歌詞はというと、鬱の極みで自殺一歩前といったところ。衣装 x 装飾音多めの演奏 x 詩的な表現が相まって、明菜の楽曲の中では孤高にして究極の耽美作品。それまでの明菜の実績で固定ファンには売れるだろうけど、大衆を相手にしていないのは確か。こんなのシングルA面にしちゃって、プロデューサーは大丈夫なの?と言いたいが、どうやら明菜の意向で押し切られたらしい。じゃあアルバムの収録曲にしたらどうか?と言えば、あまりにもアクが強すぎて浮いてしまうだろうから、一曲で完結するシングルで正解ともいえる。仮にアルバム収録曲全部がこんなのばっかりだったら、今度はこっちが本物の鬱病になってしまう。私がプロデューサーだったら、両A面の一曲としてもう一曲は普通の楽隊で演奏できそうな曲にして、番組のカラーに合わせて歌い分けさせるかな?
ちょっと病んでるゴシック娘
ゴシック調の衣装に金かかってるのが一目瞭然で、明菜もバブルも絶好調!と言いたいが、セールス的には陰りが見え始めたころかな?
音楽的にも前作の「Tattoo」や本作では打ち込みサウンド中心で、夜のヒットスタジオなどの歌番組に出ても、番組専属楽隊の出番は無く、この当時の若い歌手やバンド形式の活動が、テレビから音楽番組を衰退させる要因となっている。
歌詞はというと、鬱の極みで自殺一歩前といったところ。衣装 x 装飾音多めの演奏 x 詩的な表現が相まって、明菜の楽曲の中では孤高にして究極の耽美作品。それまでの明菜の実績で固定ファンには売れるだろうけど、大衆を相手にしていないのは確か。こんなのシングルA面にしちゃって、プロデューサーは大丈夫なの?と言いたいが、どうやら明菜の意向で押し切られたらしい。じゃあアルバムの収録曲にしたらどうか?と言えば、あまりにもアクが強すぎて浮いてしまうだろうから、一曲で完結するシングルで正解ともいえる。仮にアルバム収録曲全部がこんなのばっかりだったら、今度はこっちが本物の鬱病になってしまう。私がプロデューサーだったら、両A面の一曲としてもう一曲は普通の楽隊で演奏できそうな曲にして、番組のカラーに合わせて歌い分けさせるかな?
こんな風にコメントして評価93点は間違いじゃないの?と言われそうだが、個人的にはこの曲、なーんか癖になって好きである。
Hatchi pussさん(男性・50代)
4位(93点)の評価