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鈴木 ルリ子さんの「炭酸水ランキング」

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更新日: 2020/11/30
鈴木 ルリ子

アクアソムリエ/ウォーターソムリエ

鈴木 ルリ子

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まえがき

今では炭酸水はコンビニやスーパーマーケットで当たり前のように購入できるようになりました。炭酸水は消化を助けてくれたり、血行の促進、時には美容のサポートなど、身体にいいことがたくさんあります。味わい、希少性、価格も含めて天然水の炭酸水から選びました。

ランキング結果

硬水なのに飲みやくて美味しい炭酸水!

GEROLSTEINER(ゲロルシュタイナー)は硬水ですが、本当に飲みやすい炭酸水なんです。しかも天然の炭酸水です。(採水地はドイツ)

硬度が1310㎎/Lとかなり高めではありますが、もともとのバランスの良い水に炭酸が程よく混ざっているので絶妙な味わいとなり、硬水ですが丸みもあり飲みやすいです。
また、ミネラルの含有量も多いですから、水分補給と同時にミネラル補給もできます。

私たちが一日に必要な水分は、最低でも1.5Lと言われていますが、この量を飲み切るのは難しいと思う方も多いはず。
そこで、1.5Lのうち、まずは500mlだけでもゲロルシュタイナーを飲んでみてください。
美味しくて知らず知らずのうちにボトルに手が伸び、あっという間に飲みきってしまいます。1.5Lの水分を摂取することは、そう難しいことじゃないと実感できるかもしれません。

ただし、硬水ですのでお腹が弱い方は注意してください!

そして、お値段もそれほど高くないところもおすすめポイントです♪

希少な国産の天然炭酸水

日本にある天然の炭酸水の一つ、「奥会津金山天然炭酸の水」。採水地は福島県の奥会津にある金山町です。
その歴史は古く、明治時代には「芸者印タンサン・ミネラル・ウォーター」の名前でヨーロッパにも輸出されていました。

この炭酸水は優しい泡で口の中に酸味と甘みを感じさせてくれます。弱めの炭酸水が好きという方や、炭酸水に慣れていきたいという方には、ぜひスターター炭酸水として飲んでいただきたい!

繊細な日本料理と相性が良く、ミネラルが少ない軟水の炭酸水なので、天ぷらととても合います。素材の味を感じつつ、炭酸で口の中をさっぱりとさせてくれるでしょう。

ちなみに2019年のG20でも各首脳の机上にも置いてあるなど、国賓来日の際に振る舞われています。たまに首相官邸関連のニュースを見ていると、テーブルの上に置いてあることもあるのでチェックしてみてください!

3OREZZA

OREZZA

引用元: Amazon

内容量500ml
公式価格12本入り:350円

プチ贅沢気分を味わえる炭酸水

OREZZA(オレッツァ)、はフランスのコルシカ島に湧き出る天然の炭酸水。歴史が古く18世紀頃には採水されていました。硬度は642㎎/Lとやや高めです。さわやかなのど越しで酸味があり、口の中をさっぱりとさせてくれます。

日々の水分補給で飲むというよりも、食事の際に合わせて飲んでいただきたい炭酸水です。特にフレンチとの相性は抜群です!
私は時々ベリー系のスイーツに合わせて飲みます。ベリーの酸味とオレッツァの酸味が程よく混ざり、デザートの後でも口の中がスッキリします。

ビンのボトルでラベルも素敵なので、脚つきのグラスに注いで飲むと、プチ贅沢気分を味わうこともできます。

イタリアンとのペアリングは最高!

Galvanina BLU(ガルバニーナブルー)はイタリアの硬水です。思わず見惚れてしまう、ブルーのボトルにあしらわれた幻想的な月のラベルデザインが特徴。以前は炭酸なし(Still Water)もありましたが、今は炭酸あり(Sparkling Water)のみが日本に輸入されています。

Galvanina BLU(ガルバニーナブルー)は硬度417.3mg/Lの硬水ですが、美味しいと思える炭酸水の一つ。硬水なので若干の渋みのような味もありますが、炭酸が入っているため、全体的にマイルドな味わいです。

ぜひ、イタリアンと合わせて飲んでいただきたいお水です。イタリアンの中でもトマトソースのお料理との相性は抜群。パスタや、鶏肉の煮込みなどトマトソースベースの料理と合わせるのが良いでしょう。

水のドンペリ

フランスの歴史あるナチュラルミネラルウォーター「シャテルドン」は水のドンペリ言われています。

フランスで年間に採水される量も限られている上、日本に輸入される量もわずかなのです。
フランス王ルイ14世が愛した別名「太陽王の水」の水としても知られているのですが、天然の炭酸水で塩味があり、優しい泡。「テーブルウォーター」の王ともいえるでしょう。
海外のウォーターソムリエたちとシャテルドンの話をすると、誰もが目を輝かせます。
フレンチとの相性は言うまでもありません。
素敵な日のお食事をシャテルドンとともにお召し上がりください。

記念日、プレゼントに間違いなくおすすめする1本です。

伝統があるフランスの天然炭酸水

炭酸水(Sparkling)といえば「ペリエ」。この銘柄を知らない人はいないのではないでしょうか。

ペリエは、テーブルウォーターとしても間違いなく、どんな料理にも合います。また、レモンとの相性が良く、ペリエを使ったレモンサワーやレモネードは格別。レモネードはレモンの皮の苦味が前に出てきますので、甘さ控えめで大人の味わいとなります。

炭酸も強めなのでシャンパンの代わりや前菜をいただく際にペアリングして、食欲増進を促すのも良いでしょう。

ドイツの強炭酸水!

炭酸水といえばドイツ!と言うくらい、ドイツでは炭酸水がポピュラーです。
炭酸なしのStill Waterももちろん販売されていますが、ドイツでは炭酸水が人気です。

ロスバッハーもドイツではポピュラーな炭酸水の一つ。
硬度が高めの硬水ですが、ミネラルが含有された強炭酸水を飲みたい時、特に夏場は汗でミネラルが失われますので、爽快感も含めておすすめです。ミネラルバランスが良いので、スポーツ選手に愛飲している方が多いと聞きます
最近は強炭酸を飲み切るサイズとして嬉しい330mlサイズも販売されています。

スーパーやコンビニではあまり見かけないかもしれませんが、日本ではスターバックスで購入できます。
(店舗によって揃えていないところもあるかもしれません)
私は以前、炭酸水がスーパーやコンビニに並んでいなかった頃、地方に行って炭酸水が飲みたくなったらスターバックスに行き購入していました。店頭になくとも、お店の人に声をかけてみると後ろから出してくれることがありますよ。

※ロスバッハーには炭酸なしのStill Waterもありますが、Sparklingよりも硬度が低めです。

健康長寿国ジョージアの個性のある天然炭酸水

東ヨーロッパ、トルコの北東にNAVEGHLAVI(ナベグラヴィ)の源泉のあるジョージアがあります。グリーンのボトルで、ラベルには昔の住民が水汲みをしている絵が描かれています。和ませてくれる可愛い絵です。

特徴は豊富なミネラルの含有量。硬度は376㎎/Lとそれほど硬水ではないのですが、ミネラルの含有量は超硬水です。(この説明は私の軟水ランキングの番外編VICHY CATALANも読んでみてくださいね)

飲むともちろん「ザ・ミネラル!」という感覚と、「これはもはやサプリメントでは・・?」とも思える味わい。炭酸水素イオンが豊富に含まれており、それがエイジングケアにつながるのではとのことでNAVEGHLAVIは特に女性に人気を集めています。ジョージアは100歳以上の人が多い長寿国でもあります。ミネラルたっぷりの良質の水も健康でいるためのサポートをしてくれているのでしょう。

NAVEGHLAVI(ナベグラヴィ)はビンタイプも展開しており、消化を助けてくれる炭酸水素イオンが豊富ですので、がっつりした肉料理などを召し上がる際のテーブルウォーターとして利用されるのもおすすめです。

い・ろ・は・すスパークリングのビンタイプ

2018年にコカ・コーラさんが「い・ろ・は・すスパークリング」のビンタイプの販売開始をしてくださいました!
富山県砺波(となみ)の天然水に炭酸が添加され、ビンボトルにボトリングという嬉しい商品です。炭酸はビンの方が抜けにくいですから。

主にホテルやレストラン向けの商品とのことですが、時々マイナーなところでバラで売られていることがあり、購入できるチャンスもあります。(私は某サービスエリアで見かけました)ボトルはシンプルでおしゃれです。い・ろ・は・すカラーのグリーンを王冠キャップに残しつつ、ボディの部分は湧き出る天然水の波紋をイメージしているとのことで、緩やかな曲線が模られています。

サイズは330mlと一人飲みきりサイズです。このボトルが日本の多くの飲食店で提供していただけたら・・と思っています。炭酸水と合わせて食事をいただけるお店は日本ではまだそれ程多くありません。軟水の炭酸水ですので、どんな日本料理にもマッチします。居酒屋やファストフードのお店でもぜひお願いしたいです。

あとがき

しっかりした炭酸水を飲みたいときは、炭酸ガスが抜けにくい瓶タイプを購入することをお勧めします。

炭酸水は大きく分けて、人工的に炭酸を加えているものと、天然のものと、2種類ございます。同じ銘柄でガスあり、ガスなしのものがありますが、こうした銘柄の場合は人工的に炭酸ガスを入れています。

味わいにはもともとの水の味が関係していますので、天然の炭酸か人工の炭酸かについてはそんなに影響はありません。

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