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細川ガラシャ夫人に関するランキングと感想・レビュー

 細川ガラシャ夫人

引用元: Amazon

最高評価

70.2

(6人の評価)

三浦綾子の書籍ランキング」で最も高い評価を得ています。

細川ガラシャ夫人の詳細情報

参考価格693円(税込)

細川ガラシャ夫人がランクインしているランキング

感想・レビュー

全 1 件を表示

三浦綾子の書籍ランキングでの感想・レビュー

実の親子も殺し合う戦国の世にあって、愛と信仰に殉じた細川がラシャ夫人を描く、三浦綾子初の歴史小説

明智光秀の娘として何不自由なく育てられた玉子は、当代随一の美貌と才知に恵まれていた。十六歳になった時、細川忠興のもとに嫁ぐことになった。夫忠興は玉子の美貌の故に、ほとんど外出を許さず縛りつけるような愛の持主であった。ある日玉子の父明智光秀が、主君信長のむごい仕打ちに耐えかねて織田家に反旗を翻した。一転して逆臣の娘となった玉子は苦難の日々を過ごすことなる。父母一族は滅夫や子とも引き裂かれた玉子は、秀吉のキリシタン弾圧の下で、洗礼を受けることを決意する。信仰の人細川がラシャ夫人に焦点を当て、生きることとは、信仰とはを追求した歴史小説の傑作。綾子の歴史長編小説期の最初を飾る名作。この時期に書かれた長編小説は『千利休とその妻たち』『海嶺』などがあります。                         
1998年1月までの発行部数124万部です(三浦綾子記念文学館調べ)                         
「主婦の友」 1973年1月~1975年5月 連載                                    
オビに「戦乱の世を熾烈に生きた女性。その生涯に投影される著者の愛と信仰の世界。代表作の呼び声も高い名作!」とある。                                                 
オビ裏に「感動的な三浦さんの「がラシャ」/評論家佐古純一郎/読んでいくうちに、描かれるガラシャ夫人と書く三浦綾子さんとが、いつしか私の心の中で、ぴったりと重なり合うのを感じたが、それは三浦さんとガラシャが時を超えて、人格と人格との、信仰におけるひびきあいを経験していることを意味しているのであろう。/がラシャの眼を通して観た世界/国学院大学教授博士樋口清之/三浦さんの作品は、ガラシャ(玉子)を軸にしてガラシャの心の動きを巧妙に描き出したものとして注目に値する。点景にとりあげられている事象も、背景になっている社会情勢も、すべてはガラシャの眼を通して組み立てられている。」とある。  

ロン@三浦綾子大好き

三浦綾子マイスター

ロン@三浦綾子大好きさん (男性・60代以上)

6位(91点)の評価

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