時代を超えて愛される『キン肉マン』シリーズの魅力
長きにわたって男性の心を鷲掴みにしてきた『キン肉マン』
ゆでたまごによる伝説の格闘漫画『キン肉マン』は、ドジで落ちこぼれだったキン肉星の王子・キン肉スグルが、仲間との友情を力に真のヒーローへと成長していく物語です。1979年に「週刊少年ジャンプ」で一時代を築いた後、2011年からはWEBで直接の続編が連載されるという異例の歴史を持ち、現在も続いています。2024年には待望の新作アニメ『キン肉マン 完璧超人始祖編』が放送され、往年のファンと新たな世代を巻き込み、再び大きな熱狂を生み出している不朽の名作です。
キン肉マンのリングを彩るキャラクターたちを紹介
友情パワーで戦う!ベビーフェイス的な正義超人軍団
地球の平和を守るため、主人公キン肉マンと共に戦う「正義超人」は、リングを彩るスター選手たちです。アメリカ出身でキン肉マンの最高の親友である「テリーマン」や、英国の名門出身で誇り高きライバル「ロビンマスク」をはじめ、中国拳法の達人「ラーメンマン」、機械の体を持つ「ウォーズマン」、ドイツ忍者の末裔「ブロッケンJr.」など、国籍も背景も異なる「アイドル超人」たちが集結。当初は敵だった超人も、戦いを通じて友情が芽生え仲間となる熱い展開が、本作の大きな魅力となっています。恐怖とカリスマ性をもつヒール的な悪行超人たち
キン肉マンの物語を盛り上げるのは、強烈な個性とカリスマ性を持つ「悪行超人」の存在です。特に、7人の悪魔超人や悪魔六騎士を率いる「悪魔将軍」は、その完璧な強さと哲学で、作中屈指のボスとして絶大な存在感を放ちます。また、1000万パワーを誇る元悪魔超人「バッファローマン」は、キン肉マンとの死闘の末に正義に目覚めるというドラマで多くのファンを魅了しました。他にも、ミステリアスな「ザ・ニンジャ」や巨体の「サンシャイン」など、彼らは単なる悪役ではなく、それぞれの美学を持つ強敵(とも)として物語に深みを与えています。読者の応募で300以上のキャラクターが登場!
『キン肉マン』の大きな魅力の一つは、読者応募によって生み出された数々の超人たちです。連載開始からわずか2ヶ月で16万通を超える応募が寄せられるなど、その人気は絶大でした。これまでに300以上のキャラクターが読者のアイデアをもとに考案されており、「ロビンマスク」や「ラーメンマン」、「ウォーズマン」といった人気キャラクターも読者のアイデアから誕生しています。現在も超人募集企画は継続しており、公式の人気投票の結果発表なども行われ、読者参加型コンテンツとして常に作品を盛り上げ続けています。
影のあるところがかっこいい
小学生のとき周りはみんな「ロビンマスク」が好きでしたけど、僕はその波に流されず「ウォーズマン」派でした。影を背負ったダークな感じがかっこよかったんです。
ウォーズマンは『キン肉マン』のストーリーが進むに連れて活躍することが増えたので、僕以外にもファンが増加した記憶があります。
プロレスラー
HARASHIMAさん
1位(100点)の評価
怖いもの見たさでつい見ちゃう
「ウォーズマン」の鉄仮面が剥がれて、機械の顔が出てくるシーンがあるんですけど……子どものころに見てすごく怖かったことを覚えています。
大人になってもその印象は残っていて、怖いもの見たさでついウォーズマンに注目してしまいます。
ウォーズマンの必殺技は、相手に爪を突き立てて突っ込んでいくスクリュー・ドライバー。
反則攻撃をしてしまうワイルドな一面もかっこいいです!
プロレスラー
竹下 幸之介さん
3位(75点)の評価
ベアクローには衝撃を受けた
ロビンマスクの弟子、という時点でかっこいい。
最初見たときはあまりの残虐さに子どもながらに少し引いてしまったが、やはり見た目やその強さに惚れ惚れしました。
ウォーズマンもやはり負け試合もありましたが、それも含めてのかっこよさを考慮して2位にしました。
パピジさん
2位(95点)の評価