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面白い邦画ランキングということで、大好きな作品で作ってみました。どれも邦画ならではの魅力がつまった珠玉作です。
ランキング結果
いま必要なのは、こんな家庭教師です
どこにでもありそうな家族のもとに、普通じゃない家庭教師がやってくる話…では収まらないシュールさが魅力の作品。
話の通じない父親
やさしいけど頼りない母
優等生の兄
高校受験を控えた弟
どこにでもある家庭には、どこにでもある問題があり、解決しそうでしない、社会の小さな闇があるもの。その小さな闇を強引な方法で照らす男は果たして善なのか悪なのか。
こんな家庭教師は絶対嫌だ…と思っていたはずが、最後にはこの人が自分の家庭教師だったらと思ってしまう不思議な一本です。
3位鮫肌男と桃尻女
この世で一番格好いい映画!…かもしれない
たぶん、この世でいちばん格好いい映画です。ストーリーも、ビジュアルも、キャストも含め、邦画でこんなにスタイリッシュな映画があったのか…!と概念を変えてくれる一本。
物語は、ヤクザの金を盗んで逃げる鮫肌黒男と、変態偏愛ストーカーの叔父から逃げる桃尻トシコが偶然出会うところから始まります。
追われる2人、追うヤクザと殺し屋。逃げるうちに惹かれ合っていく2人。登場する誰もが魅力に溢れ、クセが強く、そして格好いい。いまでこそ渋めの役が多い浅野忠信さんですが、これこそが真骨頂だと確信できるほどのハマり役です。
4位リベンジ!
制作費が40万円とは思えないほど最高の探偵映画
インディーズ映画からも一本ご紹介します。本作は制作費がわずか40万円!
しかしそれをまったく感じさせない完成度と見事な脚本に驚かされます。
とある探偵にスマホ回収の依頼が舞い込む。簡単な仕事のはずが、ヤクザに命を狙われるはめに…。
とにかく劇中の画がすばらしいです。あれもこれも、どうやったら低予算でここまで面白い映画がつくれるのか。ストーリー展開、伏線の回収も見事で、予算をかけなくても最高の映画はつくれると証明してくれた一本。
メジャー作品も裸足で逃げ出すと言っても過言ではありません。
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暴力映画?いいえ、真面目な男の愛の物語です
北野武監督の作品=暴力と思っている人にこそ見てほしい…。「その時に抱きとめてくれるひとがいますか」のキャッチコピーの通り、本作は愛の物語です。真面目で不器用な刑事が、自分の大切な人を守るため、救うために人生を捨てる。あなたは真似できますかと強烈に問いかけられ、もし自分の身に同じことが起きたら…と考えさせられます。
暴力描写はありますが、それは暴力を格好良く描かず、しっかりと痛く描くことで真似をする人間がいなくなるように、また、リアルに自分事として捉えてもらえるように、という北野監督の意図があります。
ちょっとリアルすぎて、見ている途中で「痛い」と声が出てしまいそうですが、その怖さを乗り越えてでも見る価値のある一本です。