このランキングでは宮部みゆきが手掛けたすべての作品が投票対象です。短編やエッセイ、共著にも投票可能です。ただし、絵本は除外とします。あなたの好きな宮部みゆきの作品に投票してください!
【人気投票 1~46位】宮部みゆきの書籍ランキング!みんながおすすめする作品は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
ミステリーやサスペンス、時代小説からファンタジーまで、あらゆるジャンルで名作を世に送り出してきた小説家・宮部みゆき。今回は「宮部みゆきの人気書籍ランキング」をみんなの投票で決定します!出世作の『火車』(1992年)や、宮部みゆき初のSF小説として話題になった最新刊『さよならの儀式』(2019年)は何位にランクイン?あなたがおすすめする作品を教えてください!
最終更新日: 2024/12/13
ランキングの前に
1分でわかる「宮部みゆき」
あらゆるジャンルでファンを魅了してきた小説家・宮部みゆき
宮部みゆきは1960年12月23日生まれ、東京都出身の小説家。OLとして働いた後、1987年に『我らが隣人の犯罪』で作家デビューを果たしました。以後30年にわたり、ミステリー・サスペンスを中心にファンタジーやSFなど、さまざまなジャンルの小説を執筆。巧みに描かれた人間描写で多くのファンを魅了してきました。
宮部みゆきの代表的な作品
宮部みゆきの代表作といえば、クレジットカードローンによる多重債務問題を描いた作品『火車』(1992年)が有名。山本周五郎賞に輝いた、傑作ミステリーとして知られています。そのほかにも、高層マンションで起きた事件を描いた直木賞受賞作『理由』(1998年)や、劇場型犯罪を描いた『模倣犯』(2001年)、映画化を果たした人気作『ソロモンの偽証』(2012年)なども代表的です。
宮部みゆきの代表作一覧
発売年 | 書籍名 | 受賞タイトル |
---|---|---|
1987年 | 我らが隣人の犯罪 | 第26回オール讀物推理小説新人賞 |
1989年 | 魔術はささやく | 第2回日本推理サスペンス大賞 |
1989年 | パーフェクト・ブルー(小説) | - |
1990年 | レベル7(小説) | - |
1991年 | 龍は眠る | 第45回日本推理作家協会賞(長編部門) |
1992年 | かまいたち(小説) | - |
1992年 | 火車(小説) | 第6回山本周五郎賞受賞 |
1992年 | スナーク狩り(小説) | - |
1993年 | ステップファザー・ステップ(小説) | - |
1996年 | 人質カノン | - |
1996年 | 蒲生邸事件 | 第18回日本SF大賞 |
1998年 | 理由(小説) | 第120回直木三十五賞、第17回日本冒険小説協会大賞国内部門大賞 |
1998年 | クロストーク(作家) | - |
2000年 | ぼんくら(小説) | - |
2001年 | 模倣犯(小説) | 第55回毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞、第52回芸術選奨文部科学大臣賞 |
2002年 | あかんべえ | - |
2003年 | ブレイブ・ストーリー | The Batchelder Award |
2003年 | 誰か Somebody | - |
2005年 | 孤宿の人 | - |
2006年 | 名もなき毒(小説) | 第41回吉川英治文学賞受賞 |
2007年 | 楽園(宮部みゆき) | - |
2008年 | おそろし 三島屋変調百物語事始 | - |
2010年 | 小暮写眞館 | - |
2012年 | ソロモンの偽証 | - |
2013年 | ペテロの葬列(小説) | - |
2016年 | 希望荘 | - |
2018年 | 昨日がなければ明日もない | - |
ドラマ化・映画化された作品が多数!
WOWOW連続ドラマWでテレビドラマ化された『楽園』
2017年にミステリー小説『楽園』(2007年)が、WOWOW連続ドラマWにてドラマ化され話題となりました。同作は宮部みゆきの代表作のひとつ『模倣犯』(2001年)の9年後の世界が舞台となっており、主人公は『模倣犯』に登場したフリーライター・前畑滋子。前畑を仲間由紀恵が演じたことで注目を集めました。
仲間由紀恵出演ドラマランキングもおすすめ!
映画『ブレイブ・ストーリー』は宮部みゆきの小説が原案!
運命を変えるために冒険にでた少年を描いたアニメ映画『ブレイブ・ストーリー』(2006年)。この映画は、宮部みゆきが著した同名の冒険ファンタジー小説が原案となっており、「松たか子」や「ウエンツ瑛士」、「大泉洋」など、豪華キャストが声優を務め人気を博しました。
10年の歳月をかけて執筆した新刊『さよならの儀式』
2019年7月に発売された宮部みゆきの新刊『さよならの儀式』。児童虐待や無差別殺傷事件などの問題を未来の世界に結びつけて描いた本書は、10年の歳月をかけて執筆された宮部みゆき初の本格SF作品。発売から7日で重版が決定するほどの大ヒットを記録しました。
このランキングの投票ルール
ユーザーのバッジについて
宮部みゆきの作品を全作品読んだことがある。
宮部みゆきの作品を15作品以上読んだことがある。
宮部みゆきの作品を5作品以上読んだことがある。
ランキングの順位について
ランキングの順位は、ユーザーの投票によって決まります。「4つのボタン」または「ランキングを作成・編集する」から、投票対象のアイテムに1〜100の点数をつけることで、ランキング結果に影響を与える投票を行うことができます。
ランキング結果
\男女別・年代別などのランキングも見てみよう/
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
リアリティのある描写
以前働いていた職場の同僚が、この本はすごく面白いからと言って貸してくれて初めて読んだ宮部みゆきさんの小説です。
とても分厚い本の上下2冊なので読む前はちょっと面倒くさいと思っていたのですが、読み始めると犯罪被害者達と加害者達の両方の視点からの描写がリアリティがあってどんどん引き込まれて行って、あっという間に読み切りました。
残虐で狡猾で幼稚さが残る犯人には腹が立ちましたが、そんな犯人が追い詰められていく結末でしたのでスッキリしました。
この本をキッカケに他の宮部みゆきさんの小説を読むようになりました。
面白かった
とても読みやすくて、面白くて惹きこまれる作品でした。
母が宮部みゆきさんのファンで家に本がたくさんあったのですが、私も気になって読み進めていくうちに、この作品に出合いました。
殺人が次々と起こっていくのは怖いけど、最後に行きつくまでにいろんな感情になって面白かった。
代表作の1作
宮部みゆきさんの代表作といわれている1作です。
残虐な連続誘拐殺人がテーマだけど、現代社会をうまく表している作品。
被害者の気持ちや事件解決に手間取る警察の苛立ちと、焦燥感、そして犯人の人物像とその手口が、目まぐるしく変わるので、きちんと細部まで読んで欲しいと思います。
人の内面をこれでもかというくらい映し出す鏡のような小説だと思います。
人というものの怖さをちょっと感じますが、宮部みゆきワールドに引き込まれます。
\ ログインしていなくても採点できます /
学校内裁判に興味深々
長編の学園ものですが、子供とは思えない学校内裁判が開催されるという発想が面白く、とても興味深い小説でした。ここまで中学生の心のなかをえぐることは実際にはできないと思いますが、内容としてはかなり踏み込んだものであり、だからこそ興味深い小説になったのだと思います。
1位(100点)の評価
中学生たちだけで死の真相を探っていく現代ミステリー
1人の男子生徒が学校の屋上から落ち、14歳と言う若さで亡くならところから物語は始まり、初っばなからすごくミステリアスで読み出したら止まりませんでした。そして、その男子生徒は自殺なのか他殺なのか、事件の謎を解くために校内裁判が始まり、最後までハラハラが止まりませんでした。
報告長編だけど読みやすい。
ひとりの中学生の死が、きっかけで、ストーリーが始まります。彼はなぜ死んだのか。殺人か。自殺か。疑念が広がる謎の死について、中学生達が真実を解いていきます。
全ての真実が「学校内裁判」という場で明かされます。まずは、 第1部を読んでください。
\ ログインしていなくても採点できます /
誰もが勇者になれるわけではない
運命を変えるために、ファンタジー世界に入り込むという設定ですが、昨今流行の異世界転生ものとは違って、主人公は強大な力を持ってはいません。
ビターエンドではありますが、カタカナが出てくる宮部作品ということで異色であり、単純に剣と魔法で解決しないという点では、作者らしい作品だと思います。
宮部流冒険小説の傑作
サスペンス物の印象が強い宮部みゆきですが、この作品は作家のもう一つの顔とも言えるジュブナイル的な冒険小説として描かれています。
王道の物語展開に沿いながらも、決して理想論では済まされない、過酷な現実と苦悩をも織り込んだ宮部みゆき独特のファンタジーを楽しめます。
こんな内気なうちに勇気をくれた物語
読むきっかけになったのは、アニメーションとして映画化され、それまでは小説に興味がまったくなかったが、自分から読んでみたい!と意欲的に思えました。視線は子供の目線の内容ですごく共感するものばっかりです。もちろんファンタジー要素もあるので、すごく想像力が増す小説でした。
報告新着・注目
まだまだ採点・コメントが少ない候補です。ご存知の場合はぜひ採点をお願いします!
\ ログインしていなくても採点できます /
ミステリー要素とユーモアさも盛り込まれていて面白い
この小説は、双子の子供だけが住んでいる家にたまたま入った泥棒がそのまま父親になってしまうというあり得ない設定のストーリー展開なのですが、宮部みゆきさんの心情の描写が凄いのでついハマって読みました。
ミステリー要素とユーモアさも盛り込まれていて面白い小説でした。
双子&泥棒の疑似親子
設定が現実離れしていますが、コミカルななかに、深刻な問題がはらんでいます。
双子のペースに巻き込まれる泥棒が、なぜかとても幸せそうに見えるのです。
アンコウ本未収録作品があるのが残念です(今後も所収の予定はないそうです)。
ドラマ化されて知った
この作品を最初に見たのは上川隆也と小西真奈美が出ていたドラマだった。
当時ちょうど中学生だったので、中学生が登場人物のこのストーリーはとても惹き付けられた。
本は短編集だったので学校の休み時間に読んだ記憶がある。
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
映画のようなスリリングなストーリー
記憶を無くした男女とレベル7という謎の言葉に心躍ります。
複数の視点から描かれる群像劇になっていて、点と点が繋がって線になるにつれ、核心に迫っていくストーリーが見事です。
まるで映画を見ているかのようなスピーディーな展開の連続なので、私が読んだことのあるサスペンス系で一番の傑作だと思います。
先が読めないミステリー
この小説は先が読めないミステリーでハラハラするし、一見関係なさそうな登場人物たちが繋がっていくストーリー展開になっていて面白かったです。
報告ハラハラが止まらなくて落ち着かない小説
関係なさそうな登場人物たちが繋がっていき、点と点が線になったとき、すごくスッキリします。読んでて気持ちよかったです。本自体は結構ボリュームありますが、読み始めたらまた止まりません。今後の展開が気になりすぎて、一気に読みたくなる小説です。
報告\ ログインしていなくても採点できます /
人間の内面の描写が素晴らしい。
宮部みゆきさんの小説は多岐にわたりますが、その中でも時代物に魅力を感じます。時代は変わっても、人間の内面は同じなのだと感じることができます。ミステリーを通してあらわになる人間の弱さや強さや優しさ、宮部みゆきさんの小説に共通する人間への愛情が感じられる小説だと思います。何処かで伏線で繋がっているところも素晴らしいです。
報告\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
スリリングな展開に読んでいてドキドキしました。
炎を意のままに操ることができる女性が主人公ですが、その力があるがゆえの強さや葛藤が読んでいて伝わってきました。
悪い奴らは燃やす。法で裁くことができない悪い奴らに対する気持ちも伝わってきました。
読んだのはだいぶ前ですが、大人になった今もう一度読み直したい作品です。
張り巡らされた伏線が素晴らしい!
前半は、主人公の女性刑事が超能力を使って恋人の妹を殺した犯人を追うというわかりやすいストーリーだったが、途中から昔に起きた別の事件が絡んできて複雑さを見せてくるところが面白かった。
巧妙に張り巡らされた伏線を回収、意外な展開の連続にどっぷり引き込まれた作品。
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
人の悪意の怖さが分かる内容です
自分の失態から大企業を解雇された女性が、あることないことを理由にその会社を相手に訴訟を起こすという実際にもありそうな話で、そこから更に物語が発展していくという怖い話となっています。
もちろんいろいろな謎も絡み、ミステリーとしても楽しめる内容です。
読み終わった時の虚無感やたるや……。
杉村三郎シリーズ2作目の小説です。青酸カリによる連続殺人事件と主人公の杉村三郎の職場にいたトラブルメーカーの話です。宮部みゆきさんの文章力がすばらしく難しそうな内容に思えて、すいすい読めました。題名の通り毒が中心となっている物語であり、毒にのまれ、他人に感染させる人と、毒に振り回される人たち、注目してみると面白いかもしれないです。
報告\ ログインしていなくても採点できます /
やるせない被害者の怨嗟
宮部作品では、被害者とその家族の姿が、印象的に、しかし少し距離を持って語られることが多いように感じられます。
作中の「魔術」の正体を知ったとき、読者の心情は一気に被害者サイドに引き寄せられます。
法律が加害者を正しく裁いてくれなかったとき、復讐心を抱くのは悪なのかと、行間から問いかけてくるような重い作品です。
コートをつかみ損ねた感触が今も手の中に残っている
トリックは古いかもしれないけれど、書かれた時代を考えて、良しとしてください。
はじめて読んで、こんなに現実的な感触があっていいのか、とあっけにとられながらページをめくりました。
登場人物の感情の揺れに共感させられ、同居家族のひとりひとりの個性も立体的でした。
泥棒の子は泥棒?
この辺りの展開も爽快。いじめる奴には制裁あり!
勧善懲悪で納得させられ、読み終わって「少年」のこの先にエールを送り、そしてもう一度読み直しました。
宮部みゆきの本は、ここから手当たり次第に読みあさりました。
私の宮部みゆきの原点です。
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
\ ログインしていなくても採点できます /
SF作品
社会派ミステリー作家としての知名度が高いですが、実は何でも書く宮部みゆき。この作品の題材はなんとタイムスリップ。とは言え内容的にはやはり社会派ミステリーっぽい趣きであり、自分が描きたいもののためには手段、ジャンルにとらわれないという姿勢が見てとれます。
報告切ないタイムスリップ
歴史的大事件前夜にタイムスリップした少年が、少女とほのかな恋愛関係に落ちるのですが、決して結ばれることはありません。
それでもラストは美しく、心惹かれる物語となっています。
タイムスリップの面白さ
SF的な小説も多い宮部みゆきですが、この小説はタイムスリップという現実には起こり得ない内容になっています。そしてタイムスリップした先が蒲生将軍家であり、そこで発生する事件、人間関係ともに面白さ満載です。
5位(75点)の評価
\ ログインしていなくても採点できます /
21位
ランキング結果一覧
宮部みゆきおすすめ作品
運営からひとこと
宮部みゆきが手がけた小説がぎゅっと集まった「宮部みゆきの人気書籍ランキング」! みんなは何に投票しましたか? ほかにも「ミステリー小説人気ランキング」や「石田衣良の人気書籍ランキング」など、投票受付中のランキングが多数あります。ぜひCHECKしてください!
関連するおすすめのランキング
【ジャンル別】人気の小説をチェック!
ミステリー作品が好きなあなたに!
作家別に人気の作品をチェック!
リアリティ感のあるミステリー
この小説は、失踪してしまった女性を捜索する親戚の刑事の視点で描かれているミステリーなのですが、クレジットカード破産や多重債務の恐ろしさなども描かれているのでリアリティ感があっていろいろと考えさせられました。
小説に出てくる人達の心情やその環境の描写が素晴らしいので、引き込まれるとても良い小説だと思います。
remiさん
2位(95点)の評価
宮部みゆきといえばこの作品!
読むきっかけはもともと家にあったからです。幼い頃に一度読んだときはあまり面白いと感じませんでしたが、少し歳をとりまた読んでみたら、もう面白さしか出てきません。物語は1人の女性の失踪から始まるミステリーです。内容も自己破産など、現実的な内容で他人事とは思えなくなるくらい夢中になりました。
なかむさん
3位(90点)の評価
謎を解く鍵を抑えながら読んで
自らの意思で失踪した女性を捜索する親戚の刑事の視点で描いた作品。この作品は、バブル経済が弾け、カード破産や多重債務に陥る人が急激に増加していた背景があります。ミステリー小説でありながらも、社会のあり方にてついて書かれています。考えさせられます。
kaboさん
3位(90点)の評価