国家が破産する日の詳細情報
制作年 | 2018年 |
---|---|
上映時間 | 114分 |
監督 | チェ・グクヒ |
脚本 | オム・ソンミン |
メインキャスト | キム・ヘス(ハン・シヒョン)、ユ・アイン(ユン・ジョンハク)、ホ・ジュノ(ガプス)、チョ・ウジン(パク・デヨン)、ヴァンサン・カッセル(IMF専務理事)ほか |
制作 | イ・ユジン、オ・ヒョジン |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 4,554円(税込) |
『国家が破産する日』(こっかがはさんするひ、朝鮮語原題:국가부도의 날)は、2018年の韓国映画。 (引用元: Wikipedia)
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感想・評価
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『パラサイト 半地下の家族』にも負けていない
『国家が破産する日』は骨太な政治ドラマであり、現在の韓国が抱える問題の原因がどこにあったのかを指摘する、社会派映画でもある。
その回答として、この映画は97年の通貨危機こそ大問題だったと断じ、そこで行われた売国的経済政策がいかに非人道的であったかを、非常にわかりやすく、スリリングに見せてくる。
しかも凄いのは、それを韓国の過去の出来事として扱うのではなく、その中から普遍的な問題点を抽出し、実は同じことが今、世界中で、つまりアナタの国でも起きているんですよと最後に訴えかけるところだ。
この瞬間、本作は全世界の人たちにとってみる価値のある、優秀なドラマへと変貌するのである。
『パラサイト 半地下の家族』がそうであるように、優れた社会派作品とは、ある時代のある地域(この場合は現代の韓国)を描いているように見えて、そのじつどの時代のどの国の人が見ても、これは我が事だと思い知れる当事者性を感じさせるもの。
その意味で『国家が破産する日』は、『パラサイト 半地下の家族』と同等レベルの普遍性と面白さを持った作品で、自信をもっておすすめできる。
映画批評家
前田 有一さん (男性)
3位(75点)の評価