シークレット・サンシャインの詳細情報
参考価格 | 1,245円(税込) |
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『シークレット・サンシャイン』(原題:밀양)は、2007年公開の韓国映画。監督、脚本および製作はイ・チャンドン。イ・チョンジュンの小説を原作としている。ロケは大韓民国の密陽市で行われた。第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。 (引用元: Wikipedia)
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感想・評価
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韓国映画ランキングでの感想・評価
韓国映画ランキングでの感想・評価
傑作しか撮らない監督、イ・チャンドン
あの是枝裕和監督も生涯のベスト10に選ぶ名作。この年は「ゼア・ウィル・ビーブラッド」「ダークナイト」そして本作と世界映画史に永遠に刻まれる“アンチカタルシス映画”が3本も誕生した奇跡的な年。
一歩間違えれば半殺しにあうような内容。正直、メンタルを相当やられるし頻繁に観返したい映画かといわれれば違うけれどとにかく演技、演出をどこをとっても世界最高峰の一級品なのは間違いない。
観ている間中苦しくて仕方ない映画だが、ソン・ガンホ演じる男の能天気さが唯一の救いであり希望になっている。神というものの崇高さと残酷さ、人間が壊れていく様をこれでもかとリアルに描いた名作。
主演女優のチョン・ドヨンさんは容姿、佇まい、演技含め「そこのみにて光輝く」の池脇千鶴を彷彿。
神は存在するのか?
神は人を救えるのだろうか?
祈りは人を救えるのだろうか?
イ・チャンドンの鋭い視線のもと描かれる極限の映画。
息子を奪われた母親は、祈れども神を信じても傷は言えない。
そんな彼女の受難と裏腹に後光が差すほどの陽光が映画を包み込む。
こんなに残酷な映画を私は観たことがない。
映画の伝道師
che bunbunさん (男性・30代)
7位(67点)の評価