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子供時代の憧れは永遠に消えない
プッチンプリンは、どちらかというと「エセプリン」の類です。(私的な分類ですが)半分ゼリーのような存在です。そして後の半分は「プリンへの憧れ」です。つまりプリン本体であるとは言い難いのかもしれません。でも、子供の頃に憧れたプッチンプリンは、大人になって「あれ?これプリンかな?」と思ったとしても、「プリンへの永遠の憧れ」の塊なのです。あのプッチンがしたい。6つ年上の兄に、母に、プッチンされてしまった時のあの悔しさ。大人になったら、もういつでもプッチンし放題です。大人になって、憧れを全うする、長き夢をかなえてくれるのがプッチンプリンです。
和菓子としてのプリン
グリコのプッチンプリンに次いで「憧れの味」であるのが駿河屋さんの缶プリンです。水羊羹とプリンとゼリーなどの詰め合わせをお中元などでいただいたことがあるという方も多いのではないでしょうか。子供心には、水羊羹より魅力的に移りました。そして実際、美味しい。しっかりとした噛み応えがあって、卵の味もしっかりしていて。カラメルは大人の味に思えました。夏休みにおばあちゃんの家へ遊びに行くと、いつも選ばせてくれて、いとこたちと取り合いになるのがこのプリン。小さな缶に入っていて、すぐ食べ終わってしまうところもまた、後を引くのでしょう。満足する前に無くなってしまう。これ、ポイントですよね。むしろ大人になった今、なかなか買う機会のない貴重なプリンです。
マイナーメーカーにして最高峰のカスタードプリン
近所のスーパーで100円(税別)で売っていたので知りました。他のスーパーではほとんど見かけることもなかったので、そのスーパーへ行った時には必ず買うようにしていました。私にとっての理想形のプリンです。まずは、しっかりした噛み応えがあること。クリームみたいなトロトロプリンは好きじゃないのです。プリンっっっとしたプリンがプリンです!そして卵の味がしっかりしていること。噛み応えのあるプリンにありがちなのが、ゼラチン質が多く半分ゼリーのようになってしまっていること。でもこの淡路島焼プリンは違います。ちゃんとカスタードプリンらしい卵と牛乳の味と香りが堪能できます。そして、何より安い。近くのスーパーでは2個入り100円(税抜き)でした。コンビニスイーツより満足感があって、1日50円で楽しめるわけです。コスパ最高です。