1分でわかる「園子温」
映画界の奇才「園子温」
園子温(その しおん)は1961年12月18日生まれ、愛知県出身。1986年に制作した短編ドキュメンタリー映画『俺は園子温だ!』が、ぴあフィルムフェスティバルという映画祭で入選し注目を集めました。以後、過激な描写が話題になったサスペンスドラマ『恋の罪』(2011年)や「染谷将太」「二階堂ふみ」が大ブレイクするきっかけとなった『ヒミズ』(2012年)、任侠アクションもの『地獄でなぜ悪い』(2013年)などの名作を世に生みだし、「映画界の奇才」と称される存在に。この3作品を含む多くの園子温作品は、ヴェネチア・カンヌなどの名誉ある国際映画祭で数々の映画賞を受賞しており、高い評価を得ています。
「満島ひかり」と「西島隆弘」の才能を見出した『愛のむきだし』
バイオレンス・洗脳など重いテーマを扱った園子温監督作品『愛のむきだし』(2009年)。「渡部篤郎」や「渡辺 真起子」といったベテラン俳優陣が脇を固めるなかでメインキャストを務めたのは、パフォーマンスグループAAA(トリプルエー)の「西島隆弘」と、当時無名だった「満島ひかり」。西島は映画初出演ながら、父からの愛情を欲すあまり犯罪に手を染める高校生という難しい役どころを好演しました。そして「満島ひかり」も体を張った演技を披露。「芝居が狂気とも呼べる域に達した」と、園子温監督に演技が絶賛された彼女は、数多くの映画賞で新人賞を受賞。これにきっかけに実力派人気女優としての階段を駆け上がりました。
THE・園子温
初めてこの映画を観たとき、すごいものを観てしまったという感覚でしばらく方針状態だった。4時間近くもあるけど、俳優さんたちの鬼気迫る演技と物語に引き込まれ一気に観てしまった。ラストは意外と爽やかで清々しい気分になる。愛とは性とは宗教とは……。いろいろ考えて頭パンクしそう。
マルコさん
1位(100点)の評価
極上エンターテイメント!
私が初めて出会った園子温監督の作品です!4時間近くある大作ですが、長さを感じさせない疾走感と爽快感でした。キャラクターの濃さは他を見ない変態ぷりでみんな人間臭くどんな非道なことをしようが最後には愛しくなってしまうほど。ゆらゆら帝国の小気味よいサウンドが作品を彩っています。むきだしの愛って簡単に世界を変えることができる素晴らしいものです!恥ずかしくなんかない!
かおさん
1位(100点)の評価
4時間だけど中身詰まってる!
4時間近くの超大作。でも4時間かけて見てよかったと思うのがこの作品です。長時間だけどあっという間。なぜなら面白いから。中身ギッチギチに詰まってます!
主要キャストは、西島隆弘と満島ひかりと安藤サクラ。内容はR-15指定。そりゃそうだよなっていう内容になっています。
好き嫌いがわかれそうな映画だけど、見て損なしの良作でしょう!
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榎戸広明さん
3位(90点)の評価