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今回は、辛口の中でも「スッキリ系」の辛口に絞ってみました。
ふくよかで芳醇な辛口もたくさんあるのですが、選んだのは、きりっ!としたイメージが強いものばかりです。
きっちり冷やして、和食と合わせて飲みたいようなものばかりなので、暑い季節にはぜひぜひお試しくださいね!
ランキング結果
1位ウィリアム・フェーヴル シャブリ
引用元: Amazon
タイプ | 白ワイン |
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味わい | 辛口 |
生産地 | フランス ブルゴーニュ地方 |
生産者 | ウィリアム・フェーヴル(William Fevre) |
これぞ日本の辛口ワイン。北限地で造られる甲州は、優しさと酸味のバランスが絶妙!
月山(がっさん)ワインの正式名は、「月山ワイン山ぶどう研究所」。山形県鶴岡市に、昭和55年に造られたワイナリーです。
こちらの甲州シュール・リーは、ジャパン・ワイン・チャレンジなど数々のコンクールで受賞歴を持つワインなので、見たことあるぞという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
甲州ぶどうといえば山梨県が主流なので、山形で甲州?と思われるかもしれませんが、実は庄内地方でも古くから栽培されています。まさに、甲州ブドウの北限とも言われる地域です。
この地域の歴史ある甲州ぶどうを100%使用して造られたのが、こちらのワイン。きりりとした酸味としっかりとした骨格、そこに柑橘系のふくよかな香りが重なり、なんとも絶妙なバランス感。いや、単純に美味しいなあと。
日本の湿度と温度、そして日本の食にしっかりと調和した、日本でこそ飲みたい辛口ワインです。
3位ユルチッチ ソンホフ グリューナー・フェルトリーナー テラッセン
引用元: Amazon
タイプ | 白ワイン |
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味わい | 辛口 |
生産地 | オーストリア ニーダーエスターライヒ州 |
生産者 | ユルチッチ・ソンホフ(Jurtschitsch Sonnhof) |
地に足のついたしっかりとした辛口。和食にもオススメなオーストリアワイン。
オーストリアの白ワイン、日本であまり見かけることがありませんが、実は和食によく合うと昔から思っています。
グリューナー・フェルトリーナーなんて聞いたこともない…と思うかもしれませんが、これがオーストリアで最も重要な白葡萄品種。新鮮なハーブやスパイス、フレッシュな柑橘系の生き生きとした香りが特徴で、どこかエキゾチックなニュアンスと厚みのあるテクスチャーが特徴的な辛口ワインです。
引き締まった香りのトーンと引き締まった酸、そして適度に厚みのある口当たりが、白身のお刺身や焼き魚など、さっぱりした和食に本当によく合います。
今回選んだユルチッチという造り手は、家族経営の歴史あるワイナリーで、どのラインナップも本当に高品質。私に最初にグリューナーのおもしろさをを感じさせてくれたワイナリーです。
見つけたら、ぜひ試してみてくださいね!
きりりとした辛口ワインの代名詞!クリーンでフレッシュな王道シャブリ
辛口ワインといえば、「シャブリ」。
きりりとした酸味と硬質的なミネラル感、がっしりとした骨格…。「辛口が好き」という方にお出しして間違いなく喜ばれるワインですから、これをランキングから外すわけにはいきませんよね。
ブルゴーニュ地方の最北に位置するシャブリ地区は、冷涼で鉱物の多い土壌で、「シャブリ」はこの土地のシャルドネ種から造られる白ワインです。
シャブリとひとことで言っても、実はランクもいくつかに分かれていたり、造り手によって醸造スタイルが異なっていたりと、味わいの個性も様々。ウィリアム・フェーヴルはシャブリ地区を代表する造り手のひとつで、私たちがイメージするような、フレッシュでクリーンなシャブリのスタイルを貫いています。
透明感があり、きりりと引き締まった酸味をもつこういう白ワインを飲むと、なんだかこちらまで背筋が伸びるような気がしてきますよね。ダラダラしがちな暑い夏の日に、キンと冷やして飲みたいワインです。