1分でわかる「万城目学の人気書籍」
独創的な世界観で人々を魅了した、万城目学
「万城目学(まきめまなぶ)」は、1976年2月27日生まれ、大阪府出身の小説家。大学卒業後、経理を務めながら小説を書いていた彼は、『鴨川ホルモー』(2006年)で新人賞を受賞しデビューを果たします。以来、多くの作品を書き上げ、直木賞候補に挙がったことも。万城目は、独特な世界観の作品を数多く世に送り出しています。作品のなかで描かれた非日常や奇想天外なファンタジーは、多くの読者を虜にしてきました。
万城目学の代表的な作品
万城目学の代表作には、奈良公園の鹿に命を捧げ、日本滅亡を防ぐために奮闘する男を描く『鹿男あをによし』(2007年)や、大阪に来た会計検査院と、400年引き継がれし大阪人のみが知る秘密をめぐる『プリンセス・トヨトミ』(2009年)などがあります。
『鴨川ホルモー』のスピンオフ作品『ホルモー六景』
2006年に発表され、映画・漫画・舞台化された万城目学の大ヒット作『鴨川ホルモー』。「ホルモー」と呼ばれる架空の競技を経験する京都大学生の青春と恋愛を描いた作品で、翌2007年にはスピンオフ作品『ホルモー六景』が刊行されました。おもに登場人物に焦点を当てた短編が収録されており、あわせて読めば『鴨川ホルモー』の世界観をより楽しめる作品となっています。