日出処の天子の詳細情報
作者 | 山岸凉子 |
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ジャンル | 少女漫画 |
出版社 | 白泉社 |
連載 | LaLa(1980年4月号〜1984年6月号) |
巻数 | 全11巻 |
参考価格 | 49円(税込) |
日出処の天子がランクインしているランキング
感想・評価
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少女漫画ランキングでの感想・評価
BL漫画ランキングでの感想・評価
泣きました
歴史物、昔っぽい絵柄、台詞が多いなぁ
と数ページだけで毛嫌いせず読んでみて!匂わせ系とも言えるかもしれません。
完璧な厩戸王子は実は同姓愛者で
王子に何故か惹かれる蝦夷。しかしそれは完全に恋愛感情には至らず。その賢さ故、時に恐ろしさすら感じさせる王子がなんとしてでも蝦夷を手に入れんとしている姿が切ないです。不器用だったり回りくどかったり、
最終的には結ばれずその後も切ないです。心情描写が綺麗で歴史の教科書読むのも楽しくなりました。
感動のBLです。
pixivや試し読みを漁りまくる人。腐ばれ済みさんの評価
昭和の少女漫画ランキングでの感想・評価
着眼点が個性的
歴史の中で悪人とされる蘇我氏を主人公にした着眼点が面白い。
どこまでも善人で純愛を貫く毛人に対して、どこまでも冷酷で人間の善に対して冷めきっている厩戸。
宗教的監修を受けていないため、仏教史において厩戸皇子が重要な立ち位置であることはガン無視。でなければ物語が成り立たない。厩戸は仏教的通力ではない超人として描かれている
りょうさんの評価
BL漫画ランキングでの感想・評価
BL漫画ランキングでの感想・評価
これを読むと聖徳太子は同性愛者で超能力者だったとしか思えなくなる
歴史ものの醍醐味は、史実では埋め切れない空白を、作者がいかに想像力で補っていったかにあります。その点において本作はまさに完璧。これを読むともはや聖徳太子は同性愛者で超能力者だったとしか思えなくなります。歴史ものとしての強い説得力を持ちながら、魔法的なエンタテインメント性も兼ね備え、数多くの人々を魅了した山岸凉子先生の歴史的名作です。雑誌「LaLa」で本作の連載が始まったのは1980年。青年誌では大友克洋先生が『童夢』を描いていました。ものすごい時代ですね。
女子マンガ研究家
小田 真琴さん (男性・40代)
3位(75点)の評価