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純米の王道にして、生酛造りの王道をいく
日本を代表する純米酒。円熟した技術によって受け継がれる、手のかかる生酛を安定供給されていることに感服するしかない。常温で、冷酒として、ぬる燗で、どのように飲んでも隙のない造りの酒は完全無欠の偉大な食中酒だ。
3位菊姫 山廃純米
引用元: Amazon
酒蔵 | 菊姫(石川県) |
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味わい | 中口 |
アルコール度数 | 16%~17% |
日本酒度 / 酸度 | - |
精米歩合 | 70% |
公式サイト | https://www.kikuhime.co.jp/products/%E5%B1%B1%E5%BB%83%E7%B4%94%E7%B1%B3/ |
山廃の正統
味はまさに洗練の極み。甘辛の先にある、コメの旨味に山廃ならではのふくよかさと厚みがありながら飲み口は滑らか。この酒ならではの楽しみで、真夏に氷をひとかけら入れて飲むのもうまい。強靭な酒質の骨格があってこその飲み方ができる。
一周回って帰る所
辛口淡麗を、始めて日本中に広めることに成功した功労者。今でこそさまざまな日本酒があるがこれの発売当初のインパクトは絶大だった。ワインのように食卓におけるスタイリッシュなボトルデザインも4合瓶を一般化させた功績も大きい。味は不動の品質で好き嫌いを別にしてこれが「飲めない」という人は皆無だろう。
比類なき個性
こちらの蔵元は多くの実験的な酒を醸している。どれも少量生産で細やかな造りで全てを手間のかかるふねしぼりで絞っている。一つの蔵とは思えないほどに淡麗から濃醇まである中で、シュタルクカイザーは異色の一本です。食中酒として特化し、長期熟成にも耐えうる強靭な酒質、日本酒度+10でありながら見事なバランス。「力強い皇帝」稀有な一本です。