銀河英雄伝説（小説）に関するランキングと感想・レビュー

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最高評価

70.1点

(2人の評価)

「田中芳樹の書籍ランキング」で最も高い評価を得ています。

銀河英雄伝説（小説）の詳細情報

参考価格	1円(税込)

『銀河英雄伝説』（ぎんがえいゆうでんせつ）は、田中芳樹によるSF小説。また、これを原作とするアニメ、漫画、コンピュータゲーム、朗読、オーディオブック等の関連作品。略称は『銀英伝』（ぎんえいでん）。原作は累計発行部数が1500万部を超えるベストセラー小説である。1982年から2019年1月までに複数の版で刊行され、発行部数を伸ばし続けている。 (引用元: Wikipedia)

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銀河英雄伝説（小説）がランクインしているランキング

感想・レビュー

全 3 件を表示

SF小説ランキングでの感想・レビュー

もはや語る必要もないほど有名な本ですが、今の若い子は案外知らない！？SF好きなら絶対に抑えておくべきシリーズ

田中芳樹さんの名作です。田中さんにしては珍しく速攻でラストまで書かれています。SF好きのポイントを綺麗に抑えていて（帝国vs自由惑星同盟）、かつ各軍勢の中にトップとなる人物が君臨していて、数回しか出て来ないキャラクターもしっかりと立っています。自由惑星同盟側の主人公のヤン・ウェンリーは歴史研究家になりたかっただけあって勉強家、ごくごくありきたりの中肉中背の人物、対する帝国側のラインハルトは容姿端麗で天才的な人物で、これらの対比も基本を押さえています。もはやSFのバイブルといっても過言ではない作品だと思います。

mariさん(女性・40代)

1位(100点)の評価

SF小説ランキングでの感想・レビュー

壮大な二項対立

宇宙規模での、二つの主義主張の対立に、考えさせられるところがある。すなわち、民衆にとって「民衆からの支持が絶大な専制政治」と「支持が地に堕ちている民主政治」のどちらが幸福であるか、という論点です。物語の主な展開は宇宙艦隊の艦隊戦によるものですが、その背景を考えると、現在の「なんでもアリ」な民主政治一択の世界に疑問を抱くのです。

桜井孝介さん(男性・30代)

1位(100点)の評価

ライトノベルランキングでの感想・レビュー

広大な銀河を舞台に繰り広げられる二人の英雄、”常勝の天才”ラインハルトと”不敗の魔術師”ヤン・ウェンリーの知略を尽くした宇宙戦争は必見！

出版から３０年たった今でも色あせることのなく、海外にも多くのファンを持つまさに名作です。舞台は遥か未来、１５０年以上戦争を続けている皇帝と貴族が支配する銀河帝国と民主主義をとっている自由惑星同盟が舞台です。このライトノベルのテーマは、最良の独裁政治と最悪の民主政治のどちらが良いか、という最近のライトノベルと違い少し難しいものになっています。ですが、常に全宇宙の統一を掲げ最前線で戦うラインハルトと、無能な政治家に足を引っ張られながらも民主主義を守ろうとするヤン・ウェンリーの二人の主人公の戦いは読む人の心をつかんで離しません。また、脇役も魅力的な人物がそろっているのもオススメのポイントです。