1分でわかる「ラース・フォン・トリアー」
デンマークが生んだ鬼才、ラース・フォン・トリアー
デンマーク映画界に対する他国からの関心を高めた偉大な監督、ラース・フォン・トリアー。10代の頃から作品を手掛けていた彼は、映画学校卒業後に長編サスペンス映画『エレメント・オブ・クライム』(1984年)を手掛け、デビューを果たしました。以後、あらゆるタブーに切り込んで映画制作するスタイルが話題になり、多くのメディアで''鬼才''と称されるようになります。
ラース・フォン・トリアー映画の特徴
過激な暴力・性描写でたびたび物議を醸す、ラース・フォン・トリアー映画。映像に独特な配色を用い、出演者に長時間役になりきらせて撮影するなど、制作過程において強いこだわりを持っています。今後の新作も、どれほどの衝撃を与えてくれるのか……映画ファンの注目を集めています。
悲しい物語『ダンサー・イン・ザ・ダーク』が有名
ラース・フォン・トリアーの代表作といえば、2000年公開の『ダンサー・イン・ザ・ダーク』。視力が失われていく女主人公・セルマの悲惨な人生を描いた鬱映画として有名で、日本アカデミー賞最優秀外国作品賞をはじめとする、数多くの映画賞を受賞した名作です。2018年には新作『ハウス・ジャック・ビルド』が公開。シリアルキラーの12年間を描いたスリラー映画で、観客を恐怖で震え上がらせました。
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絶望・鬱・悲劇。ダークサイドの全要素が詰まった名作
ラース・フォン・トリアーが監督した悲劇の名作『ダンサー・イン・ザ・ダーク』。
目の病気を持つ不幸なシングルマザーを、いくつもの悲劇が襲う、まさに救いようのない鬱映画です。
劇中の絶望とクッキリ対比させるかのように流れる、明るい色調のミュージカルシーンは、逆に怖い。
セルマ……来世は幸せになってくれ。
まつ育中
ギャル志望さん
1位(100点)の評価