ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ / 天野正道の詳細情報
作曲・編曲 | 天野正道 / - |
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演奏時間 | 約13:00 |
参考価格 | 4,980円(税込) |
ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ / 天野正道がランクインしているランキング
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吹奏楽の曲ランキングでのコメント・口コミ
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作曲・編曲 | 天野正道 / - |
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演奏時間 | 約13:00 |
参考価格 | 4,980円(税込) |
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愛は万華鏡のように…
創価グロリア吹奏楽団と指揮者・佐川聖二先生の委嘱により作曲され、2003年に初演された吹奏楽オリジナル曲。
まず注目されるのはタイトルの長さ。
天野正道先生の曲には、他に『パラフレーズ・パァ「スタティック・エ・エクスタティック」アヴェック・アン・プロローグ・エ・レピローグ』というさらに長い曲名もあるものの、この曲も充分に長い&言いにくいため、吹奏楽コンクールやコンサートではアナウンサー泣かせです。
オザワ部長もよくラジオ「ブラボーブラス」でこの曲を紹介しますが、毎回「ちゃんと言えるかな」とハラハラドキドキします。
このタイトルはフランス語で、意味は「それぞれの愛のかたちは万華鏡のごとく移り変わる」。英語にすれば、「The form of each loves changes like a kaleidoscope.」といったところでしょうか。
「愛」は佐川聖二先生の追求する音楽のテーマだそうですが、ひと言で「愛」と言っても、恋愛だけでなく、親子愛、友情、隣人愛、人類愛、歪んだ愛情……など様々な形があります。
また、それぞれの愛の形も変化していくものです。
そういった「愛の形」の「変化」を主題として作られたのが、『ラ・フォルム・ドゥ・シャク・アムール・ションジュ・コム・ル・カレイドスコープ』です。
冒頭から非常にロマンティックな旋律が響きますが、それはまるでゆったりとした「心に広がる海の波立ち」のようです。
途中に激しい箇所を挟みながら、愛はたゆたい、高まっていきます。
フルートやオーボエ、ソプラノサックスのソロも、美しく切ない曲の雰囲気をさらに叙情的なものにし、最後は情熱的なクライマックスを迎えます。
2015年に行われた全日本吹奏楽コンクールでの玉名女子高校吹奏楽部(熊本)の演奏は、ロマンティシズム、繊細さ、統一感、透明感、いずれを取っても文句のつけようのない名演でした!
吹奏楽作家
オザワ部長さん (男性・50代)
1位(100点)の評価