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2位この世界の片隅に(ドラマ)
引用元: Amazon
涙を誘う
この作品でヒロインのすずを演じた穂香ちゃんの演技に賞賛の声が集まったのは記憶に新しいところです。
序盤は広島の呉に嫁いだすずの愛嬌や可愛らしさに注目が集まりましたが、広島に原爆が投下されてしまった後半からはシリアスな演技が続き、多くの視聴者の涙を誘ったことかと思います。強くなろうと生きるすずの懸命な姿が印象的でした。視聴者の心を打ったのはもちろん物語の素晴らしさもあるでしょうが、穂香ちゃんの名演も大きな理由だと思います。個人的に強く印象に残ったシーンは終盤の玉音放送を聴いたすずが叫ぶところでしょうか。日本が戦争に負けてしまったという現実を受け入れられずにいるすずに胸が苦しくなりました。
なお彼女がヒロインに起用された理由としてドラマのプロデューサーが、穂香ちゃんの素の部分とすずが似ていたということを語っています。オーディションのときにちょっと抜けた部分があったそうで、すずに通じる部分があると思ったらしいです。
青天目澄子
青天目澄子って初見じゃなかなか読めないですよね。"なばためすみこ"といいます。おかっぱにメガネの食いしん坊でマイペースという、属性をたっぷりのっけたなかなかキテレツな役どころでした。大好物のカレーライスをほおばる姿も愛おしい、そんなみんなから愛されるキャラでもあります。
この役もこの世界の片隅からのすずちゃんと同じように、穂香ちゃんの素の部分に似ているようで、役を作らなくてもいいと言われたそうです。
4位いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう
引用元: Amazon
あらすじ・スト-リー | 北海道で養父母と暮らす明るくポジティブな杉原音(有村架純)と、東京で引っ越しの仕事をしている心優しい曽田練(高良健吾)は、どちらも両親を失っており、大きな悩みを抱えているという共通点がある。そんな音と練がひょんなことから北海道で出会い恋に落ちるも、次々と苦難が襲いかかる。2人の恋の結末は…… |
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放送年 | 2016年 |
放送局 | フジテレビ |
脚本 | 坂元裕二 |
メインキャスト | 有村架純(杉原音)、高良健吾(曽田練)、高畑充希(日向木穂子)、西島隆弘(井吹朝陽)、高橋一生(佐引穣次)、松田美由紀(柿谷嘉美)、小日向文世(井吹征二郎)、八千草薫(仙道静恵)ほか |
主題歌・挿入歌 | 明日への手紙 / 手嶌葵 |
公式サイト | https://www.fujitv.co.jp/b_hp/itsu_koi/index.html |
どぎつい
清純清楚なイメージのある松本穂香ちゃんですが、JOKER×FACEでは一転してなかなかにどぎつい役です。というのも穂香ちゃんの演じる流川は、第1話でオヤジ狩りをされた男に対し、アイドルと肉体関係を持つように言う極悪非道ぶりを見せつけるからです。流川はこの男とタッグを組んで、動画を撮りまくり再生回数が伸びていく様子に喜びを覚えるわけですが、相棒がどんな目に遭おうが御構い無しというサイコパスっぷりを見せつけることが多々あり、仕草や話し方なども本当に穂香ちゃんと疑いたくなるような豹変ぶりを見せてくれます。終わりまで見てみれば勧善懲悪ものだと言うことがわかるのですが、どぎついやり方で相手を追い詰めていく様子を見るとスカッとする反面、はめられた相手には同情したくなります。
この演技を見て穂香ちゃんの演技力と役柄の幅広さにはとても驚かされました。
相棒役は私の好きな松尾諭さんが演じられていて二人のかけあいというかやりとりなんかも見所ですね。