太陽を盗んだ男の詳細情報
制作年 | 1979年 |
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上映時間 | 147分 |
原作 | レナード・シュレイダー『太陽を盗んだ男』 |
監督 | 長谷川和彦 |
脚本 | 長谷川和彦 |
メインキャスト | 沢田研二(城戸誠)、菅原文太(山下満州男警部)、池上季実子(沢井零子)、北村和夫(田中警察庁長官)、神山繁(仲山総理大臣秘書)ほか |
制作 | 山本又一朗 |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 1,969円(税込) |
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感想・評価
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社会批判でも内省的でもなく、しかし確かに核時代のありようを描いた傑作
1970年代後期には『スター・ウォーズ』に代表されるSFブームがあったが、そうした浮かれたムードとはまったく関係なく、『太陽を盗んだ男』はつくられている。屹立した傑作だ。
原子力発電所から盗んだプルトニウムを原料に、手近な道具だけで小型原爆をつくりあげる主人公。彼はなにかのイデオロギーに駆られていたり、社会を変える大仰な意図があるわけでもなく、また実存的苦悩を抱えているのでもない。
刹那的で、うっすらと虚無で、この感覚が作品全体の基調をなしながら、物語的にはアクションや動きがある。こうした難しい役柄を沢田研二がみごとに演じている。
SF研究家・文藝評論家
牧 眞司さん (男性)
3位(75点)の評価