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1位Bloodborne(ゲーム)
引用元: Amazon
ジャンル | アクションRPG |
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対応機種 | PS4 |
プレイ人数 | 1~5人 |
対象年齢 | CERO:D(17歳以上対象) |
発売日 | 2015年3月24日 |
メーカー | フロム・ソフトウェア |
公式サイト | jp.playstation.com/scej/title/bloodborne/ |
2位SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
引用元: Amazon
ジャンル | アクションアドベンチャー |
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対応機種 | PS4、Xbox One、PC |
プレイ人数 | 1人 |
対象年齢 | CERO:D(17歳以上対象) |
発売日 | 2019年3月22日 |
メーカー | フロムソフトウェア |
公式サイト | sekiro.jp/index.html |
フロムの新たな挑戦、戦う音ゲー
隻狼は1位に挙げたBloodborneと同じく、フロムソフトウェアより発売されたゲームである。
これを読んでる方々はまたフロムかよ…と思うかもしれない。正直ボク自身そう思った。ステマか、と。違うんだ、ただのフロム脳患者なんだ。許してほしい。早急な血の治療を求む。
さて、タイトルに書いた通り隻狼はフロムソフトウェアのゲームにおいて今までになかった新たな挑戦を行っている。
それはなにか?RPG的なステータスシステムからの脱却である。
従来のダークソウルシリーズやブラッドボーンでは、ソウルや血の意志という【経験値】を集めることによりステータスを上げることができた。これにより、高難易度と言われながらも難所に当たる度にレベリングを行い突破することができていたのだ。
しかし、隻狼にはそれが存在しない。ギミックで突破できるボス以外に対してはプレイヤーのスキルアップ以外に突破する方法がないのである。
また戦闘システムもなかなか難しく、従来のシリーズにて貴ばれてきた【ヒットアンドアウェイ】という基本戦術のみでの勝利は困難になるよう設計されている。
隻狼の戦闘システムは至ってシンプルなものだ。攻撃と防御、単純明快なこの二つである。
本作にはしのぎゲージというものが存在する。このゲージは攻撃を受けたときやジャストガード(弾き)により徐々に上昇し、上限まで溜まってしまえば致命的な隙を晒してしまう。
このシステムは主人公にも、敵にも適用される。そして、このシステムこそが隻狼を【戦う音ゲー】と言わしめた所以である。
敵へ攻撃を行い、敵の攻撃を弾く。基本が刀と刀のぶつかり合いで、行動毎に金切り音が響く。そして、互いの行動モーションが定められている以上、同じリズムでそれが奏でられるのだ。
慣れない内は何度も倒れ、苦渋を舐めさせられるだろう。勿論、その過程で心折れた同士も私は数多く見ている。
しかし、しかしだ。ゲーマーとは、負けず嫌いなのである。楽しいゲームで、しっかりやれば攻略可能ならば、それは挑戦するだろう。
そして、自らの力で全てを平らげ、叩きのめしたとき。その快感こそが、このゲームの真骨頂なのだ。
3位レッド・デッド・リデンプションII
引用元: Amazon
ジャンル | アクションゲーム、アドベンチャー |
---|---|
対応機種 | PS4、Xbox One、PC |
プレイ人数 | 1~22人 |
対象年齢 | CERO:Z(18才以上のみ対象) |
価格 | PS4:8,759円(税込)※PS Store価格 11月21日現在
Xbox One:8,618円(税込)※Xbox Marketplace価格 11月21日現在 |
発売日 | 2018年10月26日 |
メーカー | テイクツー・インタラクティブ |
公式サイト | https://www.rockstargames.com/reddeadredemption2/jp |
心躍るアウトローたちの世界、映画の中にいる臨場感
アメリカ西部開拓時代。未開の地を自身の体と、仲間と、馬。そして相棒である銃を片手に駆け抜けるアウトローたちの時代。このゲームにはその時代に現代の人々が求める全てがある。
ナンバリングタイトルということもあり、一部の人には手が出し辛いイメージがあるかも知れない。だが、安心していただきたい。
このゲームはそういう意味ではなんの憂いもなくプレイできるゲームで、むしろ入り口ともいえるだろう。というのも、無印のレッドデットリデンプション(RDR)の舞台は、このRDR2の未来に当たるためだ。
前作をプレイしていた人間にとっては、既知のキャラクターたちが一部登場し、その過去の姿に触れることができる。しかし、それだけである。必須となる前提知識も何も、存在しない。
アメリカにおけるカウボーイは、日本でいう侍のような位置づけだと私は考える。侍がそうだったように、カウボーイたちが文明という時代の波に飲まれるその間際がこのシリーズの舞台である。
主人公は放浪のアウトローたちの集団の一員で、皆に頼られる副リーダー、あるいは用心棒的な立ち位置に居る。仲間思いだが暴力的で、口汚く、腕っぷしが強いならずもの。
それが主人公であるアーサーの冒頭の姿である。彼らは大きな仕事(勿論犯罪行為である)を失敗した結果お尋ね者になり、住み慣れた土地を追われている。ゼロからのスタートだ。
集団を纏め上げるのはダッチという理知的で冷静なリーダーだ。いや、だったと言うべきか。先に述べた大きな仕事の失敗にあたり、何かが変わってしまった。
それが主人公であるアーサーが冒頭から感じていることで、プレイヤーから見る彼も魅力的な一面と狂気的な一面の間で揺れ動いている。
仲間を思うアーサーはこのダッチの変貌を目の当たりにして、仲間とは何か思い悩むことになる。例え悪と呼ばれることを行っていても、【ならず者】と一言だけで表すにはヒトというものは複雑に過ぎる。
そんな現実でも往々にして感じることをRDR2は教えてくれる。ならず者アーサーはまだまだ人として未熟で、物語の中で成長していくのだ。
付き従っていたリーダーが揺らいだことで自らの足で立ち、進む先を決める責任とその怖さに震える。今まで切り捨ててきた、仲間以外の人々のことを考え、何が正しく何が正しくないのかを想い。自身の終わりを意識して、同じく終わりに向かいながらも懸命に生きる人々の【命】とは何かを考える。
そんな一人の、等身大の人間の【人生】が描かれているのがこのゲームなのだ。
ああ、窓に!!窓に!!!陰鬱で神秘的なスタイリッシュアクション
BloodBorne(以降ブラボ)はダークソウルシリーズで有名なフロムソフトウェアから発売されたアクションゲームである。
人々が現代よりも闇を恐れ、そこに恐ろしき獣を見出した時代。我々人間の世界では、夜の世界には様々な怪物が潜み、人々を襲うものだと考えられてきた。
このブラボの世界においては、怪物の存在は迷信などではなく実在の脅威として描かれる。諸兄は【人狼】と呼ばれる存在をご存じだろうか?
「ヒトが獣に変わる」
欧州におけるウェアウルフや東洋における獣憑き、それらは生まれついての獣なのか、ヒトから成るものかの違いはあれど世界中に存在する話である。
これが作中では、獣の病と呼ばれる病気として描かれる。この獣の病はヤーナムの地のみに現れる土着の病とされており、罹患したものをケモノの姿と心に変えてしまうのだ。
主人公は謎の病気を治療するため、ヤーナムの地を訪れた異邦人として描かれる。しかし何の因果か、主人公は【血の治療】を施された結果、全ての記憶を失ってしまう。
何故ここに訪れたのか、本当に自身が受けたのは血の治療だったのか…。何もわからない中、手元に残されたのは記憶にない自筆の手記【青ざめた血を求めよ、狩りを全うするために】
そんな状態で投げ出された主人公は襲い来る獣憑きをバッタバッタとなぎ倒し、狩人として陰鬱な不浄の町【ヤーナム】を駆ける。病に侵され苦しむ人々、獣の病によりヒトでなくなった者を狩る狩人、謎多き医療教会。
ストーリーでは北欧神話的な狂気と、限界状況でのヒトの恐ろしさを。プレイでは爽快な戦闘システムと、高難易度ゆえのやりがいを。考察面では少ない情報から様々なことを紐解く快感を。
ゲームに刺激を求める人々に全力でおススメできるのがBloodborneというゲームである。さぁ、考察沼へようこそ。かねて血を恐れたまえよ…