ランキング結果をSNSでシェアしよう
Twitterでシェアまえがき
大好きな監督です。
家族とか生きること、死ぬこと・・・。
ヒューマンドラマの巨匠だと思っています。
家族とか生きること、死ぬこと・・・。
ヒューマンドラマの巨匠だと思っています。
ランキング結果
2位万引き家族
スイミーみたいに、なれなかった
高級住宅街の端っこの存在すら否定されたかのようなボロ家に暮らす、
「他人」の「家族」
生きるために悪いことの感覚を鈍らせていく。
ラストに詰問された安藤サクラの流す涙は胸に残って離れない。
私たちは、スイミーみたいに群れを成して力を合わせれば、
強者に勝てると教わり信じてきた。
間違ってはいない。
でも、そうもいかないことのほうが多いのだ。
紛れもなく、
絆のない「血のつながった家族」より、
この「他人」の「家族」は「家族」だった。
3位海街diary(映画)
美しき鎌倉。美しき姉妹。そして大竹しのぶ。
映像が極めて魅力的。
極楽寺を中心に、江ノ電沿線の魅力があふれている。
そこに美しい4姉妹。
4姉妹の末娘は、父親が浮気をしできた子。
そのまま父親はその母娘のもとへいってしまった。
上の娘たちは末娘を受け入れるも、
やはり夫をとられた母親はそうもいかない。
恋人を作り仲良くやっていても、受け入れられない。
でも、その子に罪はないとわかってる。
さらに本当の娘ともうまくいかない。
そんな微妙な心情を大竹しのぶが本当に見事に演じている。
さすがだなぁ。
なんの記憶をもって天国へ行きますか?
死者たちが天国に行く前に、
なんの記憶を持って行くのか決める機関がある。
そこでは生きていた時の記憶を思い返し、
コンシェルジュのような役人たちと決めていく。
そしてその役人たちもまた・・・。
井浦新がARATAだった頃の、
監督のデビュー作。霞みがかった映像がまたいい。
自分ならばなにを持っていくだろうと、
真剣に考え、今、目の前にある毎日を、
より深くいつくしむことができるようになる作品。