エスカノールについて
概要
タリム王国出身の40歳男性で、七つの大罪に所属。時間によって強さや体格、口調が変化する。正午に近づくほど戦力は高くなり、口調は傲慢に、体格は大柄になる。ふだんは160センチほどの小柄で気弱な男性だが、正午になると3メートルほどで傲慢な大男に変化し、作中でもトップクラスの戦闘力となる。保有する能力は太陽(サンシャイン)であり、日の出から正午にかけて段々と強くなっていく性質で、正午の一分間は最大に力を引き出した状態である天上天下唯我独尊(ザ・ワン)となる。エスカノールの神器は神斧リッタで、巨大で恐ろしく重く美しい片手斧である。その特性は充填&放射(チャージ&ファイア)であり、エスカノールの熱量を蓄積し、放つことができる。また、エスカノールに太陽の魔力を与えることができるため、神斧リッタを使用することで、太陽が出ていない夜にも一時的に自信を強化して活動することができる。強化時は傲慢で扱いが大変だが、仲間想いな優しい性格である。
罪状
エスカノールの罪は傲慢の罪(ライオン・シン)である。昼は3メートルの大男となり、その姿は王国周辺の村や集落の人々を恐怖に陥れた。また、昼が近くなるにつれて傲慢な性格になっていくという性質から、駆けつけた聖騎士たちに対して過剰なまでの暴行を行う、国王や聖騎士たちに対して傲慢な態度をとっていたことが罪となった。
能力
エスカノールの魔力は「太陽(サンシャイン)である。正午を最大値として強さが増す。その代わり、正午を過ぎると次第に弱くなり、真夜中は最弱となる。正午になった時のエスカノールは作品中でトップクラスの強さを誇り、かつての魔神族の力を取り戻したメリオダスに匹敵するほどである。そのエスカノールの必殺技は多岐にわたる。
巨大な熱の球をぶつける「無慈悲な太陽(クルーエルサン)」、「無慈悲な太陽(クルーエルサン)」を爆発させる「炸裂する傲慢(プライド・フレア)」、神器リッタによる斬撃「微塵切り(スーパースラッシュ)」などが上げられるが、これらはいわゆる「通常技」のようなものであり、正午になったときのエスカノールは1分間だけそれまでとは桁違いに強くなる「天上天下唯我独尊(ザ・ワン)」となる。この状態で繰り出される手刀「聖剣エスカノール」で魔神と化したメリオダスも倒した。人差し指で相手を突く「聖槍エスカノール」は、ゼルドリスに大ダメージを与えた。そして魔神王との最終決戦で自らの生命力を魔力に変えてザ・ワンを超えた状態になる「極み(アルティメット)」に至っては、命を捨てることを前提とした最後の大技で、エスカノールは単体で魔神王を圧倒している。
エスカノールの魔力は生来もっていた能力であるが、実は女神族の四大天使の一人マエルの恩寵が彼に宿ったもので、人間には負担が大きすぎる魔力であることが判明。エスカノールの生命を著しく消耗させていることが本人の口から語られている。
神器
神器は片手斧「神斧リッタ」。片手斧ながら、作品内ではかなり重い武器として表現されている。特性は「充填&放射(チャージ&ファイア)」 だ。エスカノールの魔力「太陽(サンシャイン)」によって発生する熱を吸収し蓄積(チャージ)することが可能である。またその熱をエスカノールの意思で解放(ファイア)することができ、これ自体が攻撃手段となるほか、チャージした熱はエスカノールの姿と強さを昼の状態にしておくことができる。
エピソード
エスカノールといえばまず初の戦闘シーンが圧巻である。十戒の一人ガランとの戦いではエスカノールは全く本気ではなかったにも関わらず、終始ガランを圧倒。最終的にはガランがエスカノールの力に怯えて逃げようとした時点で自らの戒禁「真実」の呪いにかかり、ガランは石化してしまう。
作中で最もエスカノールの強さを印象付けたであろうエピソードは、十戒統率時の状態に戻ってしまったメリオダスとの一対一の戦闘である。この時のメリオダスはそれまでとは全く次元の違う強さを誇っており、七つの大罪のメンバーも手が出せないほどであった。唯一、エスカノールだけが彼を止めることができる可能性がある存在だったが、そのエスカノールでも全く歯が立たなかった。しかし、正午になり1分間限定の「天上天下唯我独尊(ザ・ワン)」となったエスカノールはメリオダスの攻撃を「痒」というほど急激に強くなる。最終的には手刀「聖剣エスカノール」でメリオダスを大きく斬り伏せて勝利する。ザ・ワンの前後で戦闘能力が極端に異なることを描写したシーンである。
全 35 件中 1 〜 20 件を表示
エスカノール七つの大罪の中で一番好き
アーサー強いさんの評価
最強かつ最弱
エタノールさんの評価
七つの大罪最強?
七つの大罪最強を噂されるエスカノール。「太陽」の魔力を持ち、あらゆるものを焼き尽くす怪物だ。魔神族の「十戒」ガランとの勝負では、圧倒的な力の差を見せつけ勝利する。エスカノールが出てくると、ほかのどのキャラクターが登場するより、ワクワクする。どんな技が飛び出して、自信満々の相手の表情はどう変わるのか、と。夜になると弱体化して、弱々しい中年の姿になるところもなんだか、良い。
ほろけいさん(男性・30代)
1位(100点)の評価