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で、個人的に好きなのが後者の「泣ける映画」です。物語に描かれる愛や絆に心が共振して、ふと涙があふれてしまうという作品。そんな基準で選んだランキングです。
ランキング結果
人造人間と少女のピュアな愛
ジョニーデップとティム・バートン監督が初タッグを組んだ、心優しいファンタジーです。
町はずれの屋敷に置き去りにされていた人造人間エドワードが、とある家族に迎え入れられて、そこの娘キム(ウィノナ・ライダー)に恋をします。最初は彼を嫌っていたキムが、徐々に心ほだされ、惹かれていく段階が、とても愛らしく描かれます。
作り手が亡くなったため未完成のエドワードは両手がハサミのまま。
キムと心を通わせて、ハグしたいのに、それができない。このシーンのもどかしさ、哀切さには、きっと涙が流れてしまうはず。
後にバレエ化もされるほど、根強い人気を持つ作品です。
3位ショーシャンクの空に(映画)
引用元: Amazon
制作年 | 1994年 |
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上映時間 | 143分 |
監督 | フランク・ダラボン |
メインキャスト | ティム・ロビンス(アンディ)、モーガン・フリーマン(レッド/エリス・ボイド)、ウィリアム・サドラー(ヘイウッド)、ボブ・ガントン(ウォーデン・サミュエル・ノートン)、ジェームズ・ホイットモア(ブルックス・ヘイトレン)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:配信中 Hulu:なし |
「希望」の力に胸打たれる。
いわゆる「切ない」「悲しい」系の涙ではなく、感動に胸揺さぶられたからこそあふれる爽快な涙があふれる作品です。
冤罪で投獄されたアンディ(テxム・ロビンス)が、秘かに脱獄を企て一人でこつこつと準備をしていきます。やはり囚人のレッド(モーガン・フリーマン)との間に徐々に友情を育みながら、寡黙に目的に向かっていく姿が、時にスリリング、時に感動的です。
「希望」が、どれほど人生を照らしてくれるかと描いた感動作です。劣悪な環境のなかで、唯一希望を持ち続けることで成し遂げた奇跡のラストには、快い涙が流れると思います。(少なくとも私は、そうです。)
4位きみに読む物語(映画)
引用元: Amazon
制作年 | 2004年 |
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上映時間 | 123分 |
監督 | ニック・カサべテス |
メインキャスト | ライアン・ゴズリング(ノア・カルフーン)、レイチェル・マクアダムス(アリー・ハミルトン)、ジーナ・ローランズ(アリー・カルフーン)、ジェームズ・ガーナー(デューク)、ジョアン・アレン(アン・ハミルトン)ほか |
主題歌・挿入歌 | I'll Be Seeing You / ビリー・ホリデイ |
公式サイト | - |
動画配信サービス | U-NEXT:配信中 Amazon Prime Video:配信中 Netflix:なし Hulu:なし |
愛の強さ、愛の深さに心震える。
いくつもの愛がちりばめられた珠玉のラブ・ストーリーです。
施設にいる認知症の老女の元に通っては、ノートに書いた物語を語ってあげる老人。
彼が語るのは、1940年から始まるドラマティックなラブ・ストーリーです。貧しい青年ノア(ライアン・ゴズリング)と裕福な家の娘アリー(レイチェル・マクアダムス)の恋は、アリーの家族や戦争に寄って引き裂かれていきます。
そんな悲恋のその後の物語が、じわじわと涙を誘います。さらに、ラストに明かされる真実(ああ、ネタバレになるから言えないのがもどかしい!)には、もう号泣してしまいそうです。
逆境や時間にも壊せない、愛の強さに心が震えます。
あとがき
4位の『きみに読む物語』は「好きな恋愛映画ランキング」にも入れたく思いつつ果たせなかった作品です。波乱を超えて長く長く続く愛。それは手に入りにくいからこそ、より深い感動の涙をそそるのでしょうね。
映画愛と人の絆に涙があふれる。
イタリアの小さな島の映画館を舞台に。そこの映写技師と映画好きの少年トトとの間に結ばれた絆の深さ、温かさが胸にしみます。
長じたトトの結ばれなかった初恋の、その後のエピソードも、切ないけれ優しい後味を残してくれます。
そして、なによりも人生を支え導いてくれた映画へのあふれる愛。人生はままならないけれど、それでも愛と喜びに満ちていると、ささやきかけてくるような作品です。
戦闘中にカットされたシーンを繋ぎ合わせたフィルムを映写するラストに、あふれる涙が止まりません。
ジュゼッペ・トルナトーレの映像を、名匠エンニオ・モリコーネの音楽が盛り上げます。