スプリング・ブレイカーズの詳細情報
制作年 | 2012年 |
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上映時間 | 93分 |
監督 | ハーモニー・コリン |
脚本 | ハーモニー・コリン |
メインキャスト | セレーナ・ゴメス(フェイス)、ヴァネッサ・ハジェンズ(キャンディ)、アシュレイ・ベンソン(ブリット)、レイチェル・コリン(コティ)、ジェームズ・フランコ(エイリアン)ほか |
制作 | チャールズ=マリー・アントニオーズ、ジョーダン・ガートナー、クリス・ハンレイ、デヴィッド・ザンダー |
主題歌・挿入歌 | - |
公式サイト | - |
参考価格 | 1,380円(税込) |
『スプリング・ブレイカーズ』(Spring Breakers)は、ハーモニー・コリン監督・脚本による2013年のアメリカ合衆国のコメディ映画である。出演はセレーナ・ゴメス、ヴァネッサ・ハジェンズ、アシュレイ・ベンソン、レイチェル・コリン、ジェームズ・フランコ。春休みを楽しむ4人の女子大学生たちが描かれる。(引用元: Wikipedia)
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大学デビューの肖像
『スプリング・ブレイカーズ』は新生活間際の夏休み、ピチピチギャルがただただお祭り騒ぎし、壊れていく様を描いた虚無である。ビーチでワイワイガヤガヤ暴れまわり警察に捕まるものの、麻薬の売人・エイリアンに救われ彼の家に転がり込みまた遊びまくるのだが、段々と興ざめしていく。
これは、大学1年の時に毎日のように飲み会に明け暮れるが、3年になると自分の大学生活が空っぽなことに気づき、興ざめし現実に引き戻される感覚に等しい。
今の時代、スマホにはキラキラした情報が溢れ、娯楽も多様化している。社会全体がテーマパークなのだが、遊んでいるうちに、自分はただただ社会に弄ばれているだけで、何にも生産していないし、自分というアイデンティティを証明する何かは存在しない。何者でもない自分に幻滅するのだ。
そんな現代を取り巻く、幸福でありながら不幸であることへの不安をハーモニー・コリンは一本に凝縮させてみせたのです。
映画の伝道師
che bunbunさん (男性・30代)
6位(72点)の評価