1分でわかる「カズオ・イシグロ」
ノーベル文学賞を受賞した「カズオ・イシグロ」
カズオ・イシグロは1954年11月8日生まれ。長崎出身の日系イギリス人作家。『不思議に、ときには悲しく』(1980年)、『Jを待ちながら』(1981年)と『毒殺』(同年)の三つの短篇をは発表しデビューします。以後、日本や海外で数々の文学賞を受賞し、若くして才能を開花させました。そして2015年には英語圏で最高権威をもつ文学賞であるブッカー賞を、2017年にはノーベル賞を受賞し、世界を代表する大作家として知られています。
カズオ・イシグロの代表作
ベストセラーを乱立しているカズオ・イシグロ。なかでも有名なのはブッカー賞を受賞した『日の名残り』(1989年)、綾瀬はるか主演でドラマ化された『わたしを離さないで』(2005年)、ノーベル文学賞を受賞したファンタジー作『忘れられた巨人』です。
フィクションから現実を考えさせられる
カズオイシグロの代表作の『わたしを離さないで』。
本当にこういう世界があったらとても怖いなと読んでいてビクビクさせられた作品。架空の世界であったとしても、現実誰かが犠牲になって自分が生きていられるのではないかといったことを考えさせられました。
とにかく暗い作品だったけど奥深い作品でした。
ギャルみざわあゆ子さん
1位(100点)の評価