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映画が平和をもたらした。映画好きなら誰しもが一度は思ったことのある問題解決の手法だ。2010年代、とあるシリーズが映画ファンと音楽ファンの間にある隔たりを破壊した。これはベルリンの壁崩壊さながらの吉報であった。EXILEグループことLDHが総力挙げて完成させた『HiGH&LOW』シリーズは当初想定していたアイドルファンムービーの壁を超え、映画ファンに愛されたのです。本シリーズ前の映画ファンからみたLDHの印象は決して良くなかった。「怖い」という印象があった。私もその中の一人。高校時代苦手だった人がEXILEのファンだったこともあり偏見を抱いていた。そして『HiGH&LOW』の公開が決まった時、ネットニュースにはLDHの人々のマネジメントが大変だったという映画製作者の声が上がっており期待していなかった。しかしながら、LDHはジャニーズ以上に映画のことを考えていて、「面白い映画」を求めて徹底マーケティングを行っていた。時には河瀨直美のアート映画にも参加する積極性を魅せていた。その集大成がシリーズ2作目(番外編入れたら3作目)の『HiGH&LOW THE MOVIE2』だ。本作はマーベル的、ユニバース戦略とアイドルビジネスのユニバースを結びつけ、前作以上に《個性》を強調することでハリウッドアクション映画顔負けの代物ができあがった。画面全体にパルクール、カンフー、車にバイクといったあらゆる武器が飛び交い、カメラはその戦場の面白さを1mm足りとも失うまいと舐めるように駆け抜けていく。その疾走感からくる感動は、アクション映画に飢えた映画小僧を虜にするものがある。そして知的で狡猾な巨大組織に対して、USBの使い方すら分からない可能性がある脳筋集団が、それぞれの持つ力で団結していき立ち向かう様は、まさしくマーベルの精神そのもので心が熱くなります。この映画は俳優の成長にも繋がっている。山下健二郎はチャラチャラした雰囲気ながらも後に『パンとバスと2度目のハツコイ』で魅力的なバス運転手を演じている。ターミネーターさながらの圧倒的強さを魅せた小林直己はNetflix映画『アースクエイクバード』で官能的なカメラマンを好演。流暢な英語で、アリシア・ヴィキャンデルを翻弄する役を勝ち取った。ここまでLDHが映画で成功を収めたのは、スタッフの映画愛だけでなくLDHファンの寛大な心も関係しているであろう。『ボヘミアン・ラプソディ』公開時には古参のQUEENファンが、新規ファンに嫌な顔をするという局面があった。また、『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』公開時には、映画ファンが色んな映画と比較し過度に盛り上げていく様をすみっコぐらしファンは苦々しく眺めていた。オタク独特の紹介したい欲の爆発は、冷静な人からすれば気持ち悪く思える。それは仕方ない。しかし、『HiGH&LOW』シリーズでは不思議とそのような不満の声が白熱炎上しなかった。これはどの文化にも大切な、来る者を拒まぬ精神がLDHファンの間にあったからだろう。そう感じてから、今まで毛嫌いしていてごめんなさいと懺悔する毎日であります。『HiGH&LOW』シリーズは一つの壁を破壊した。平和の象徴であった。
映画の伝道師
che bunbunさん (男性・30代)
8位(61点)の評価
東京喰種 トーキョーグール(映画)
ロッキー・ホラー・ショー
バッテリー(映画)
ピンク・フラミンゴ
ホットロード(映画)
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雪の華
イレイザーヘッド(映画)
Diner ダイナー
劇場版 おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜
スカーフェイス(映画)
銀魂2 掟は破るためにこそある
カノジョは嘘を愛しすぎてる(映画)
風が強く吹いている(映画)
HiGH&LOW THE RED RAIN
エル・トポ
ファイト・クラブ
フリークス(怪物團/神の子ら)
犬猿
ST 赤と白の捜査ファイル(映画)
HiGH&LOW Season2
HiGH&LOW THE MOVIE
HiGH&LOW THE MOVIE3 / FINAL MISSION
HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜
HiGH&LOW THE WORST
HiGH&LOW THE WORST EPISODE.0
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LDHは娯楽映画を完璧に理解している件
映画が平和をもたらした。
映画好きなら誰しもが一度は思ったことのある問題解決の手法だ。2010年代、とあるシリーズが映画ファンと音楽ファンの間にある隔たりを破壊した。これはベルリンの壁崩壊さながらの吉報であった。
EXILEグループことLDHが総力挙げて完成させた『HiGH&LOW』シリーズは当初想定していたアイドルファンムービーの壁を超え、映画ファンに愛されたのです。本シリーズ前の映画ファンからみたLDHの印象は決して良くなかった。「怖い」という印象があった。私もその中の一人。高校時代苦手だった人がEXILEのファンだったこともあり偏見を抱いていた。
そして『HiGH&LOW』の公開が決まった時、ネットニュースにはLDHの人々のマネジメントが大変だったという映画製作者の声が上がっており期待していなかった。
しかしながら、LDHはジャニーズ以上に映画のことを考えていて、「面白い映画」を求めて徹底マーケティングを行っていた。時には河瀨直美のアート映画にも参加する積極性を魅せていた。
その集大成がシリーズ2作目(番外編入れたら3作目)の『HiGH&LOW THE MOVIE2』だ。本作はマーベル的、ユニバース戦略とアイドルビジネスのユニバースを結びつけ、前作以上に《個性》を強調することでハリウッドアクション映画顔負けの代物ができあがった。
画面全体にパルクール、カンフー、車にバイクといったあらゆる武器が飛び交い、カメラはその戦場の面白さを1mm足りとも失うまいと舐めるように駆け抜けていく。その疾走感からくる感動は、アクション映画に飢えた映画小僧を虜にするものがある。そして知的で狡猾な巨大組織に対して、USBの使い方すら分からない可能性がある脳筋集団が、それぞれの持つ力で団結していき立ち向かう様は、まさしくマーベルの精神そのもので心が熱くなります。
この映画は俳優の成長にも繋がっている。山下健二郎はチャラチャラした雰囲気ながらも後に『パンとバスと2度目のハツコイ』で魅力的なバス運転手を演じている。
ターミネーターさながらの圧倒的強さを魅せた小林直己はNetflix映画『アースクエイクバード』で官能的なカメラマンを好演。流暢な英語で、アリシア・ヴィキャンデルを翻弄する役を勝ち取った。
ここまでLDHが映画で成功を収めたのは、スタッフの映画愛だけでなくLDHファンの寛大な心も関係しているであろう。『ボヘミアン・ラプソディ』公開時には古参のQUEENファンが、新規ファンに嫌な顔をするという局面があった。また、『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』公開時には、映画ファンが色んな映画と比較し過度に盛り上げていく様をすみっコぐらしファンは苦々しく眺めていた。オタク独特の紹介したい欲の爆発は、冷静な人からすれば気持ち悪く思える。それは仕方ない。しかし、『HiGH&LOW』シリーズでは不思議とそのような不満の声が白熱炎上しなかった。これはどの文化にも大切な、来る者を拒まぬ精神がLDHファンの間にあったからだろう。そう感じてから、今まで毛嫌いしていてごめんなさいと懺悔する毎日であります。
『HiGH&LOW』シリーズは一つの壁を破壊した。
平和の象徴であった。
映画の伝道師
che bunbunさん (男性・30代)
8位(61点)の評価