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ランキング結果
1位鳴子温泉
Naruko Spa distant view.jpg by Yauchi / CC BY
2位那須湯本温泉
首都圏から南東北からもアクセスの良い本格温泉
那須湯本温泉のお湯はph2前半の強酸性、鹿の湯源泉は硫化水素も50くらい、乳白色と辺り一帯硫黄の香りが漂う温泉らしい温泉です。共同浴場の鹿の湯は休日になるど混雑しますが、やはり48度までの温度別の浴槽を持っているのが温泉好きにとっては魅力的です。48度に入ることが出来れば、東北や九州の熱い温泉地に行っても難なくお湯を楽しむことが出来るとも言えると思います。
鹿の湯と道を挟んで、向かいには殺生石という活動している地獄地帯も見学でき、湯本をくだっていけば家族向け、カップル向けのレジャー(牧場や那須ハイ、動物王国)グルメも周囲に点在しており車あれば非常にバランスの取れた温泉地で楽しみ方の幅が広いと思います。40分くらいで塩原方面にも向かう事が出来ます。
また、昔ながらの湯治場的な民宿や民宿に泊まらなければ入れない共同湯もありますので、一人旅にもうってつけではないかと思います。
鹿の湯以外は、雲海閣さん、山快さんが浴室の作りが素敵なお宿です。
3位野沢温泉
熱いお湯に入れる方は楽しめます!
野沢温泉には共同湯が13個あり、寸志を入れ入浴します。(宿泊者は無料ですが日帰りなら寸志はマナーです。)冬はとても雪深くパウダースノーが楽しめ、冷えた身体に熱湯が心地良い温泉地です。基本的に加水しなければ44度以上はあると覚悟しておいた方が良いくらい野沢温泉のお湯は熱いです。個人的には中尾の湯の熱湯は50度以上超えています。
野沢温泉はアルカリ性のお湯がメインですが、乳白色やエメラルドグリーンになったり湯の花が黒かったり、温泉好きはたまらない要素が多いと思います。また温泉街も非常に情緒があり、賑わいも適度で混みすぎないレトロな雰囲気バランスが非常に良いです。
おススメは乳白色の真湯、エメラルドグリーンの熊の手洗い湯です。
4位白骨温泉
飲泉可能な硫黄泉。ぬる湯の秘湯。
秘湯にハマるきっかけになったのがこの白骨温泉です。鎌倉時代には既に存在があったとされる温泉地であり中里介山の作品により存在が広く知られるようになった秘湯です。お湯の特徴としては炭酸カルシウムを多量に含むため浴槽の縁が析出物で非常に見事なものになります。乳白色の硫黄泉ですが、中性であり、炭酸水素がメインなので身体に負担が少ない且つ温泉らしい硫黄の確かな香りを味わうことが出来ます。また飲泉可能で、湯口の真上に枡が置かれている事が多く少し甘さを感じる飲みやすいお湯で、宿では温泉粥を提供される所が多いです。
一番有名なのは泡の湯旅館さんですが、源泉温度が低めなので夏向けかなと個人的には思います。鄙びた浴室であれば、丸永旅館さん、白骨温泉の中でも熱いお湯でしっかり温まりたいなら湯川荘さんがおススメです。
5位下風呂温泉
海沿いに沸く多様な濃厚硫黄泉
下北半島の本州最北端の温泉地です。硫黄泉と言えば山の火山に湧くというイメージを見事に覆す温泉地です。
大まかには大湯、新湯、浜湯という3つのお湯が沸いています。大湯は乳白色で鉄と濃厚な硫黄、とても酸っぱいお湯で非常に熱く、漁師さんが冷えた身体を温めるのに入るようなお湯です。浴槽は熱めは48度前後の事も。地元の方とお水を足してもいいですか?ときっかけに旅の話を楽しむのも素敵だと思います。
新湯は笹濁り、大湯に比べれば入りやすいお湯で、大湯と新湯は泊まりでなくても共同浴場として入ることが出来ます。
そして浜湯はお宿でしか入る事が出来ない、弱酸性、中性に近いお湯であり下風呂の中では浴感が優しく個人的には浜湯のお湯が一番好きです。
また下風呂ではお宿の方の暖かみを感じる事が多く、料理も近場で取れたイカ刺し、アンコウ、タコなど非常に新鮮です。貝焼き味噌という郷土料理も味わう事が出来、ねこカフェなどもあります。
おススメのお宿は浜湯を引くホテルニュー下風呂さんです。
6位嶽温泉
草津や万座好きの方にもジャストミートな強酸性
個人的には草津や万座好きで嶽にも入ってない方にはぜひ入ってもらいたいなと熱く推したいのが嶽温泉です。
熱めのピリピリとした新鮮な酸っぱい硫黄泉が豊富に湧き出ている温泉地です。近くには岩木山神社など観光名所。岩木山登山も。百沢や三本柳温泉も車で10分くらい、湯巡りもしやすいです。
グルメは嶽きみ(とうもろこし)、お宿ではマタギ飯(舞茸の釜飯)など山の美味しい幸を味わう事が出来ます。
おススメのお宿は小島旅館さん、田沢旅館さんです。
7位泥湯温泉
ありのままの自然の中で入る温泉
秋田県湯沢市のとても山深い秘湯です。本当に温泉と自然以外は何もありませんが、昔からの東北の湯治場の風景を現代に残す貴重な温泉地です。外気によりお湯の温度が大きく変わったりいかにも温泉だなと感じる時があります(ぬる過ぎ、あつすぎ)が温泉とは本来それが当たり前なのでこの辺りを楽しめる方にはぜひおススメしたいです。泥湯は単純泉、鉄、硫黄、酸性泉など多様なお湯が湧き、白く濁ったり土色に濁ります。その名の通り湯の泥を楽しめるお宿さんもあります(小椋旅館さんの内湯)
観光名所も大自然の川原毛地獄という霊山の散策、大湯滝という温泉が川になって夏場のレジャーとして楽しめる場所もあります。近くには子安峡大噴湯という温泉が湧いてる散策路があり、まさに温泉好きにはうってつけな場所です。
稲庭うどんが絶品グルメで一緒に楽しむ事をオススメします。
3つの湯船で温度別に硫黄泉が楽しめます
霧島の温泉街から離れた一軒宿ですが、温泉好きなら入っておきたいお宿です。
こちらのお湯は弱酸性の硫黄泉で、パン粉のような湯の花が浮き、熱湯、炭酸泉のぬる湯、その混合と3つの浴槽が楽しめます。(炭酸泉は上から打たせ湯にも出来ます)お宿の食事も地鶏を使った料理が味わえ、貸切露天もあり湯治にはぴったりな優しいお湯になっています。
多様な泉質、温泉好きは一度は訪れてほしい
宿泊施設それぞれ自家源泉を持っている所が多く、お湯の色も乳白色、緑、茶色、水色、カラス色と美しい。泉質も放射能泉、二酸化炭素泉以外は網羅しています。こけしの産地として有名で自分のお気に入りのこけしを見つけたり、絵付けの体験も出来ます。一部のお宿(東多賀の湯さん、阿部旅館さん)などではゆきむすびという希少なお米が食事に提供されていて非常に美味しいです。宿代も安価な所が多く、湯治にはぴったりの昔ながらの温泉地です。
お湯めぐりのおススメは東多賀の湯さん、西多賀旅館さん、共同浴場滝之湯です。