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本当は、赤ワインと同じく手に入りやすくて美味しいものをといろいろ考えていたんですが…。
なんだろう、自分はビアンキスタ(白ワイン好き)だったのかな?と思うぐらい、どうしても頭を離れない特別なワインが沸き上がって来て、他を考えられなくなってしまいました。
というわけで、今回の3位までは全て特別なワイン。
私も滅多にお目にかかることができないぐらい特別なワインです。
それでも、私の人生や価値観を、少なからず変えてしまったワインばかり……!
みなさまも、出会う機会があれば、ぜひ一度は飲んでみて欲しいなと思います。
ランキング結果
1位ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC) モンラッシェ
引用元: Amazon
タイプ | 白ワイン |
---|---|
味わい | - |
ブドウ品種 | シャルドネ |
生産地 | フランス ブルゴーニュ地方 |
生産者 | ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC) |
2位シャトー・グリエ ネイレ・ガシェ
Viognier wine from Château Grillet. by Agne27 / CC BY
タイプ | 白ワイン |
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味わい | - |
生産地 | フランス コート・デュ・ローヌ地方南部 |
生産者 | シャトー・グリエ(Château Grillet) |
これぞヴィエオニエの真骨頂!とろけるような味わいの希少ワイン
フランス、コート・デュ・ローヌ地方にある、小さな小さなワインの原産地アペラシオン。
「シャトー グリエ」が生産されている畑は“焼け焦げた城”という意味をもつ地名をもつ通り、とても日当りのいい急斜面に位置しています。
周辺にはアペラシオンと同じく、白ワインを醸造するために用いられる「ヴィオニエ」というブドウ品種から作られるコンドリューという白ワインの銘醸地も広がっています。……実は私、大のヴィオニエ好きなんです💕
周辺のコンドリューのワインも大好きなのですが、このシャトー・グリエはまさに別格。ヴィオニエ好きにとっては垂涎の的です。
南仏で働いていた頃、どうしても飲みたくて、安月給を叩いて地元のワインショップで購入しました。
熟成も経ていて、飲み頃のヴィンテージだった記憶があります。
そりゃあ当時としては手痛い出費でしたが…いやー、買ってよかった!
トロピカルフルーツのような芳醇な香り、リッチでクリーミーな口あたり、蜜のような濃厚でスパイシーな余韻…。
こちらもまた、白ワインの常識を覆すセンセーショナルな体験でした。
生産本数も少ないので、日本ではなかなか手に入らないかもしれませんが、見かけたらぜひ一度味わってみてください。
モンラッシェよりは、お財布に優しいです(笑)
3位ドゥ・ラドゥセット プイィ・フュメ バロン・ド・エル
引用元: Amazon
タイプ | 白ワイン |
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味わい | 辛口 |
生産地 | フランス ロワール地方 |
生産者 | ドゥ・ラドゥセット(De Ladoucette) |
長期熟成するソーヴィニヨン・ブラン?!男爵の称号を持つ個性派白ワイン
「Baron de L(L男爵)」は、ロワール地方ピュイィ・フュメの名手ラドゥーセット家が作るプレステージワインです。
ピュイィ・フュメは、上質なソーヴィニヨン・ブラン100%のワインで名高いワイン産地。もちろん、バロン・ド・エルもソーヴィニヨン・ブラン100%で作られています。
ソーヴィニヨン・ブランといえば、爽快でフレッシュな白ワインのイメージがありますが、ピュイィ・フュメの白ワインはもう少しハード。
しっかりとした酸の骨格があり、フュメ(燻製)の名の通り、香ばしくスパイシーな香りが特徴です。
我が家では以前から大好きなワインのひとつでしたが、衝撃だったのは30年もののバロン・ド・エルに出会ったとき。
「いくらプレステージって言っても、ロワールの辛口白ワインで30年はちょっと…」と思いつつ飲んでみたのですが、これがもう素晴らしい味わいで💕
なんとも複雑で豊かな香りがあり、不思議なほど華やかで若々しく、衰えは全く感じられません。
きれいな酸味にまったりとしたコクが加わり、すばらしく魅力的なワインに仕上がっていました。
いやいや、ワインってほんとにすごいですよ…
ポテンシャルの凄さを見せつけられてしまった衝撃により、3位に入選。
こちらは、上位2つよりはさらにお手頃価格?です!
泣く子も黙るDRC。モンラッシェは白ワインの範疇を越える?!
かの有名なロマネ・コンティを所有する、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(通称DRC)。
そのDRCが作る唯一の特級白ワインが、このモンラッシェです。
もうずいぶん前に一度頂いたきりなのですが、あまりの衝撃に、今でも私の心に深く深くその味わいが刻まれています。
「これ…白ワインって呼んでいいの…?」って思ってしまう程、芳醇で複雑で、深遠な味わい。
もはやどのカテゴリーにも入れられない、唯一無二の「モンラッシェ」というワインでした。
これほどのワインとなれば、ヴィンテージや保存状態によっても味わいは大きく異なるので、全く同じ味わいには二度と出会えないでしょう。
でも、それこそがワインの魅力。
一期一会の儚さを感じさせてくれる、私にとって究極の白ワインです。