1分でわかる「ギャング・マフィア映画」
ギャング・マフィア映画の代表作
冷酷なギャング・マフィアの世界にたっぷり浸れる洋画といえば、最高峰の傑作マフィア映画『ゴッドファーザー』(1972年)、クエンティン・タランティーノ監督の衝撃作『パルプ・フィクション』(1994年)、究極の香港ノワール『インファナル・アフェア』シリーズ(2002年〜)など。邦画では極道・任侠モノのヤクザ映画が主流で、なかでも北野武監督の作品は見応えあり。処女作『その男、凶暴につき』(1989年)、背筋が凍る『ソナチネ』(1993年)、全員悪人の『アウトレイジ 最終章』(2017年)など、旧作〜最新問わず名作揃いです。
実話をもとにしたギャング・マフィア映画
盗み・殺人・ドラッグが横行する、現実の世界を描いた作品も多数存在。戦後の広島で起こる暴力団抗争の実話をもとにした『仁義なき戦い』(1973年)、60年代のブラジルで勃発したストリートチルドレンの抗争を描いた『シティ・オブ・ゴッド』(2003年)など、臨場感あふれるギャング・マフィア映画に目を見張ります。
コルレオーネのカリスマ性
上位二作とは対照的にコッポラ監督がオペラ風にギャング・マフィアを「格好いい」存在として神格化した映画、それがこの「ゴッドファーザー」である。特に第一作目はコルレオーネのカリスマ性がもう全てと言っても良いであろう。ギャング・マフィア映画のボスで彼以上の存在を少なくとも私は見たことがない。監督から主演まで一人でこなせる北野武監督とも、そしてギャングをありのまま俗っぽく描くスコセッシ監督とは違った独特の風合い、それがコッポラ監督の見せるギャング・マフィアなのだと思う。
キョウジさん
3位(70点)の評価
不朽の名作
マフィア映画と言えば「ゴッドファーザー」。
私にとってマフィア映画の原点。
マフィアの何たるかを教えてくれた作品。
ファミリーの絆、マフィアの掟、そして血の粛清。
教会での洗礼式、その裏でその手を血に染めていくマイケル・コルレオーネ。
ファミリーのドンへと変貌していくアル・パチーノの姿が印象的。
さくらはさん
1位(100点)の評価
マフィア映画の金字塔
さまざまなマフィア映画を見てきましたが、この映画がマフィア映画の最高峰と言われるのには納得です。
徹底的な世界観の作り込みと張り詰めた緊張感の持続に思わず背筋が伸びます。
全3部作となっていますが、初期作が一番痺れました。
他の映画を圧倒するような作品であると思い、1位です。
はたけさん
1位(100点)の評価