1分でわかる「RADWIMPS(ラッドウィンプス)」
RADWIMPSのプロフィール
RADWIMPS(ラッドウィンプス)は、2001年に結成されたロックバンド。略称はラッド。インディーズを経て、2005年にシングル『25コ目の染色体』でメジャーデビューを果たします。哲学的な歌詞と固定観念にとらわれない音楽性で多くの人を魅了。
2016年公開の新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』の主題歌に起用された『前前前世』は、社会現象となった映画と同様に大ヒットを記録しました。2019年公開の新海誠作品『天気の子』でも劇中歌を担当。今後、発表される新曲にも期待が高まります。
RADWIMPSのメンバー
野田・桑原・武田・山口の4人
RADWIMPSは、作詞・作曲も手掛けるボーカル・ギターの野田洋次郎を筆頭に、桑原彰(ギター)、武田祐介(ベース)、山口智史(ドラムス)という4人のメンバーで構成されています。
メンバー | 担当 |
---|---|
野田洋次郎(のだ ようじろう) | ボーカル・ギター |
桑原彰(くわはら あきら) | ギター |
武田祐介(たけだ ゆうすけ) | ベース |
山口智史(やまぐち さとし) | ドラムス |
ドラムの山口は無期限の休養中
2015年、ドラムの山口智史が持病の神経症が悪化し、自身の思うようにドラムが叩けなくなったことから、休養のために活動を休止することを発表。休養中、山口の代わりとなるサポートメンバーは、オーディションで選ばれた森瑞希と畑利樹が務めています。山口の休養期間は「無期限」となっており、ファンからは復活を望む声が相次いでいます。
ボーカル野田洋次郎について
野田洋次郎は、1985年7月5日生まれ、東京都出身。RADWIMPSのボーカル・ギターであり、ラッドのほぼすべての楽曲で作詞・作曲を担当しています。「illion(イリオン)」名義でのソロプロジェクトでは、日本だけでなく、海外でもライブ活動を実施。
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100万円の女たち(ドラマ)
(引用元: Amazon)
さらに、エッセイの執筆や、映画『トイレのピエタ』やドラマ『100万円の女たち』で主演を務めるなど、音楽活動以外でも幅広く活躍しています。
RADWIMPSの代表曲一覧
これまで多数の曲を生み出してきたRADWIMPS。ジャンルレスなサウンドが特徴的な『有心論』(2006年)や、アルバム収録曲ながらYouTubeのMV再生数が4000万回を突破した『おしゃかしゃま』(2009年)、映画『君の名は。』エンディングテーマ『なんでもないや』(2016年)などが代表的です。
発売年 | 曲名 | 収録アルバム |
---|---|---|
2003年 | もしも | RADWIMPS |
2005年 | 25コ目の染色体 | RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜 |
2006年 | イーディーピー 〜飛んで火に入る夏の君〜 | RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜 |
2006年 | 最後の歌 | RADWIMPS 3〜無人島に持っていき忘れた一枚〜 |
2006年 | ふたりごと | RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜 |
2006年 | 有心論 | RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜 |
2006年 | セツナレンサ | RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜 |
2006年 | ギミギミック | RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜 |
2006年 | いいんですか? | RADWIMPS 4〜おかずのごはん〜 |
2008年 | オーダーメイド | アルトコロニーの定理 |
2009年 | おしゃかしゃま | アルトコロニーの定理 |
2010年 | 携帯電話 | 絶体絶命 |
2010年 | マニフェスト | - |
2011年 | DADA | 絶体絶命 |
2011年 | 狭心症 | 絶体絶命 |
2011年 | 君と羊と青 | 絶体絶命 |
2012年 | シュプレヒコール | - |
2013年 | ドリーマーズ・ハイ | ×と○と罪と |
2013年 | 五月の蝿 | ×と○と罪と |
2013年 | 会心の一撃 | ×と○と罪と |
2015年 | ピクニック | RADWIMPSのはじまりはじまりのまとめ |
2015年 | ‘I’ Novel | 人間開花 |
2016年 | 前前前世 | 君の名は。 |
2016年 | 棒人間 | 人間開花 |
2017年 | サイハテアイニ | ANTI ANTI GENERATION |
2018年 | Mountain Top | ANTI ANTI GENERATION |
2018年 | Shape Of Miracle | - |
2018年 | カタルシスト | ANTI ANTI GENERATION |
2019年 | 愛にできることはまだあるかい | 天気の子 |
ほかに、ボーカル・野田洋次郎出演CMに起用された爽やかなナンバー『サイハテアイニ』(2017年)、映画『天気の子』のラストシーンに使われた曲『大丈夫』(2019年)も人気です。
音楽イベント「18祭」に出演
NHKが主催する「18祭(じゅうはちフェス)」は、1組のアーティストと1000人の18歳世代(17~19歳)がその日限りのパフォーマンスを行う、毎年恒例の音楽イベント。2018年はRADWIMPSが出演し、「18祭」のために書き下ろした『正解』と『万歳千唱』を18歳世代とセッションしました。この2曲は2018年にリリースしたアルバム『ANTI ANTI GENERATION』に収録されています。
映画『君の名は。』の劇中音楽が詰まったアルバム
RADWIMPSは、2016年に社会現象を巻き起こした新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』の劇中歌の制作すべてを担当。同作の主題歌・劇伴を集めたアルバム『君の名は。』には、前述の『前前前世(movie ver.)』をはじめ、『スパークル (movie ver.)』や、『なんでもないや (movie edit.)』など、27曲が収録されています。
2019年公開の『天気の子』でも音楽を担当
『君の名は。』に続き、2019年に公開された新海誠監督作品『天気の子』でもラッドは劇中音楽を担当。劇中の印象的なシーンで流れる『大丈夫』『風たちの声』に加え、女優の三浦透子がボーカルとして参加した『グランドエスケープ』『祝祭』、そしてエンディング曲『愛にできることはまだあるかい』といった主題歌を手掛けています。
それら5曲は、アルバム『天気の子』には劇中で使用されるサイズの「Movie edit」バージョンが収録されていますが、2019年11月発売の『天気の子 complete version』ではフルサイズで聴くことが可能です。
2019年「第70回紅白歌合戦」に出演決定!
よろしくお願いします🔴⚪️。 https://t.co/aOXmPH1M42
— Yojiro Noda (@YojiNoda1) November 25, 2019
2019年11月25日(月)、RADWIMPSが「第70回NHK紅白歌合戦」に出演することが決定! 同局からの発表を受け、ボーカル・野田洋次郎は自身のTwitterで「よろしくお願いします」とコメント。2016年の第67回の紅白以来3年ぶり2回目の出場となり、RADが手掛けた新海誠監督の大ヒット映画『天気の子』の音楽を、紅白特別バージョンで演奏予定です。
地球が丸い理由
なぜだか中毒性のあるこのメロディ。中学生の頃に何度もリピートして聞いていました。"誰も端っこで泣かないようにと 君は地球を丸くしたんだろう?"なんて温かい言葉なのでしょうか。誰も一人じゃないよってことなのか。物理的なことは置いておいて、地球が丸い理由はこれにしよう。きみが端っこで泣かないために。
ナナさん
2位(94点)の評価
文学的かつギミック重視
2006年リリースのシングル。8分近い、つまり一言でいうとかなり長い曲である。MVでは歌詞にのっとったギミックがあり、曲へのこだわりを感じさせる。「君」のキャッチフレーズにもエンターテイメント性があり、そのほかのメロディー部分の歌詞は文学的で野田洋次郎らしい作品となっている。
nekoさん
1位(100点)の評価
RADで最も聴く曲
MVがまず特徴的。かなり考え込まれている。『3分前』が本当に3分前。
野田洋次郎氏の表現の秀逸さに、聴けば聴くほど嵌っていく。詩がとても好きです。ハッとするような表現にピッタリの音楽。誰しもが好きになる。
津川純輝さん
2位(95点)の評価