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ちゅぐみさんの「寿司ネタランキング」

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更新日: 2022/11/11

ちゅぐみ

ランキング結果

1鮭・サーモン

鮭・サーモン

サケ(鮭 Oncorhynchus keta)は、サケ目サケ科サケ属の魚。狭義には種としてのO. keta の標準和名であるが、広義にはサケ類一般を指すことが多い。サケは程よく油がのったクセのない身をもち、加熱すると独特の食感があらわれる。それらの特徴を引き立たせる様々な料理がある。

サーモンデイズ

炙りチーズサーモンなど様々なアレンジを楽しむことができ
そのままでも加熱しても美味しいので悪いところなしです!
値段で味が大きく左右されることもなく、どこのお店でも美味しくいただくことができるので外国人観光客の方にも是非食べてほしいネタです。何を食べるか迷ったときはサーモンにしてみませんか?
最近は物価の高騰で有名なすしチェーン店も値上げをしていますが
サーモンは元々は寄生虫対策がされていないという理由で、食べられていなかったのも手伝ってか「最近のネタ」というイメージがあり
価格の高騰を抑えられています。安くておいしいという回転ずしの理念にここまで合うネタは他にはないのではと考えることもあるぐらいです。サーモンは彩もよく、スモークサーモンにしてもその鮮やかな
ピンク色は色あせず私達に食べることの魅力には、視覚的な情報が
大きく関わっていると気づかせてくれます。
ではここからは、私はこの料理でできているといっても過言ではない
母親の名前よりも呼んだ私の大好きなサーモン料理について話させていただきます。2007年和歌山県の小さな村に私は生まれました
小さな頃から近くに川や自然が豊かな環境で暮らしてきた、私にとって
サーモンは家族であり大切な友人の一匹でもありました。
しかし、進学を機にサーモンとは離れて生活をすることになり
「お互いの人生を生きようね」と彼の鱗に誓いました。
その後私はアメリカの駐車券を作る会社に就職、彼は地元の「スシロー」と呼ばれる大手チェーンに就職しました。それから二年がたち
アメリカでの仕事に躓いた私は、地元に帰ることにしました。
家に向かって歩く私の足取りは青春の日々を思い出しながら、大きくなった歩幅に少しのなつかしさを重ねた軽くも重いものでした。
しばらく歩いた私はふと横を見ると、そこには昔とあまり変わっていないスシローが聳え立っていました。彼はまだいるだろうかと暖簾を押す
私の手はかすかにふるえていました。次の瞬間私に目に飛び込んできたのは、変わり果てた彼の姿でした。かつて輝いていた彼の眼は今は深い海の底のように濁り鱗は剥ぎ取られていました。近くに一枚だけ残っていた彼の鱗を胸に私は人目もはばからず「人前で泣くのは何年振りだろう」と思いながらスシローの床を灰色に濡らしました。しばらく泣いた後、彼と交わした「お互いの人生を生きようね」という約束を思い出した私の足取りは以前より強く希望に満ちていたはずです。
店を出るとき彼がかすかに笑った気がしました・・・

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