの巨人が世界を踏み潰す「地鳴らし」とは?
「地鳴らし」とは、パラディ島の壁の内側に存在する全ての巨人を開放して、パラディ島以外のあらゆるものを踏み潰して生命を奪うことです。巨人達の破壊力とスピードは凄まじく、その数が幾千万にもなると、世界は4日程度で踏み潰されると言われています。地鳴らしを発動するためには、巨人達を動かせる「始祖の巨人」を持つ人物と、フリッツ王家の血筋を受け継ぐ者とが接触することが必要です。“不戦の契り”によって発動は不可能になっていましたが、エレンが“不戦の契り”の不備を発見し、発動可能となりました。
文句なし
座標使える時点でもう・・・。
最強 死神 勝てるやついない。座標 操り 地ならし デカすぎる。
まぁ、言葉を並べたらこんなもんすかね‼️。
神様さん
1位(100点)の評価
不戦の契だっけ?がなければ最強。
地ならし発動条件を契りでないことにされてなければ最強だと思う。
でもエレンとジークで発動できるならほんっっとに最強だと思う。
座標とか使える時点でやばいし。
みぃさん
3位(65点)の評価
強すぎるのが良くない
始祖の力で九つの巨人であろうと関係なく操作できたり、ファイナルシーズンで発動された「地鳴らし」だったり、エルディアの体の構造を変えたり、無造作に九つの巨人を生み出せるし、なにより自分の巨人の大きさや形などを変えられるのが強み。
ジャムおじさん
1位(100点)の評価