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こぐねえ(木暮 亮)さんの「海外ビールランキング」

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更新日: 2020/06/11
こぐねえ(木暮 亮)

ビアジャーナリスト

こぐねえ(木暮 亮)

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まえがき

日本でビールというと金色の液体に白い泡。そして、炭酸が効いたお酒をイメージする人が多いと思います。

このビールは、ピルスナーと呼ばれ、世界的に1番飲まれているスタイルです。しかし、世界には色がピンク色だったり、味が酸っぱかったり(腐っているわけではありません)、アルコール度数が10%近くあったりと、たくさんのビールの種類があります。

このランキングでは、世界にある多種多様なビールの中から、私が飲んでみてほしい海外ビールをランキングしてみました。

ランキング結果

1ブリュードッグ パンク IPA

ブリュードッグ パンク IPA

引用元: Amazon

ブルワリーブリュードッグ(スコットランド)
スタイルインディア・ペールエール(IPA)
アルコール度数5.60%

世界で1番有名なクラフトビール

クラフトビール人気の立役者といわれているのがIPA(India Pale Ale インディア・ペールエール)というビールの種類です。

その中でも「ブリュードック パンクIPA」は、世界の醸造家に多大な影響を与えているIPA。その特徴は、ホップによる華やかな香りと強い苦味です。

「ビールの香りって?」と、普段飲むときに香りを意識することはないかもしれません。実は使うホップの品種によって、色々な香りが生まれます。

このビールは、グレープフルーツやライチを感じさせる華やかな香りとしっかりとした苦味のなかにあるモルトの甘味とスパイシーな風味が特徴で、飽きがこない飲み口です。

華やかな香りと一般的なビールとは異なる苦味に、ここからハマる人もいらっしゃいます。

2ピルスナーウルケル

ピルスナーウルケル

引用元: Amazon

ブルワリーピルスナーウルケル醸造所(チェコ)
スタイルピルスナー
アルコール度数4%~5%

これがいつもビールの元祖!

日本の大手メーカーの主力商品は、ピルスナーといわれる種類のもので、世界で最も飲まれています。

その元祖が、1842年にチェコで誕生したピルスナーウルケル。造り始めてからずっと味を変えずに造り続けています。

ハラディンカ・シュニット・ミルコと呼ばれる3つの代表的な注ぎ方があります。泡だけを注ぐミルコは、液体と泡の比率7:3が黄金比率が1番美味しいと思っている人にとって驚きを隠せない飲み方でしょう。

もちろん味も美味しいです。

ホップによるスパイシーな香りに、カラメルのような麦の甘味をしっかり感じられます。後に残るほどよい苦味の余韻は、次の一口を促してくれます。

瓶でも購入することもできるのですが、お店で専用のグラスで飲むことをおススメします。特にタップスターと呼ばれる公認の注ぎ手がいるところでは、確かな技術もですが、歴史的背景を聞きながら飲めるのでピスルナーウルケルのことを深く知ることができます。機会があれば、ぜひ飲みに行ってみてください。

3デュベル

デュベル

引用元: Amazon

ブルワリーデュベル・モルトガット醸造所(ベルギー)
スタイルゴールデンエール
アルコール度数8.50%

世界一魔性を秘めたビール

デュベルとは、フラマン語(ベルギーで話されているオランダ語)で「悪魔」を意味します。

オレンジやレモンのような柑橘類や青リンゴなどの果実類の香りに、スパイシーな香りもあります。アルコール度数は8.5%もありますが、苦味もあるのでスッキリとした飲み口です。気づいたら飲みすぎているまさに魔性のビールです。

味、色合い、アルコールの強さと種類豊富なベルギービール。専門店にいくと色々飲みますが、デュベルは必ず飲んでしまうくらい魅了されているビールです。

派生商品として、使用するホップを毎年変えて造るデュベル・トリプル・ホップがあります。

あとがき

私もビールにハマる前までは、こんなにたくさん種類があることを知りませんでした。

ビールは原料にフルーツやスパイスを使うこともできるので、醸造家のアイデアで個性豊かな商品がつくりやすいお酒です。そのほか海外ビールには瓶や缶のラベルが斬新なデザインだったりする商品が多くあります。文化の違いを味だけではなく、デザインからも楽しめるのが海外ビールの魅力だと思います。

ぜひ、色んな国のビールを飲んで、その奥深さを体感してください。

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