工作 黒金星と呼ばれた男の詳細情報
制作年 | 2018年 |
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上映時間 | 137分 |
監督 | ユン・ジョンビン |
脚本 | クォン・ソンヒ |
メインキャスト | ファン・ジョンミン(パク・ソギョン)、イ・ソンミン(リ・ミョンウン)、チョ・ジヌン(チェ・ハクソン)、チュ・ジフン(チョン・ムテク)、チョン・ソリ(イ・フンソル)ほか |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 2,500円(税込) |
『工作 黒金星と呼ばれた男』(こうさく ブラック・ヴィーナスとよばれたおとこ、原題:공작)は、2018年公開の韓国映画。北朝鮮に潜入した韓国の工作員と南北の権力者たちの闘争を描く、実話を基にしたスパイ映画。監督はユン・ジョンビン、主演はファン・ジョンミン。第71回カンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング公式招待作品。日本では2019年7月19日に公開された。 (引用元: Wikipedia)
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感想・評価
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韓国映画ランキングでの感想・評価
キング・オブ・骨太映画!実在した諜報員をモチーフに描く説得力抜群のスパイ映画
日本でも大流行を生んだ「愛の不時着」とは異なる角度から描いた南北の分断モノ。
実在するスパイの話を脚色して作られました。核開発をめぐって揺れる北朝鮮に商人として潜入し、権力の上層部に接触せよという指令を受けた韓国の国家安全企画部の工作員(韓国のスパイ)の話がモチーフ。
彼のコードネームは映画のタイトルにもある”黒金星”でした。
一度のミスでも命が危なくなる状況下、黒金星はついに最高権力者である金日正(キム・ジョンイル)に直接の接見を認められるまでの関係になっていきます。
ジェームズ・ボンドやイーサン・ハントの活躍するスパイ映画のようなアクションはありません。
韓国本国ではこの映画を宣伝する際に"マウスアクションという言葉を使いました。どういうことかといいますと、会話しているシーンで戦っているように見せたからだそうです。
そのように身体をつかったアクションは控えめですが、代わりに物語にしっかりとした厚みがあり、ワンシーンワンシーンの説得力と本物感から生まれる見応えがすごいです。
そして、国と国を越えて生まれた男と男のかけがえのない友情にひたすらグッときます。物語がリアルだからこその唯一無二の作品です。
それにしても、どうしてこんなにもパーフェクトな映画が作れるのでしょうか?
1度みてもゾッコンになる面白さですが、とにかく内容が濃いので何度みても新しい発見があるはず。
より深くリアリティに触れるためには時代背景をきちんと知っておくと、すべての字幕を理解できるかもしれません。
ワードとしては「金大中」「国家安全企画部」「金正日」などといった予備知識があればより作品に没入できるはずですよ。
映画ソムリエ
東 紗友美さん (女性)
3位(75点)の評価