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太陽を盗んだ男に関するランキングと感想・評価

太陽を盗んだ男

引用元: Amazon

最高評価

54.6

(8人の評価)

昭和邦画ランキング」で最も高い評価を得ています。

太陽を盗んだ男の詳細情報

制作年1979年
上映時間147分
原作レナード・シュレイダー『太陽を盗んだ男』
監督長谷川和彦
脚本長谷川和彦
メインキャスト沢田研二(城戸誠)、菅原文太(山下満州男警部)、池上季実子(沢井零子)、北村和夫(田中警察庁長官)、神山繁(仲山総理大臣秘書)ほか
制作山本又一朗
主題歌・挿入歌-
公式サイト-
参考価格2,240円(税込)

感想・評価

全 5 件を表示

SF映画ランキングでの感想・評価

社会批判でも内省的でもなく、しかし確かに核時代のありようを描いた傑作

1970年代後期には『スター・ウォーズ』に代表されるSFブームがあったが、そうした浮かれたムードとはまったく関係なく、『太陽を盗んだ男』はつくられている。屹立した傑作だ。

原子力発電所から盗んだプルトニウムを原料に、手近な道具だけで小型原爆をつくりあげる主人公。彼はなにかのイデオロギーに駆られていたり、社会を変える大仰な意図があるわけでもなく、また実存的苦悩を抱えているのでもない。
刹那的で、うっすらと虚無で、この感覚が作品全体の基調をなしながら、物語的にはアクションや動きがある。こうした難しい役柄を沢田研二がみごとに演じている。

牧 眞司

SF研究家・文藝評論家

牧 眞司さん (男性)

3位(75点)の評価

面白い映画ランキングでの感想・評価

ストーンズを日本に呼べ!

なんでも出来る力を手に入れながら、やりたいことは特に何もなかったという教師の悲劇。
「プロ野球の試合を最後まで放送しろ」「ローリング・ストーンズを日本に呼べ」
苦し紛れに口にした要求を「それだけ?」「しょぼくない?」と笑うか否か。
映画公開後、ナイターは放送延長するようになり、ストーンズも日本に来るようになった。今の時代に原爆を手に入れてまでもやりたいことはあるのだろうか。

しばりやトーマス

映画マイスター

しばりやトーマスさん (男性・50代)

3位(89点)の評価

面白い邦画ランキングでの感想・評価

色褪せない面白さ

本当の名作は令和の世になっても、面白いと感じるものだと悟った。気づけば、夢中になってテレビの画面を見ていた。

この物語は、ジュリー演じる化学教師が盗み出したウランで原爆を作り、警察に対して、3つの要求を突きつける。

怪しい魅力を放つ化学教師はもちろん、勝気な女ラジオDJ、菅原文太さん演じるベテラン刑事など魅力的なキャラクターも物語に華を添える。

ほろけい

ほろけいさん(男性・30代)

13位(82点)の評価

昭和邦画ランキングでの感想・評価

感動とか共感とかそういったものではないが目が離せない

人を選ぶ映画だとは思いますが、とにかく目が離せなく、一度見たら二度と忘れられない映画なのは間違いないです。
主役の圧倒的存在感、映画全体の雰囲気もまた独特でこの時代にしか作れないと思います。
ラストだけで今後20年間ぐらい思い出しそうな衝撃的な内容です。

ペン子

ペン子さん(女性・40代)

3位(70点)の評価

面白い邦画ランキングでの感想・評価

逆探知

当時の日本社会を上手に捉えているので、これからも若い世代に見てもらえるといい。

御免亭太

御免亭太さん

4位(96点)の評価

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