本ランキングでは、士郎正宗が手掛けた作品が投票の対象です。原案のみ担当した作品にも投票可能です。連載中、完結済み問わずに、あなたの好きな作品に投票してください!
士郎正宗の漫画人気ランキング!みんながおすすめする作品は?
このお題は投票により総合ランキングが決定
完成度が高いSF作品を数多く世に送り出してきた天才漫画家・士郎正宗。まるで現実世界の延長線上にある、リアルな技術が登場する近未来SFアクションで人気を博してきました。今回は「士郎正宗の漫画人気ランキング」をみんなの投票で決定します!メジャーデビュー作の『アップルシード』(1985年)や、ハリウッド映画化された『攻殻機動隊』(1989年)といった不朽の名作から、画集に収録された作品『DOMINION F』(1993年)まで、すべての作品から投票可能です!あなたのおすすめする作品を教えてください!
最終更新日: 2021/08/17
ランキングの前に
1分でわかる「士郎正宗」
士郎正宗の略歴
士郎正宗は、1961年11月23日生まれ、兵庫県出身の漫画家・イラストレーター。1980年代初頭、大学在籍中に出版社への売り込みをはじめ、『アップルシード』(1985年)でデビューしました。雑誌連載を経ずに発行した単行本という当時では異例なデビューをし、全国的に名を知らしめる快挙を果たしました。女性キャラクターとメカニックが多く描かれ、緻密なストーリーとリアルなアクションを展開。先見性のあるガジェットにサイバーパンク的な独特の世界観が広がる、近未来SF作品は今でも絶大の人気を誇っています。
士郎正宗のおもな漫画作品
代表作としては、第5次大戦を生き抜いた主人公と、全身サイボーグ化した恋人の活躍を描いた『アップルシード』(1985年)や、科学技術が進歩した日本で活動する公安警察を描いた『攻殻機動隊』(1989年)など。とくに『攻殻機動隊』は、原作・テレビアニメともに世界で話題を呼び、ハリウッド進出を果たしました。
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このランキングの投票ルール
ランキングの順位について
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ランキング結果
\男女別・年代別などのランキングも見てみよう/
1位攻殻機動隊
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2位アップルシード
\ ログインしていなくても採点できます /
80年代のハードSF
『アップルシード(APPLESEED)』は、 非核世界大戦後の近未来の地球が舞台のSF作品。2004年に公開された劇場アニメに合わせて読み始めたマンガです。単純なSFではなく、いろいろな伏線が張り巡らされていてすごく面白かったです。士郎正宗さんが描く独特な世界観に慣れていないと難しいかもしれません。士郎正宗さんの作品に登場するメカとバトルは、マニア心をくすぐられます!
報告3位仙術超攻殻ORION
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4位ドミニオン
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5位ブラックマジック
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見る側にも妥協させない神作品
私の中で士郎正宗の漫画を代表する名作漫画は「攻殻機動隊」。この作品は、第3次核大戦とアジアが勝利した第4次非核大戦を経た21世紀日本が舞台です。高度技術によって動くサイボーグやアンドロイド、電脳化した人間や生身の人間が混在しています。そのなかで犯罪を事前に察知して被害を最小限に抑えるために活動する、攻性公安警察組織「公安9課(攻殻機動隊)」の活躍を描いています。
見どころが多すぎてここでは良さが伝えきれませんが、魅力としてあげるならかなり昔に発表された作品にもかかわらず古さを感じさせない舞台設定とキャラクター設定、そして読解力・考察力を要する奥深い設定や、細部まで描きこまれた作画です。
この作品の主人公は、草薙素子(くさなぎもとこ)という公安9課の現場指揮官です。彼女は脳と脊髄の一部を除き全身を義体化した女性型サイボーグで、冷静沈着な性格や優れた判断力と統率力、高度な身体能力やハッキング技術を有しています。一見するとショートカットの美女ですが、まばたきなどはせず、ゴリラ女と呼ばれるくらい男勝りなところに魅力とギャップを感じました。さらに、サイボーグである自身の体のミスマッチを気にして、自問自答を繰り返している姿にも惹かれました。機械と身体をつなげるという近未来SF設定や、精巧なアンドロイドが自身の存在について疑問を抱くという描写は今では定番化していますが、これを30年くらい昔の時代に発想できたのがすごいと思います。
1コマ1コマの細部への書き込みや、それぞれの魅せ方も好きな部分です。光学迷彩のわずかに映った反射で犯人が反応する描写をいれることで彼が先進技術に詳しい人物であることを伝えたり、たった一コマに配給を待つ労働者の不満や彼らの間の上下関係などが盛り込まれていたりといった場面があります。変に説明を入れたりだらだらと続けていないので、映像作品のようなテンポで見ることができました。どれもさりげなく描かれているので気を抜いて読めませんが、それを発見して読み解くのも大きな楽しみの1つです。[続きを読む]
チアシードさん
1位(100点)の評価
今の時代見ても面白く感じる
士郎正宗といえば『攻殻機動隊』です。発表から約30年経った今でも色褪せない人気を保っており、数年前には「ゴースト・イン・ザ・シェル」としてハリウッド進出も果たしています。実際に読んでも、面白かったです。1991年とけっこう昔に発行された漫画なので、最初は少し読むのに抵抗がありましたが、設定が斬新なので新鮮な気持ちで読むことができました。人間と機械が合体した体、超高速無線のインターネット、人とそっくりな心をもったAIなど、未来を見据えていたかのような設定に驚きを隠せません。士郎正宗が天才と言われたり、海外でも士郎正宗の影響を受けた作品が作れているのも納得です。
サイレントさん
1位(100点)の評価
世界観に酔いしれた
サイバーパンクな世界観に引き込まれた作品。漫画もアニメも映画もみました。スタイリッシュでクールなテレビアニメ版ももちろんかっこいいですが、やっぱり原作の明るいジョークを織り交ぜた皮肉混じりな9課が一番最高です。情報量とスピード感がすごいので、正直自分がどの程度理解できているのかは不明ですが。笑 作画は時代を感じさせるけど内容は今読んでも刺激的な作品です。欄外の細かすぎる注釈まで楽しめるし、何度読んでも歯応えがすごいと思います!!!!
雅さん
1位(100点)の評価