1分でわかる「田中芳樹」
『銀河英雄伝説』シリーズで一躍人気作家となった「田中芳樹」
1952年、熊本県出身の「田中芳樹」。1978年に「李家豊」名義で執筆した『緑の草原に…』が第三回幻影城新人賞小説部門を受賞し、作家デビュー。1982年に田中芳樹に改名し発表した『銀河英雄伝説』が注目を集め、シリーズ化されると爆発的な人気を誇り一躍人気作家となりました。スケールの大きい架空の歴史ものを得意とし、SF小説や冒険小説、歴史小説やファンタジーなど、さまざまな作品を手がけています。
長い歳月をかけてシリーズ作品を執筆する「田中芳樹」
『銀河英雄伝説』や『タイタニア』など、数多くのシリーズ作品を執筆する「田中芳樹」。第1巻が発刊されてから15年以上たった今も完結していないシリーズも存在し、長期間放置していたシリーズの続編を他の作家に任せることも多いそう。ただし、この形態で執筆されている作品でも続巻が途中で途絶えてしまうケースが多く、シリーズで完結まで至った作品は『KLAN』のみとなっています。また、2015年には『タイタニア』が27年の歳月をかけて完結し、2017年には『アルスラーン戦記』が31年の歳月をかけて完結しました。