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1位The Elder Scrolls V: Skyrim
引用元: Amazon
ジャンル | アクションRPG |
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対応機種 | PS4、Xbox One、Switch、PC |
プレイ人数 | 1人 |
対象年齢 | CERO:Z(18歳以上のみ対象) |
発売日 | 2011年11月11日 |
メーカー | ベセスダ・ソフトワークス |
公式サイト | elderscrolls.bethesda.net/ja/skyrim |
2位レインボーシックス シージ
引用元: Amazon
ジャンル | FPS・TPS |
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対応機種 | PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X/S、PC |
プレイ人数 | 1~10人 |
対象年齢 | CERO:D(17歳以上対象) |
発売日 | 2015年12月1日 |
メーカー | ユービーアイソフト |
公式サイト | https://www.ubisoft.co.jp/r6s/ |
競技FPS界のスペランカー、オブジェクトの破壊判定、戦場における緊張感のリアル
レインボーシックスシージ(以降 R6S)は2015年12月10日に発売された、トム・クランシー原作の『レインボーシックスシージ』を題材とした非対称型対戦FPSゲームだ。
R6Sにおいて、フィールドとなるマップには破壊可能オブジェクトと破壊不可オブジェクトが存在する。
破壊可能オブジェクトは銃撃によって弾が貫通し、壁越しに敵を倒すこともできれば、破壊するまで存在しなかった通り道を作ることもできる。
用意されたフィールドの範囲内でという注釈はつくが、用意されたリソースを元に、戦場を自分たちの手で作り替えることができるのだ。
従来のFPSに比べ、この破壊可能オブジェクトという要素が取り入れられたことでこのゲームは圧倒的な戦術面での深みを演出している。
攻守ともに絶対的な強ポジションなどは存在せず、作り出せない。
純粋な撃ち合いとグレネードなどの投擲物での駆け引きを貴ばれていたFPSの中に、強ポジを強ポジ足らしめている要素を守り切るか、壊せるかという駆け引きも追加されていると言えばわかりやすいだろうか?
また、こういった駆け引きを重視しているゲーム特性上、プレイングキャラクターの肉体的な弱さでは競技FPS界1を誇る。
頭を撃たれれば一撃で倒れ、胴体でも3~5発程度の弾丸で倒れることになる。
油断や甘えは即、死に繋がる戦場の緊張感は初心者のみならず、経験者であっても状況次第では手が震えるレベルである。
言うなればハイスピード、手順問わずの将棋のようなゲームなのだ。
AIMが強ければFPSにおいては強者とされる。しかし、AIMだけではそれなりの範疇にしかなれない奥の深さこそが、R6Sの魅力なのである。
3位メタルギアソリッド3 スネークイーター
引用元: Amazon
ジャンル | アクションゲーム |
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対応機種 | PS2、PS3、Xbox 360、ニンテンドー3DS、PlayStation Vita |
プレイ人数 | 1人 |
対象年齢 | CERO:D(17歳以上対象) |
発売日 | 2004年12月16日 |
メーカー | コナミ(KONAMI) |
公式サイト | - |
シリーズ最古の物語にして、最高傑作
メタルギアソリッド3スネークイーター(以降 MGS3)は、 2004年に発売されたPlayStation 2用ソフトである。
メタルギアシリーズはシアターゲームと称されることもあるほどに物語面を重視したゲームで、その根底には生みの親とも言えるゲームクリエイター【小島秀夫】氏の拘りが鎮座する。
小島秀夫氏は「僕の70%は映画でできている」と豪語するほどの映画、小説好きでファンたちからはコジマ監督という愛称にて呼ばれることも。
ゲームシステムとしては【潜入】を主軸としたガンアクション。
プレイヤーは敵に見つからないようにコッソリと、場合によっては邪魔な対象を様々な方法で排除した上で進んでいくこととなる。
シリーズ未プレイの方もいることを想定の上で解説すると、メタルギアシリーズはスネーク(蛇)と呼ばれる一人の兵士と、その兵士のバックボーンをなぞる物語である。
プレイステーションでのシリーズ3作品目となるMGS3では、主人公であるスネークの原点、ルーツに触れられる。
言うなれば、【伝説の始まり】である。
コジマ監督の描く物語においては、【伝説】が始まる瞬間とは【淘汰と継承】がセットになると私は考えている。
子は親を、親は師を。
かつての伝説を飲み込み、積み上げて更に大きな伝説として受け継がれるのだ。
MGS3では親が師を喰らい、越えて、伝説へと到る物語だ。
しかし、その前となる師の伝説は多くを語られず、ただ垣間見えるのは【伝説】に至る過程で辿り着いたであろう、【意思】と【決意】である。
新たな伝説を継ぐ者が一生懸命に前に進む中、伝説の頂に辿り着いた者は一見超然としながらも停滞し、苦悩し、藻掻き苦しんでいる。
その対比と、伝説の英雄も只人なのだというメッセージもさることながら、MGSシリーズ全作品の根幹が1作品に詰め込まれたのがMGS3という作品なのだ。
【絶対にやらなければいけない】ことが存在しない、異色のRPG
Bethesda Game Studiosが開発するオープンワールドアクションRPG・The Elder Scrollsシリーズの一つ、2012年発売でMMO版を除けば現行最新作である。
舞台はタムリエル大陸北部、北欧をモデルにしたスカイリムという極寒の土地。
主人公の行動により内部的な行動指針が変更され、様々な表情を見せるNPC達。書物や人々の会話から読み解ける世界観と刻一刻と変わる世界情勢。
メインストーリーをなぞるなら、一人の何でもない市民が神話に語られる英雄になるまでの物語。
しかし、作りこまれた一つの世界の中で、主人公は善にも悪にもなれる。
勿論、それに伴う結果も自身の身で享受しなければならないのだが…
ある時は盗賊として、ある時は暗殺者として、またある時は俗世を捨てた狩人として生きるも自由だ。
ゲームとしての特性上、主人公が何の行動も起こさなければ物語は停滞する。
しかし、それもまた誰かにとってのリアルなのではないか?
ロールプレイングとは役割を演じることだ。
では、このゲームにおける役割は誰が決めるのか?それも自由だ。
ゲーム側で用意しているシナリオに沿うもよし、自身で決めたルールに従うもよし。
なんら強制されることはなく幻想的で現実的な世界を生きていくのがこのゲームなのである。
そして何よりの魅力はMOD(改造)要素が推奨、搭載されていることである。
プレイヤーはユーザーメイドの様々な要素を自身のゲームに取り入れて遊ぶことができる。
新規シナリオ、新規要素、存在しなかった武器やモンスター。
このゲームをプレイするユーザーが、MODを開発する人間が存在する限り進化を続けるゲームなのだ。
2012年の発売より現在まで、未だ遊び続けられる魅力が詰まった物語にこそ、玉座が相応しいと私は思っている。