1分でわかる「浦沢直樹」
ヒット作を次々と飛ばす漫画家「浦沢直樹」
浦沢直樹は、1960年生まれの東京都出身の漫画家。1983年に漫画『BETA!!』でデビューします。1986年には社会現象を巻き起こした柔道漫画『YAWARA』を連載開始。以後も探偵サバイバル漫画『MASTERキートン』やテニス漫画『Happy! 』などのヒット作を次々と発表します。ちなみに1999年から連載された『20世紀少年』は唐沢寿明主演で実写映画化され、一大ブームになりました。
「手塚治虫文化賞マンガ大賞」受賞作
1995年に発売された『MONSTER(モンスター)』は「手塚治虫文化賞マンガ大賞」の受賞作品。そして手塚治虫原作『PLUTO』で2度目の「手塚治虫文化賞マンガ大賞」を受賞しました。2度の受賞は史上初の快挙です。
海外からの評価も高い
その活躍は日本だけにとどまらず、2017年にはルーブル美術館から依頼され執筆した『夢印-MUJIRUSHI-』を発表し、世界中で話題を呼びました。
浦沢直樹が7年間温めてきた作品
2018年に連載が開始された『あさドラ!』。戦後から現代にかけて、ある女性がたくましく生きる様子を描いた一代記です。浦沢直樹が7年にわたって温めてきた作品でこれまでとは違う作風の漫画として注目を集めます。
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キートンがかっこいい
元SASで、オックスフォード大学を卒業している考古学者なんて肩書きだけでもかっこいいです。漫画の中でも知識を、時には持ち前の運動神経を使い困難に立ち向かっていくのはとても素敵です。中には勉強になる話や歴史的な背景を含む話もあり、楽しめると思います。
りんさん
1位(100点)の評価
妻に見放された考古学者?キートンはエリート保険調査員
名門オックスフォード大学を卒業したインテリ保険調査員の平賀キートン太一は、日英のハーフ中年男性。元イギリス陸軍時代士官候補生で、英国王族の救出の特命を受けるなど、実は凄腕軍人です。
しかし、現在は平凡は考古学者で、日本人数学者の妻に見放されるほどのくたびれた中年男性に見えてしまいます。
彼は保険調査員として、元々の能力を活かしながら、様々な事件を解決しています。その傍ら、考古学者として大学で講義をしたり、発掘調査に参加したりと、定職に就くことなく、自分だけの気ままな生活をしています。
しかし、一人娘の百合子は、父におせっかいをやき仕事を紹介したり、母のことをけしかけたりしています。大学生になった百合子は、父のいるイギリスの生活を希望しオックスフォード大学への進学を希望します。
そんな中で、キートンはイギリスだけでなく、世界の人からの要請があると現地へ行き、救出に尽力をしたり、謎の解明に走り回ります。[続きを読む]
こなみんさん
1位(100点)の評価
SASをこれで覚えた
主人公の平賀=キートンは日頃は冴えない保険調査員という仕事なのですが、実は元SAS(イギリス陸軍特殊空挺部隊)という出自というのがほんとに面白い設定です。実は保険調査員というのは、遺跡発掘をするための足がかりで実は考古学者になりたいというのが物語の核となります。保険調査員ということでいろいろな調査を任されるのですが、その調査が危険なものばかりで、元SASの経験を生かした戦闘知識やサバイバル知識で数々の困難を乗り越えていくというお話がすごく面白いです。
りんさん
2位(85点)の評価