1分でわかる「ちゃお」
2000年代以降はちゃお原作アニメも続々発表
「ちゃお」は、なかよし・りぼんと並ぶ小中学生向けの少女漫画雑誌。創刊は1977年と3誌のなかで最も後発だったこともあり、当初は知名度・人気ともに2誌に劣勢を強いられました。しかし、90年代後半からは、当時児童向けに放送された人気のアニメとのタイアップ作品を積極的に掲載するようになります。タイアップ作品のヒットで勢いづき、2001年にはオリジナル作でも人気漫画が増加。のちに発行部数100万部を突破する人気漫画雑誌に上り詰めました。雑誌のヒットに伴い、ちゃお原作アニメが続々と発表されるようになり、これまでに数多くの女の子たちを虜にしています。
代表的なちゃお原作アニメ

わがまま☆フェアリー ミルモでポン!
(引用元: Amazon)
ちゃお掲載の漫画を原作としたアニメで代表的なのが、占い・風数をテーマにした『Dr.リンにきいてみて!』(2001年)や、恋の妖精・ミルモが巻き起こすファンタジー・ラブコメ『わがまま☆フェアリー ミルモでポン!』(2002年)、主人公の月島きらりがアイドルの道を突き進む『きらりん☆レボリューション』(2006年)など。ほかに、ファッションやメイクの情報も盛り込んだ学園ラブコメ『極上!!めちゃモテ委員長』(2009年)や、小学6年生の悩みや恋愛模様を描いた『12歳。』(2016年)も人気を博しました。
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12歳のリアルな恋と成長
『12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~』は、小学館の少女漫画雑誌『ちゃお』に連載された人気作を原作とする学園ラブコメです。大人でも子供でもない微妙な年齢の小学6年生、綾瀬花日が、初恋や友情といったさまざまな出来事に直面していく物語が描かれます。
12歳という多感な時期を迎えた少女たちの初々しい感情が、繊細な筆致で描かれています。主人公の花日が初めてブラジャーを買いに行く場面や、親友の結衣が桧山一翔を意識し始める第2話「コクハク」では、思春期の少女たちが直面する心と体の変化、そして初恋の揺らぎを等身大で表現しています。さらに、マラソン大会で花日が自分の気持ちに向き合う第6話「ボーイフレンド」では、恋の複雑さや友情との間で揺れ動く心情が鮮やかに映し出される一幕も見られます。1960年代のウォールオブサウンドを取り入れた音楽も、青春映画のような雰囲気を醸し出し、物語に彩りを加えています。
純粋な恋心や友情が丁寧に描かれており、幅広い世代の共感を呼んでいます。12歳という年齢で経験する純粋な恋や友情、そして成長していく少女たちの姿は、多くの視聴者の心に温かい感動を届けてくれるでしょう。
▼こんな人におすすめ
・初恋や友情に揺れ動く、等身大の学園ラブコメが見たい人
・思春期の少女たちの、心と体の変化を丁寧に描いた物語に触れたい人
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