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1位ロッキー・ホラー・ショー
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引用元: Amazon
制作年 | 1975年 |
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上映時間 | 99分 |
監督 | ジム・シャーマン |
メインキャスト | ティム・カリー(フランクン・フルター博士)、スーザン・サランドン(ジャネット・ワイズ)、バリー・ボストウィック(ブラッド・メイジャース)、リチャード・オブライエン(リフ・ラフ)、パトリシア・クイン(マジェンダ)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
2位時計じかけのオレンジ
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引用元: Amazon
制作年 | 1971年 |
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上映時間 | 137分 |
監督 | スタンリー・キューブリック |
メインキャスト | マルコム・マクダウェル(マルコム・マクダウェル)、ウォーレン・クラーク(ディム)、ジェームズ・マーカス(ジョージー)、ポール・ファレル(乞食の老人)、 リチャード・コンノート(ビリー・ボーイ)、 パトリック・マギー(ミスター・フランク)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
ディストピアと暴力を、狂躁的映像で描いたサタイア
抑圧的全体主義社会で、暴力とレイプに明け暮れる青年アレックス。アントニイ・バージェスの原作は異様な造語(ロシア語と英語のスラングのごった煮)で彩って雰囲気を醸していたが、スタンリー・キューブリック監督はさらにグロテスクなイメージをちりばめ、印象的な映像作品に仕立てている。
アレックスが「雨に唄えば」を歌いながら残虐行為をおこなうシーン、ベートーヴェンを愛好するアレックスが政府に洗脳を施され第九を聴くと吐き気を催すようになるエピソードなど、音楽の使いかたも独特。
社会批判でも内省的でもなく、しかし確かに核時代のありようを描いた傑作
1970年代後期には『スター・ウォーズ』に代表されるSFブームがあったが、そうした浮かれたムードとはまったく関係なく、『太陽を盗んだ男』はつくられている。屹立した傑作だ。
原子力発電所から盗んだプルトニウムを原料に、手近な道具だけで小型原爆をつくりあげる主人公。彼はなにかのイデオロギーに駆られていたり、社会を変える大仰な意図があるわけでもなく、また実存的苦悩を抱えているのでもない。
刹那的で、うっすらと虚無で、この感覚が作品全体の基調をなしながら、物語的にはアクションや動きがある。こうした難しい役柄を沢田研二がみごとに演じている。
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SF映画の楽しさと幻影、そのエッセンスはこの一作にある
どんな特撮技法を駆使しようとも、いかほどのスペクタクルを演出しようとも、SF映画の原点は「銀幕の夢」だろう。その儚さ、そして不滅の憧憬を、アイロニカルに表現した作品。
トランスヴェスタイトにしてバイセクシュアルの異星人フランクン・フルターは、“Don't dream it be it(夢見るのではなく、そのものになるの)”と歌う。しかし、祝祭的一夜がすぎてみれば“At the late night double feature picture show(二本立て深夜映画で)”のことなのだ。もちろん、夢は終わることはない。私たちは何度でも劇場へ足を運べるのだから。