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伊藤 善久さんの「軟水のミネラルウォーターランキング」

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更新日: 2020/08/25
伊藤 善久

『ミネラルウォーター大全』管理人

伊藤 善久

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まえがき

ミネラルウォーターをランク分けするのはとても難しいです。それぞれに思い入れがあり、それぞれに特徴があり、魅力があります。

ですから順位が上だから優れていると言う事ではなく、ほんの少しだけ強く印象に残った、そんな風に解釈していただけら幸いです。

ランキング結果

1SOC 温泉水99

SOC 温泉水99

引用元: Amazon

内容量500ml
硬度1.7mg/L(軟水)
公式価格30本入り:5,346円(税込)

最近は販売する店も増え、買いやすくなった

この製品の故郷は鹿児島県垂水市。
私自身も5回くらい訪れた事がありますが、活火山である桜島がドーンと目の前に見え、強くその存在を意識する環境下にあります。

製品名の通り原水は温泉水で、硬度は1.7と非常に低く、口当たりの軽い喉越しと、スルッと体に入っていくような滑らかさが心地良いです。

超低硬度のほかに強めのアルカリが特徴で、9.5~9.9は国産の製品でもかなり値が高いと思います。

以前は販売範囲がそれほど広くはありませんでしたが、最近はスーパーやコンビニでも手に入れられるようになりました。
手に入れやすい事も加点理由とし、1位にしました。

2飲む温泉水 弥生の舞

内容量500ml
硬度3mg/L(軟水)
公式価格24本入り:7,200円(税込)

PH10を超える温泉水

山梨県大月市にある真木温泉は、山間にある良い雰囲気の中にある有名旅館。「弥生の舞」はその温泉旅館が誇る温泉水を原水としています。

PHは10を超える10.3です。国産のミネラルウォーターでは一番だと思います。

私は実際に5回ほど工場を訪れた経験があり、原水も飲んだ事があります。硬度は2.65と非常に低く、口に入れるとスッと消えるような軽さを感じました。滑らかな後味も特徴的です。

驚いたのはコーヒーを淹れたとき。
普通の豆なのにここまで美味しくなるのか!と思いました。後味がサッと引くような爽やかな味に仕上がるのです。水の違いがコーヒーの味を変えると実感したのがこの製品を使った時です

際立つ特徴を持つので1位にしようとしましたが、購入できる店が殆ど無いので2位に選んでいます。

3白神山美水館 白神山地の水

白神山美水館 白神山地の水

引用元: Amazon

内容量500ml
硬度0.2mg/L(軟水)
公式価格24本入り:3,369円(税込)

世界自然遺産のブナ林を想像しながら飲む

採水地は青森県西津軽郡鰺ヶ沢町で、周辺は国有地に指定されているので、許可なく入る事はできません。

時が作り上げた圧倒的な自然の中に降った雪や雨が、世界自然遺産にも選ばれたブナの森を経て磨かれ、質の高い水として生まれ変わったのがこの製品の原水です。
硬度は0.2と非常に低く、何も邪魔しないスッとした軽い味が特徴的です。喉が渇いている時に飲むと、永遠に飲み続けられるのでは?そんな感覚にさえなります。

どこにでも売られているような製品ではありませんが、最近は目にする機会も増えた気がします。落ち着いた黒のラベルバージョンもありますので、こだわりのある方はそちらを買ってみるのも良いと思います。

4滝野川 飲む温泉 観音温泉

滝野川 飲む温泉 観音温泉

引用元: Amazon

内容量500ml
硬度0.7mg/L(軟水)
公式価格24本入り:4,212円(税込)

硬度0.7の温泉水は昭和38年 1963年に掘り当てられた

採水地は静岡県下田市横川観音温泉。
飲泉可能な源泉かけ流しの秘湯として有名な温泉です。私はまだ実際に訪れた経験はないのですが、いつか行って実際に飲んで来ようと強く考えています。

硬度が1未満 0.7と非常に低く、飲んでみるとその軽さに驚きます。ぐいぐい飲むのに適した味とでも言いましょうか、スッと身体に入っていくような感覚が心地良いのです。そのまま飲むのは勿論、炊飯やお酒の割水にも合う水だと思います。

PHは9.5で、アルカリが少し強め。

黄金色の特徴的なラベルは一度見たら忘れられません。ミネラルウォーター売り場にあると直ぐ存在に気付くレベルで目立っています。

5富士ミネラルウォーター

富士ミネラルウォーター

引用元: Amazon

内容量500ml
硬度38mg/L(軟水)
公式価格24本入り:3,090円(税込)

日本のミネラルウォーター原点ともいえる製品

とても飲み易く、誰にでも受け入れられる、まさに万能選手と言った印象のミネラルウォーターです。サミットや公式の場で使用される事も多く、最近ではあちこちで売られているので手に入れやすくなりました。

富士ミネラルウォーターを販売しているのは、昭和4年の1929年から水を製造している老舗中の老舗で、日本のミネラルウォーター史を語る上で外す事の出来ない存在です。現在の採水地は山梨県富士吉田市ですが、創業の地は南巨摩郡身延町にあり、「日本エビアン」と言う名で水の販売を始めた経緯があります。

創業地にあった工場は取り壊されてしまいましたが、私は1度だけ工場見学をした事があり、その後周辺の雰囲気に魅せられ、10回ほど訪れてしまいました。ゆったりとした時間が流れる雰囲気が魅力的な温泉地です。

6財宝 財宝温泉

財宝 財宝温泉

引用元: Amazon

内容量500ml
硬度4mg/L(軟水)
公式価格500ml(25本入り):2,667円(税込)

口当たりが軽く、グイグイ飲める。

「財宝」の故郷は鹿児島県垂水市。桜島の迫力を間近で感じる事ができる素敵な場所。
私自身も5回ほど訪れた事がありますが、周辺はミネラルウォーターの聖地と言っていいほど、色々な製品を製造・販売している会社が多いです。

火山の恩恵を受けた温泉水が原水で、硬度が4と非常に低い為でしょうか、とても口当たりの軽い、グイグイ飲めるタイプの味です。飲んだ後のスッと消えるような感覚が心地良いです。焼酎も販売している会社ですから、この水で割って飲めば贅沢この上ありませんね。

ちなみに垂水市に行くと、財宝専用の自動販売機があります。是非現地まで行って皆様にも確認してもらいたいです。
あと、東京ドームバックスクリーン横には、スポンサー企業として、青地に白文字で財宝と誇らしげに表示されています。

あとがき

私のランキングを見て下さって感謝しています。

このランキングは軟水の多い日本の水の中でも、かなり硬度の低いものを意識しして選びました。老若男女人種を問わず楽しめる水たちだと思っています。

是非色々な所で色々な製品を見つけ、数多くの水を楽しんでみてください。

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