道ありきの詳細情報
参考価格 | 737円(税込) |
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『道ありき』(みちありき)は三浦綾子の自伝小説。同作は三部作であり、共に主婦の友社の雑誌『主婦の友』に連載し、同社より刊行。現在は新潮文庫のロングセラーとなっている。(引用元: Wikipedia)
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感想・レビュー
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三浦綾子の書籍ランキングでの感想・レビュー
参考価格 | 737円(税込) |
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『道ありき』(みちありき)は三浦綾子の自伝小説。同作は三部作であり、共に主婦の友社の雑誌『主婦の友』に連載し、同社より刊行。現在は新潮文庫のロングセラーとなっている。(引用元: Wikipedia)
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作家三浦綾子の昭和21年4月13日から昭和34年5月25日までの心の歴史を描く自伝的文学作品。真摯な魂の軌跡。
敗戦に伴い、軍国教師としての自信も誇りも生き甲斐も全てが崩れ去り、癒しようもない虚無感に蝕まれ、二重婚約をしてしまう。更に肺結核の発症により、絶望の底へ突き落された。恋人前川正の懸命な祈りと献身のおかげで虚無と絶望の底なし沼から生還できた綾子は、前川正の信じるキリスト教を信じてみようかと生きる方向を向き始める。その綾子を前川正の死が襲う。真実な生き方を求める魂の軌跡を描く青春小説の金字塔。この内容は令和の今でも古びることなく、若い魂に語りかけてきます。
道ありき(第一部青春篇) この土の器をも(道ありき第二部青春篇)光あるうちに(道ありき第三部青春篇)の三部作の第一部となっています。
1998年1月までの発行部数147万部です(三浦綾子記念文学館調べ)
1969年1月31日 単行本発行 主婦の友社 B6判 厚紙装 カバー オビ 306頁 装幀 堀文子
オビに「三浦綾子初めての自伝小説!/退廃と絶望の底から、愛と信仰によみがえるまで。人気随一の女流作家が告白した"心の歴史"。」とある。
オビ裏に「わたしはこの中で、自分の心の歴史を書いてみたいと思う。/ある人は、「女には精神的な生活がない」と言った。果たしてそうであろうか。この言葉を聞いたのは、わたしが、女学生の低学年の頃であったが、(女にだって魂はある。思想はある。いや、あるべきはずである)と、そのときのわたしは、自分自身にそう言いきかせた。/この作品は、わたしの心の歴史であって必ずしも、事実そのままではない。/しかし、心の歴史である以上、わたしの精神的な生活を豊かにし、生長させ、もしくは傷つけた事柄は、なるべく事実に即して書いていきたい。(“はじめに”より)/三浦綾子」とある。
三浦綾子マイスター
ロン@三浦綾子大好きさん (男性・60代以上)
5位(93点)の評価