1分でわかる「マーティン・スコセッシ監督」
アメリカ映画界に必要不可欠な監督、マーティン・スコセッシ
マーティン・チャールズ・スコセッシ監督は、1942年11月17日生まれ、アメリカ出身。1972年に『明日に処刑を…』で商業映画監督デビューを果たしました。1976年には、『タクシードライバー』でカンヌ映画祭グランプリを受賞し、アメリカ映画界の新世代を代表する存在に。マーティン・スコセッシ監督の作品といえば、腐敗と矛盾に満ちた現実のなかで、主人公が苦悩しながらも生き抜いていく様をリアルに描いているのが特徴。このような作風が多くの観客を惹きつけ、映画界の巨匠として名を馳せています。
代表的なマーティン・スコセッシ監督映画一覧
イタリア系のマフィアが支配する社会で育った過去を持つマーティン・スコセッシは、数々のマフィア・ギャング映画を手掛けてきました。『グッドフェローズ』(1990年)や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013年)、など、どれもリアリティに溢れた作品となっています。マフィア・ギャング映画以外では、マーティン・スコセッシの映像に対する想いやテクニックが詰まった『マーティン・スコセッシ 私のイタリア映画旅行』(1999年)や、ザ・ビートルズのジョージ・ハリスンの没後10年作品となった『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』(2011年)といったドキュメンタリー映画も名作として知られています。
制作年 | タイトル |
---|---|
1963年 | 君のような素敵な娘がこんなところで何してるの? |
1968年 | ドアをノックするのは誰? |
1972年 | 明日に処刑を… |
1973年 | ミーン・ストリート |
1974年 | アリスの恋 |
1976年 | タクシードライバー(映画) |
1977年 | ニューヨーク・ニューヨーク(映画) |
1978年 | ラスト・ワルツ |
1980年 | レイジング・ブル |
1983年 | キング・オブ・コメディ(1983年) |
1985年 | アフター・アワーズ |
1986年 | ハスラー2 |
1988年 | 最後の誘惑 |
1990年 | グッドフェローズ(映画) |
1991年 | ケープ・フィアー |
1993年 | エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事 |
1995年 | カジノ |
1995年 | [item-link|5dfe11] |
1997年 | クンドゥン |
1999年 | マーティン・スコセッシ 私のイタリア映画旅行 |
1999年 | 救命士 |
2002年 | ギャング・オブ・ニューヨーク |
2003年 | フィール・ライク・ゴーイング・ホーム |
2004年 | アビエイター |
2005年 | ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム |
2006年 | ディパーテッド |
2008年 | ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト |
2009年 | シャッター・アイランド(映画) |
2011年 | ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド |
2011年 | ヒューゴの不思議な発明 |
2013年 | ウルフ・オブ・ウォールストリート |
2015年 | 沈黙 -サイレンス- |
2019年 | アイリッシュマン |
マーティン・スコセッシ最新作『アイリッシュマン』
2019年11月、マーティン・スコセッシの最新作『アイリッシュマン』が動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」にて公開されました。裏社会のボスに長年仕えてきた殺し屋"ジ・アイリッシュマン"と呼ばれた男の、秘密と暴力にまみれた自らの生涯を振り返る本作。鬼才マーティン・スコセッシによるギャング映画の新たな傑作として絶賛されました。
2000年代のスコセッシ映画の傑作
この映画は、最初見たとき、めちゃくちゃ面白いやんと思いました。ブラックコメディとしての面白さと、ディカプリオの演技力は、桁違いでした。あのディカプリオの顔芸は、面白すぎて、一生忘れません笑。マーゴットロビーも素晴らしかったです。ディカプリオxスコセッシの最高傑作だと思います。
溝邉蒼介さん
1位(95点)の評価