らーめん才遊記の詳細情報
作者 | 河合単 |
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ジャンル | 料理漫画 |
出版社 | 小学館 |
連載 | ビッグコミックスペリオール(2009年17号~2014年5号) |
巻数 | 全11巻 |
参考価格 | 759円(税込) |
らーめん才遊記がランクインしているランキング
感想・評価
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料理・グルメ漫画ランキングでの感想・評価
ラーメン漫画ランキングでの感想・評価
美味しいラーメンではなく、お客さんによく売れるラーメンを題材にした漫画です!
美味しいから売れるとは限らないと、この漫画で初めて知りました。
味はそこそこ、そして安心感や満足感や価格で多くの人がラーメンを頼んでいると。一方でミーハーなラーメン好きはラーメンそのものではなく情報を食べているとのこと。
行列ができているからとりあえず自分も並んでみよう、雑誌やテレビで紹介された店だから自分も行ってみようとするそうですが、こういった考察を含め、あくまでもフード・コンサルティング目線でラーメンという食べ物を奥深く描いているのがとても勉強になりました。
漫画ですけどあなどれないですよ。
ラーメン漫画ランキングでの感想・評価
ラーメンを知るのに最適なシリーズ。続編もぜひ!
人気ラーメン店「らあめん清流房」のオーナーにしてラーメン界のカリスマ芹沢達也はラーメン向けフードコンサルタント会社「清流企画」を設立。そこに新入社員として入社した汐見ゆとりは、有名料理研究家を母に持つ料理の天才だった。ゆとりは芹沢に導かれ、フードコンサルとして成長していく。
前作『ラーメン発見伝』で人気を博したキャラの芹沢を中心とした、外伝的な作品でもありますが単体でも楽しめます。2009年の作品ですが、2020年にドラマ化。そして続編『ラーメン再遊記』の連載が開始されました。
2009年から2014年までの連載期間中は、かなりラーメン界隈のトレンドをしっかりと押さえています。そのため、2020年の今読むと若干古いと感じる部分があるかもしれません。でも、作品の根底と、芹沢のアクの強さは変わりません。
このラーメンはなぜおいしいのか、どうして流行したのかというロジックの部分などもしっかりとしていて読み応えがあります。ラーメンを知るのに最適な作品でもあります。
漫画:2009年〜2014年
ドラマ:2020年4月〜6月
醤油・日本酒研究家/グルメ漫画研究家
杉村 啓さん (男性・40代)
4位(85点)の評価