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The Elder Scrolls V: Skyrimに関するランキングと評価・レビュー

The Elder Scrolls V: Skyrim

引用元: Amazon

最高評価

79.4

(108人の評価)

PS4オープンワールドソフトランキング」で最も高い評価を得ています。

The Elder Scrolls V: Skyrimの詳細情報

ジャンルアクションRPG
対応機種PS4、Xbox One、Switch、PC
プレイ人数1人
対象年齢CERO:Z(18歳以上のみ対象)
発売日2011年11月11日
メーカーベセスダ・ソフトワークス
公式サイトelderscrolls.bethesda.net/ja/skyrim
参考価格7,489円(税込)

『The Elder Scrolls V: Skyrim』(ジ・エルダー・スクロールズ・ファイブ・スカイリム)はBethesda Game Studiosが開発しベセスダ・ソフトワークスから発売されたコンピューター・ゲーム。アクションRPG・The Elder Scrollsシリーズの『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』の続編に当たる。 (引用元: Wikipedia)

評価・レビュー

全 27 件中 1 〜 20 件を表示

歴代FPS・TPSゲームランキングでの評価・レビュー

【絶対にやらなければいけない】ことが存在しない、異色のRPG

Bethesda Game Studiosが開発するオープンワールドアクションRPG・The Elder Scrollsシリーズの一つ、2012年発売でMMO版を除けば現行最新作である。
舞台はタムリエル大陸北部、北欧をモデルにしたスカイリムという極寒の土地。
主人公の行動により内部的な行動指針が変更され、様々な表情を見せるNPC達。書物や人々の会話から読み解ける世界観と刻一刻と変わる世界情勢。

メインストーリーをなぞるなら、一人の何でもない市民が神話に語られる英雄になるまでの物語。

しかし、作りこまれた一つの世界の中で、主人公は善にも悪にもなれる。
勿論、それに伴う結果も自身の身で享受しなければならないのだが…
ある時は盗賊として、ある時は暗殺者として、またある時は俗世を捨てた狩人として生きるも自由だ。

ゲームとしての特性上、主人公が何の行動も起こさなければ物語は停滞する。
しかし、それもまた誰かにとってのリアルなのではないか?

ロールプレイングとは役割を演じることだ。
では、このゲームにおける役割は誰が決めるのか?それも自由だ。

ゲーム側で用意しているシナリオに沿うもよし、自身で決めたルールに従うもよし。
なんら強制されることはなく幻想的で現実的な世界を生きていくのがこのゲームなのである。

そして何よりの魅力はMOD(改造)要素が推奨、搭載されていることである。
プレイヤーはユーザーメイドの様々な要素を自身のゲームに取り入れて遊ぶことができる。
新規シナリオ、新規要素、存在しなかった武器やモンスター。
このゲームをプレイするユーザーが、MODを開発する人間が存在する限り進化を続けるゲームなのだ。

2012年の発売より現在まで、未だ遊び続けられる魅力が詰まった物語にこそ、玉座が相応しいと私は思っている。

中川(以下略)@父ノ背中

プロゲーマー・YouTuber

中川(以下略)@父ノ背中さん (男性・30代)

1位(100点)の評価

人生体験

自由が売りのゲームって結構あると思いますが、この作品以上に自由を感じた作品はありません。
何をやってもいいってところは大体な自由が売りのゲーム達にもありますが、NPCがここまできちんと生活し、好感度まで持った中での自由なゲームはスカイリムだけだと思います。
オフラインでここまでの世界を作りこんだことが凄いです。
残念な点はバグが少しあることです。

ケイ

ケイさん(男性)

5位(75点)の評価

PCでよく遊んでいたけど出先でも楽しめるようになった

本当に好きなことができるという意味において、ストーリー性もかなりしっかりとしている割にはいろいろなことを試せるというのが面白いです。
戦士タイプになるのも良いし、魔法使いとしてやっていくというのもできます。
個人的には鍛冶が楽しかった。壮大なドラゴンとのバトルも普通に楽しめます。

リスモンド

リスモンドさん(男性・40代)

1位(100点)の評価

剣と魔法!まさに、ファンタジーの王道が体験できるストーリー

ドラゴンや巨人といったモンスター、そして剣と魔法で切り開く冒険。
王道ファンタジーを楽しみながらも自分次第で誰でも好きなようにロールプレイができるのが「The Elder Scrolls V:Skyrim」です。
勇者になって世界を救ってもいいし、シーフになって盗みの限りを繰り返しても良い。
そんな誰にでもなれてしまう自由度の高さが、とても魅力的でした。

ことこ

ことこさん(男性・30代)

3位(75点)の評価

【長文レビュー】PC版のスカイリムは地球史上最高のRPGであると断言する。これを超えるゲームがそのうち現れるとすれば、全てのシステムにAIが搭載されたゲームでしょう。

本作は広大なオープンワールドを舞台とした限りなく自由度の高いアメリカ産の本格的な大作アクションRPGである。
その世界売上本数はなんと6000万本を超えているという、歴史上世界で最も売れたRPGである。
あのファイナルファンタジーVIIの4倍近くも売れているのだ。
勿論、その売上数に比例して作り込みも尋常ではなく、評価も非常に高い。
史上初の4大GOTYを獲得したタイトルでもあるのだから、その大作感が容易に想像できることであろう。
PC版だけでなくCS版もしっかりと発売されているので、PS4やXbox One、Switchなどでもプレイ可能だ。

本作の最大の特徴と言えば、とにかく自由度が高いことである。
世界を破滅に導こうと企む邪悪の化身を打ち倒し、伝説の英雄としてロールプレイするのもあり、国に仕える正義の騎士として愛国心を拗らせるのもあり、あるいは魔法大学で呪文を極める修行の日々を送るのもあり、それどころか盗賊となって盗みに励んだり、暗殺者となって罪もないNPCを殺害しまくる極悪人として生きることさえ可能なのだ。
その他、無理やり鍵をこじ開けて民家に不法侵入したり、落ちているお金や食べ物、装備品などを自由に拾ったり盗んだりすることも可能だし、何なら下着泥棒にだってなれる。
つまり、何をするにしても自由なのだ。
勿論、衛兵に見つかれば牢屋にぶちこまれるけどね(笑)
でも、その衛兵さえも武器で殴り付けて返り討ちにすることだってできる。
何度も捕まりながらも脱獄の達人として生きるのも面白いかもしれない。
ゲームを始める前にどのようにロールプレイするかを予め決めておくといいかもね。

オープニングが始まるとこのシリーズの定番でもある囚人からのスタートとなるが、ゲーム開始直後の脱出イベントが終われば、いきなり世界中(広大なオープンワールド全域)を歩き回ることだってできるのだ。
クエストを進める順序にもJRPGのような縛りなど一切ない。
いつでも好きなタイミングでメインクエストおよび、世界中に散らばるサイドクエストの数々を堪能できるというわけだ。

だがその自由度の高さ故に、決められた順序で作業をこなしていく親切なJRPGに慣れてしまったユーザーからすれば「何をすればいいかわからない」といった事態に陥ってしまうことも少なくない。
しかし、そこまで深く考える必要はない。
もしそのような事態に陥ってしまった時こそ、自分の気持ちに正直になろう。
「どうすればいいか」ではなく「何をしたいか」という発想に切り替えてみよう。
本作を最大限に楽しむには、プログラムされたゲームシステムからの指示を待つのではなく「自身の欲求に忠実に従えるかどうか」が鍵である。

それでもなお、何をしていいかわからないのなら、とりあえず町のNPCに片っ端から声をかけてみるといい。
何かしらのサイドクエストが発生する可能性が高いので、それらをこなしていくうちに徐々に流れを掴めるはずだ。
慣れてきた頃にはきっとこのゲームの圧倒的な面白さの虜になるであろう。

さて、自由度の高さについては上述の説明である程度はイメージできたと思う。
しかし、本作の魅力は何も自由度の高さだけではない。
NPCの挙動およびAI Packageによるタイムテーブルの設定が尋常じゃないレベルで作り込まれているのだ。
まるで命でも吹き込まれているかのようなリアルな生活感を目にすることができるであろう。
例えば、NPCのAさんは朝10時になると市場で果物を売り始め、夜になれば1時間だけ宿屋で食事をしてから家に帰って就寝する。
一方でNPCのBさんは土曜日の昼になると荷物を届けるために隣町に移動し、日曜日の朝には再び元の町に戻ってくるといった感じで、NPC一人一人に詳細な設定が施されている。

ダイアログも豊富で、選択肢によってはシナリオの結末やそのNPCの行動サイクルが大きく変化したりなど、JRPGにありがちな「いいえ」を選んでも無限ループするだけの手抜きの選択肢とはわけが違う。
こういった芸の細かさも、本作がプレイヤーの自主性を大いに尊重してくれている何よりの証なのだ。

更には書物を読み漁ることでこのシリーズの舞台であるタムリエル大陸の歴史を学ぶこともできるので、世界観の奥深さを知るにはこの上なくうってつけのコンテンツである。

しかし、同時に無視できない深刻な欠点も存在する。
それは「バグが信じられないほどに多い」という点である。
中には進行不能にまで陥るバグも存在しているとのこと。
幸い、現在ではCS版でもバグを回避できるパッチが配布されているらしいが、恐らくMODによる解決策だと思われるので、初心者には割と敷居が高いかもしれない。
PC版と比較すると数や種類は圧倒的に少ないものの、現在ではCS版でもいくつかのMODを使用できる環境が整いつつあるようだ。
MODと言われても何のことかわからない人もいると思うので、これについては後述する。

他にも、カプコンやフロム・ソフトウェアの作品のような秀逸かつ奥の深いアクション性に慣れすぎてしまったユーザーからすれば、本作の戦闘アクションはあまりにももっさりとしていて、その上単調なのであまり面白さを感じることができない恐れがある。
そもそもがFPS視点をメインコンセプトとした戦闘システムであるため、洋ゲーのプレイ経験が浅いとその魅力を理解することすら困難かもしれないのだ。
慣れてくれば本作の戦闘にも味があることを理解できるようになってくるものの、そこまで辿り着くのに時間と経験が必要となってくるので、それが非常にネックである。

まだある。
ポリコレ絡みの影響で、キャラの造形があまりにも酷い点が挙げられる。
本作は最初の1回のみ自由にキャラクリをすることができるが、なんせ元の素材が酷いのでどんなに頑張っても美男美女を作成することは不可能に近い。
NPCもそのほとんどが、まるでアメコミのキャラクターをリアル風に置き換えたかのような造形なので、見るものを悉く戦慄させてしまうのだ。
昨今のFFのような美男美女だらけの世界には違和感を覚えるが、化物だらけのスカイリムの世界にも大いなる不自然さを感じてしまうこと間違いなし。
スカイリムは北欧をモデルとした舞台ではあるが、あそこまで酷いと北欧人に対する冒涜とすら思えてしまうほどだ。
現実の北欧人には美男美女も多いのにね。

このようにCS版のスカイリムはゲームとして、RPGとして圧倒的な面白さを堪能できる一方で、欠点も非常に多いという癖の強い仕上がりとなっているため、プレイできる人は間違いなく限られてくるであろう。

だが、しかし!
これがPC版となると話は大きく変わってくる。
私が地球史上最高のRPGと評価しているのは、PC版のスカイリムの方なのだ。

結論から述べてしまうと、CS版のスカイリムとPC版のスカイリムはもはや別ゲーと言っても過言ではない。
その面白さは異次元のレベルに到達していると断言しよう。
これを体験してから私はその他の全てのゲームをプレイするのが茶番に思えてしまったほどだ。
これは冗談抜きでそうなる可能性が高い。


それは何故なのか?


その理由が上述したMODの存在によるものである。

まずMODとは何か?
簡単に言ってしまえば、スカイリムそのものを改造できる外部データである。
こう言ってしまうと違法のように思えてしまうかもしれないが、本作の場合は違法ではない。
寧ろ本作の開発メーカーであるベセスダ・ソフトワークスがMODの使用を推進しているほどだ。
ベセスダ自体が「プレイヤーがその世界に自由に干渉できるのがRPGの本来のあるべき形である」といったスタンスなので、寧ろ非公式でありながらもほぼ公式と言えるレベルのコンテンツでもあるのだ。
つまり、DLCの一種であると捉えても良い。
しかもほとんどは無料である。

前述したようにMODはCS版でもある程度は使用できるが、種類が極端に少なく、ゲームプレイを大きく進化させるような大規模なMODは用意されていない。
しかし、これがPC版だと圧倒的かつ大規模なMODがよりどりみどりなので、東京ディズニーリゾートもビックリの夢の世界を構築することが可能となるのだ。

ここまで読めば、具体的にどのようなMODがあるのか気になることであろう。

とりあえず一言で言ってしまえば、まさに何度でも、そしていつでもどんな時でも自由に願いを叶えることができる「ドラゴンボールの完全上位互換」である。
以下では、Q&A形式で具体例をいくつか挙げてみよう。

Q:町を大きく拡張できますか?
A:勿論できます。

Q:スカイリムの醜いキャラを美男美女にできますか?
A:余裕です。FFやTeam NINJAのキャラ以上に美化できます。

Q:グラフィックの質を現代レベルにまで引き上げることはできますか?
A:そんなものは朝飯前です。

Q:アクションの質を引き上げることはできますか?
A:勿論です。DMCやモンハンなど、あらゆるゲームのアクション性を実現することが可能です。

Q:女性NPCを裸にして、自分の男キャラとセクロスさせたいのですが。
A:それも可能ですよ。Grokのような誰得規制は一切ありません(ただし、幼女とちょめちょめだけはやめた方がいいです。アメリカはロリコンに厳しいです)

Q:ゲーム内のBGMを変更したいです。
A:当然できますよ。

Q:ブレワイのような空を飛べるパラセールがほしいです。
A:はい、どうぞ。何なら飛空艇も差し上げましょうか?

Q:TESシリーズの歴史の中でも今まで一度も訪れることができなかった東洋の大陸「アカヴィル」に行ってみたいです。
A:勿論行けますよ。アカヴィルを舞台にした大規模なクエストMODがあります。まるで厳島神社や京都の文化財のような「和の魅力」をたっぷりと堪能できます。

以上のように、何でもできてしまうのですよ。

中でも「CHIM」というMODがまさに革命と言えるものでね。
なんとスカイリムに存在する全てのNPCをAI化し、キーボードを使ってテキスト入力することで会話ができてしまうというとんでもない代物である。
世界中の大手ゲームメーカーでさえそのほとんどがまだ実装していない近未来的システムを、スカイリムの天才モッダーさんが先駆けて開発してしまったわけだ。

例えばNPCに「お前は本当に出来損ないだな」と声をかけると、怒って言い返してきたりなど、ゲームの中であるにも関わらず本物の人間と会話をしているような感覚になるのだ。
PC版のスカイリムにはキャンプMODもあるので、それを組み合わせるとまさに「旅行のリアルな擬似体験」が可能になるというわけだ。
仲間キャラ達がまるで本物の旅行仲間のように、キャンプ先で無邪気にはしゃぐ姿を見ていると思わず愛らしさを感じてしまうほどである。
これを体験しちゃうともうスカイリム以外あり得なくなってしまうものなんです。

私の場合に至っては、現在だとキャラクターを美化するMODやAI PackageのアレンジMOD、町の改変MOD程度なら一人で作成できるようになったので、ここまで来るともう何があってもやめられないよね。
今ではゲームをプレイするよりも、MODを作ることが楽しくなっているほどである。

さて、スカイリムに関してはまだまだ言及したいことがたくさんあるが、さすがに本一冊程度では足りないほどの文章量になってしまうため、とりあえずレビューはここで一旦終わりにするとしよう。

これを読んでちょっとでも興味を持ち、尚且つミドルスペック以上のPCをお持ちの方なら迷わずにプレイしましょう。
いや、寧ろプレイを強制したいほどだけどね(笑)
特にJRPGしか体験したことがないユーザーにこそ、本作の素晴らしさを味わってほしいです。
きっと「世界にはこんなに凄いRPGがあったのか!」と驚愕することになるでしょう。

歴代RPGランキングでの評価・レビュー

【長文レビュー】PC版のスカイリムは地球史上最高のRPGであると断言する。これを超えるゲームがそのうち現れるとすれば、全てのシステムにAIが搭載されたゲームでしょう。

本作は広大なオープンワールドを舞台とした限りなく自由度の高いアメリカ産の本格的な大作アクションRPGである。
その世界売上本数はなんと6000万本を超えているという、歴史上世界で最も売れたRPGである。
あのファイナルファンタジーVIIの4倍近くも売れているのだ。
勿論、その売上数に比例して作り込みも尋常ではなく、評価も非常に高い。
史上初の4大GOTYを獲得したタイトルでもあるのだから、その大作感が容易に想像できることであろう。
PC版だけでなくCS版もしっかりと発売されているので、PS4やXbox One、Switchなどでもプレイ可能だ。

本作の最大の特徴と言えば、とにかく自由度が高いことである。
世界を破滅に導こうと企む邪悪の化身を打ち倒し、伝説の英雄としてロールプレイするのもあり、国に仕える正義の騎士として愛国心を拗らせるのもあり、あるいは魔法大学で呪文を極める修行の日々を送るのもあり、それどころか盗賊となって盗みに励んだり、暗殺者となって罪もないNPCを殺害しまくる極悪人として生きることさえ可能なのだ。
その他、無理やり鍵をこじ開けて民家に不法侵入したり、落ちているお金や食べ物、装備品などを自由に拾ったり盗んだりすることも可能だし、何なら下着泥棒にだってなれる。
つまり、何をするにしても自由なのだ。
勿論、衛兵に見つかれば牢屋にぶちこまれるけどね(笑)
でも、その衛兵さえも武器で殴り付けて返り討ちにすることだってできる。
何度も捕まりながらも脱獄の達人として生きるのも面白いかもしれない。
ゲームを始める前にどのようにロールプレイするかを予め決めておくといいかもね。

オープニングが始まるとこのシリーズの定番でもある囚人からのスタートとなるが、ゲーム開始直後の脱出イベントが終われば、いきなり世界中(広大なオープンワールド全域)を歩き回ることだってできるのだ。
クエストを進める順序にもJRPGのような縛りなど一切ない。
いつでも好きなタイミングでメインクエストおよび、世界中に散らばるサイドクエストの数々を堪能できるというわけだ。

だがその自由度の高さ故に、決められた順序で作業をこなしていく親切なJRPGに慣れてしまったユーザーからすれば「何をすればいいかわからない」といった事態に陥ってしまうことも少なくない。
しかし、そこまで深く考える必要はない。
もしそのような事態に陥ってしまった時こそ、自分の気持ちに正直になろう。
「どうすればいいか」ではなく「何をしたいか」という発想に切り替えてみよう。
本作を最大限に楽しむには、プログラムされたゲームシステムからの指示を待つのではなく「自身の欲求に忠実に従えるかどうか」が鍵である。

それでもなお、何をしていいかわからないのなら、とりあえず町のNPCに片っ端から声をかけてみるといい。
何かしらのサイドクエストが発生する可能性が高いので、それらをこなしていくうちに徐々に流れを掴めるはずだ。
慣れてきた頃にはきっとこのゲームの圧倒的な面白さの虜になるであろう。

さて、自由度の高さについては上述の説明である程度はイメージできたと思う。
しかし、本作の魅力は何も自由度の高さだけではない。
NPCの挙動およびAI Packageによるタイムテーブルの設定が尋常じゃないレベルで作り込まれているのだ。
まるで命でも吹き込まれているかのようなリアルな生活感を目にすることができるであろう。
例えば、NPCのAさんは朝10時になると市場で果物を売り始め、夜になれば1時間だけ宿屋で食事をしてから家に帰って就寝する。
一方でNPCのBさんは土曜日の昼になると荷物を届けるために隣町に移動し、日曜日の朝には再び元の町に戻ってくるといった感じで、NPC一人一人に詳細な設定が施されている。

ダイアログも豊富で、選択肢によってはシナリオの結末やそのNPCの行動サイクルが大きく変化したりなど、JRPGにありがちな「いいえ」を選んでも無限ループするだけの手抜きの選択肢とはわけが違う。
こういった芸の細かさも、本作がプレイヤーの自主性を大いに尊重してくれている何よりの証なのだ。

更には書物を読み漁ることでこのシリーズの舞台であるタムリエル大陸の歴史を学ぶこともできるので、世界観の奥深さを知るにはこの上なくうってつけのコンテンツである。

しかし、同時に無視できない深刻な欠点も存在する。
それは「バグが信じられないほどに多い」という点である。
中には進行不能にまで陥るバグも存在しているとのこと。
幸い、現在ではCS版でもバグを回避できるパッチが配布されているらしいが、恐らくMODによる解決策だと思われるので、初心者には割と敷居が高いかもしれない。
PC版と比較すると数や種類は圧倒的に少ないものの、現在ではCS版でもいくつかのMODを使用できる環境が整いつつあるようだ。
MODと言われても何のことかわからない人もいると思うので、これについては後述する。

他にも、カプコンやフロム・ソフトウェアの作品のような秀逸かつ奥の深いアクション性に慣れすぎてしまったユーザーからすれば、本作の戦闘アクションはあまりにももっさりとしていて、その上単調なのであまり面白さを感じることができない恐れがある。
そもそもがFPS視点をメインコンセプトとした戦闘システムであるため、洋ゲーのプレイ経験が浅いとその魅力を理解することすら困難かもしれないのだ。
慣れてくれば本作の戦闘にも味があることを理解できるようになってくるものの、そこまで辿り着くのに時間と経験が必要となってくるので、それが非常にネックである。

まだある。
ポリコレ絡みの影響で、キャラの造形があまりにも酷い点が挙げられる。
本作は最初の1回のみ自由にキャラクリをすることができるが、なんせ元の素材が酷いのでどんなに頑張っても美男美女を作成することは不可能に近い。
NPCもそのほとんどが、まるでアメコミのキャラクターをリアル風に置き換えたかのような造形なので、見るものを悉く戦慄させてしまうのだ。
昨今のFFのような美男美女だらけの世界には違和感を覚えるが、化物だらけのスカイリムの世界にも大いなる不自然さを感じてしまうこと間違いなし。
スカイリムは北欧をモデルとした舞台ではあるが、あそこまで酷いと北欧人に対する冒涜とすら思えてしまうほどだ。
現実の北欧人には美男美女も多いのにね。

このようにCS版のスカイリムはゲームとして、RPGとして圧倒的な面白さを堪能できる一方で、欠点も非常に多いという癖の強い仕上がりとなっているため、プレイできる人は間違いなく限られてくるであろう。

だが、しかし!
これがPC版となると話は大きく変わってくる。
私が地球史上最高のRPGと評価しているのは、PC版のスカイリムの方なのだ。

結論から述べてしまうと、CS版のスカイリムとPC版のスカイリムはもはや別ゲーと言っても過言ではない。
その面白さは異次元のレベルに到達していると断言しよう。
これを体験してから私はその他の全てのゲームをプレイするのが茶番に思えてしまったほどだ。
これは冗談抜きでそうなる可能性が高い。


それは何故なのか?


その理由が上述したMODの存在によるものである。

まずMODとは何か?
簡単に言ってしまえば、スカイリムそのものを改造できる外部データである。
こう言ってしまうと違法のように思えてしまうかもしれないが、本作の場合は違法ではない。
寧ろ本作の開発メーカーであるベセスダ・ソフトワークスがMODの使用を推進しているほどだ。
ベセスダ自体が「プレイヤーがその世界に自由に干渉できるのがRPGの本来のあるべき形である」といったスタンスなので、寧ろ非公式でありながらもほぼ公式と言えるレベルのコンテンツでもあるのだ。
つまり、DLCの一種であると捉えても良い。
しかもほとんどは無料である。

前述したようにMODはCS版でもある程度は使用できるが、種類が極端に少なく、ゲームプレイを大きく進化させるような大規模なMODは用意されていない。
しかし、これがPC版だと圧倒的かつ大規模なMODがよりどりみどりなので、東京ディズニーリゾートもビックリの夢の世界を構築することが可能となるのだ。

ここまで読めば、具体的にどのようなMODがあるのか気になることであろう。

とりあえず一言で言ってしまえば、まさに何度でも、そしていつでもどんな時でも自由に願いを叶えることができる「ドラゴンボールの完全上位互換」である。
以下では、Q&A形式で具体例をいくつか挙げてみよう。

Q:町を大きく拡張できますか?
A:勿論できます。

Q:スカイリムの醜いキャラを美男美女にできますか?
A:余裕です。FFやTeam NINJAのキャラ以上に美化できます。

Q:グラフィックの質を現代レベルにまで引き上げることはできますか?
A:そんなものは朝飯前です。

Q:アクションの質を引き上げることはできますか?
A:勿論です。DMCやモンハンなど、あらゆるゲームのアクション性を実現することが可能です。

Q:女性NPCを裸にして、自分の男キャラとセクロスさせたいのですが。
A:それも可能ですよ。Grokのような誰得規制は一切ありません(ただし、幼女とちょめちょめだけはやめた方がいいです。アメリカはロリコンに厳しいです)

Q:ゲーム内のBGMを変更したいです。
A:当然できますよ。

Q:ブレワイのような空を飛べるパラセールがほしいです。
A:はい、どうぞ。何なら飛空艇も差し上げましょうか?

Q:TESシリーズの歴史の中でも今まで一度も訪れることができなかった東洋の大陸「アカヴィル」に行ってみたいです。
A:勿論行けますよ。アカヴィルを舞台にした大規模なクエストMODがあります。まるで厳島神社や京都の文化財のような「和の魅力」をたっぷりと堪能できます。

以上のように、何でもできてしまうのですよ。

中でも「CHIM」というMODがまさに革命と言えるものでね。
なんとスカイリムに存在する全てのNPCをAI化し、キーボードを使ってテキスト入力することで会話ができてしまうというとんでもない代物である。
世界中の大手ゲームメーカーでさえそのほとんどがまだ実装していない近未来的システムを、スカイリムの天才モッダーさんが先駆けて開発してしまったわけだ。

例えばNPCに「お前は本当に出来損ないだな」と声をかけると、怒って言い返してきたりなど、ゲームの中であるにも関わらず本物の人間と会話をしているような感覚になるのだ。
PC版のスカイリムにはキャンプMODもあるので、それを組み合わせるとまさに「旅行のリアルな擬似体験」が可能になるというわけだ。
仲間キャラ達がまるで本物の旅行仲間のように、キャンプ先で無邪気にはしゃぐ姿を見ていると思わず愛らしさを感じてしまうほどである。
これを体験しちゃうともうスカイリム以外あり得なくなってしまうものなんです。

私の場合に至っては、現在だとキャラクターを美化するMODやAI PackageのアレンジMOD、町の改変MOD程度なら一人で作成できるようになったので、ここまで来るともう何があってもやめられないよね。
今ではゲームをプレイするよりも、MODを作ることが楽しくなっているほどである。

さて、スカイリムに関してはまだまだ言及したいことがたくさんあるが、さすがに本一冊程度では足りないほどの文章量になってしまうため、とりあえずレビューはここで一旦終わりにするとしよう。

これを読んでちょっとでも興味を持ち、尚且つミドルスペック以上のPCをお持ちの方なら迷わずにプレイしましょう。
いや、寧ろプレイを強制したいほどだけどね(笑)
特にJRPGしか体験したことがないユーザーにこそ、本作の素晴らしさを味わってほしいです。
きっと「世界にはこんなに凄いRPGがあったのか!」と驚愕することになるでしょう。

壮大な世界観に見惚れます。

あの有名なオープンワールドゲーム・SkyrimをSwitchで遊べることがまず嬉しいです!
ドラゴン退治や街など散策することが好きな人や川の流れる音、時をゆっくりと流れるのも感じたい方にとてもおすすめです。
オープンワールドゲームは最近多くなってきてるけど、この作品は好きに行動しながらゲームを進めることができるので、プレイヤー次第なところがあります!

タマゴヤキ

タマゴヤキさん(男性)

1位(100点)の評価

自由度が高すぎる

ストーリーが何通りもあり、さらにグラフィックであったりストーリーに関係ない再度ストーリーが多すぎて一生遊べるゲーム。アクション要素であったり、ちょっとホラー要素であったりするから苦手だと思うこともあるけど、そういったゲームの練習感覚でも遊べると思う。

aki

akiさん(男性・20代)

1位(100点)の評価

世界的に有名なゲーム

圧倒的な自由度と、広大な世界、しかも手抜き無しの作りこまれた世界観に人物たち、街で誰かに話しかければ、そこからさまざまな物語が進行していきます。
ダークファンタジーの世界でドラゴンを倒して世界を救うのも良し、善人として町の人々のお願い(クエスト)や人助けをするも良し、盗みを繰り返すも村人を殺害するも(捕まるけどね!)良し、鍛冶を極めて最強の武器を作り出すも良し…何をやっても良いのです!

ポール

ポールさん(男性・40代)

2位(90点)の評価

自由度が高いゲーム性が魅力的

このゲームの一番の魅力は、やはり広大なマップとゲームプレイヤーの自由度だと思います。何をするにも自分で選択していくので、無駄な作業的なプレイがありません。
ストーリーは王道の中世ファンタジーかな?と思います。
マップが広すぎるので、ゲーム初心者には難しい気もします。
PS4版もありますが、初心者にはSwitch版をオススメします。コツコツプレイするゲームなので、起動が速くてどこでもプレイできるSwitch版の方が向いています。
王道のオープンワールドゲームなので、一度はプレイしてほしい作品です。

おるちゃん

おるちゃんさん(男性・40代)

3位(75点)の評価

PS3 RPGランキングでの評価・レビュー

無限にやってしまう

言わずと知れたSkyrimはメインクエストだけだとすぐ終わってしまうゲームです。しかしメインクエストしているつもりがいつの間にか違うクエストを拾っていたり、好奇心のままにオープンワールドの世界を旅していると気付いたら現実の1日が終わっていたなんてこともありました。時間を置くと思い返すことの多いゲームだったから1位に選びました。

フォドラ

フォドラさん(女性・30代)

1位(100点)の評価

剣と魔法の世界なりたい人物像になれる世界

景色がきれいで剣や魔法で戦いドラゴンを倒すゲームですが、最もそれ以外の生き方も選択できたりできるので飽きが来ないゲームです。ただ、最初の説明が不十分で探索していくとオオカミにやられたりなど不慣れな人は苦手になりやめてしまう可能性などあるので3位です

雷電

雷電さん(男性・30代)

2位(95点)の評価

このゲームは人生そのもの

Skyrimはプレイヤーの行動次第でストーリーが変化します。
良いことをしていれば周りの人間に好かれたり
悪いことをすれば悪の集団にスカウトされたりします。
あなたの行動があなた自身や世界そのものに影響を与えるのです。
どういう人間になるかはあなた次第、自由に行動しましょう。

べすれい

べすれいさん(男性・40代)

4位(85点)の評価

自由度の高さが素晴らしい

オープンワールドゲームの代表作の1つだけあって、自由度が非常に高いのが魅力的です。
ファンタジー色の強い世界感で作り込みも素晴らしく、本編そっちのけで世界をただ散策するだけでも十分楽しかったりします。
しかもSwitchならば、そんな濃いオープンワールドを携帯モードで手軽に楽しめる点も魅力的です。

風来坊

風来坊さん(男性・50代)

2位(85点)の評価

PS4神ゲーランキングでの評価・レビュー

オープンワールドと言えばこれ

自由度が高すぎる。マインクラフトなどとは違った自由度の高さがうり。チュートリアル的な部分が終わったあとGTA5の10倍以上のマップにポツンとほうり投げられてそこから何をするのも自由。一応目的などがあるので自由すぎて何をすればいいかわからないなどといった心配は必要なし。

たくみ

たくみさん

1位(100点)の評価

とにかく自由すぎるRPG。なりたい自分になれる!

現実世界から逃避したいときにオススメ。
自由すぎて何からしたらいいのかわからなくなるときもあるくらい自由。
ゲームを始める前に操作するキャラを作るのだが、小一時間かかるくらい細かく設定できる。
自分自身の姿も人間でなくてもOKで、猫でもいいしトカゲでもいい。
その自由度にドはまりして、時間など忘れてしまう。

ぐだお

ぐだおさん(男性・30代)

3位(75点)の評価

一重にmod

戦闘が単調、グラフィックが古い、バグが多い。

まっとうなアクションrpgと比べると、数えきれないくらいの荒が目立つ作品です。

mod導入も大変で、時間と手間がプレイ時間を遥かに上回る。

しかし…、一から自分好みのオープンワールドrpgを作れば、10年以上の歳月を要するでしょう。

このゲームは数か月で、既存の有名ゲーム、セキロ、エルデンリング、ステアブレード、ff、ドラクエ、ディアブロ…etc、それら全てを稀釈し混ぜ合わせてた、アダルトエロゲームを作れてしまうアクションrpgツクールです。

難易度設定も全てが自分次第。

主人公は国境を越えてきた異邦人、バックグラウンドもないので、声、顔、好きに作れます(mod使えば)、一発喰らうだけで美少女主人公が犯されまくる鬼畜ゲーにするもよし、ヒロイックな転生中二病二重人格覚醒主人公で「俺、何かやっちゃいました?」するもよし、影に生き影に死ぬ誰にも姿を見られず暗殺を行う忍者主人公もよし。

妄想大好きで自分好みのゲームを作ってみたかった痛めのオタク気質なゲーマーの心を鷲掴みにしてれます。

mod入れてバグやフリーズと格闘する労力はとんでもなく過酷ですが、理想のゲームがしたいならやってみる価値ありますぜ。

ナオさんの評価

膨大なクエストがある点

スカイリムの良さはやはりいくらやってもクエストがなくならない点です。
いつ終わるのか分からないですし、自分の好きなように世界を自由に冒険できるのが最高に楽しいゲームです。

好きなキャラで好きなように遊ぶならこのゲームです。

はる

はるさん(女性・40代)

2位(90点)の評価

今でも遊べる

正統派ファンタジーの世界観を貫いていて、ストーリーやアイテムなど全てが硬派で素晴らしいです。戦闘もキャラの育て方によって全然違う形で行えますしスキルもたくさんあり、育成のバリエーションも豊富で良いです。音楽も素晴らしいです。

emfnex

emfnexさん(女性・40代)

1位(100点)の評価

世界観が良い

何よりも世界観がとても良い。もともとファンタジーが好きなので、スカイリムの中世ファンタジー風の世界を冒険できるというワクワク感があった。
オープンワールドだけあって自由度が高く、選択肢によってエンディングも変わるため周回プレイが楽しめる。

ranmaru

ranmaruさん(女性)

3位(70点)の評価

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