みんなの投票で「エリザベス・テイラー出演の人気映画ランキング」を決定! 50年代のハリウッド映画で活躍した、麗しの女優エリザベス・テイラー。銀幕の女王とも呼ばれ、優れた演技力で数々の名作に出演しています。ハリウッドの黄金時代を象徴する史劇『クレオパトラ』、彼女が12歳のときに出演した『緑園の天使』、2度目のアカデミー賞受賞となった『バージニア・ウルフなんかこわくない』など、リズ出演映画のなかから1位に選ばれる名作は? あなたのおすすめ作品を教えて下さい!
最終更新日: 2020/06/12
このお題は投票により総合ランキングが決定
エリザベス・テイラーは、1932年2月27日生まれのイギリス人女優。子役時代から大人びた雰囲気をもち、12歳のときにヒロインをつとめた『緑園の天使』(1944年)で子役スターとなりました。以来、確実にヒットを飛ばす"史上初100万ドル稼いだ女優"として知られ、撮影ではNGを出さず一度のテイクで済むことから"ワンショット・リズ"と呼ばれるなど、数々の伝説を残しています。なお、ハリウッド映画で初めてスクリーン越しに洋服を脱ぐシーンを披露した女優もリズ。いまでこそ当たり前の映像ですが、当時の映画界では革命的なできことでした。
圧倒的美貌をもった女優として語り継がれるエリザベス・テイラー。なかでも、非常に珍しいヴァイオレット色の瞳や、先天性である二重まつげが人々を魅了しました。彼女の宝石のように美しい瞳は、アメリカ本国など数々の"美しい瞳ランキング"で上位にランクインしています。
エリザベス・テイラーといえば、恋多き女優としても有名。生涯で7人の相手と8回結婚し、4人の子供を授かりました。なかでも主役を演じたハリウッド黄金時代を象徴する史劇『クレオパトラ』(1963年)で共演したリチャード・バートンとは、両者共に不倫からはじまり、10年の結婚生活と2度の離婚を経験するなど、大きな話題を呼びました。
リズが出演した往年の名作はじつに多数。モンゴメリー・クリフト&シェリー・ウィンタースと主演した『陽のあたる場所』(1951年)、名俳優ヴァン・ジョンソンと主演した『雨の朝巴里に死す』(1954年)、2度目のアカデミー賞を受賞した『バージニア・ウルフなんかこわくない』(1966年)など、今もなお映画ファンに愛される映画作品に多数出演しています。
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大人になる手前の輝き
子役スターだったテイラーが少女になって活躍していた時期の作品。南北戦争期に東部で暮らす四人姉妹の三女を演じていますが、鼻を高くしたいと言って洗濯バサミで鼻をつまんでいるシーンがおかしいです。主役である次女役のジューン・アリソンや長女役のジャネット・リーといったかなりお姉さんの女優たちに美貌でもちろん引けを取らないだけでなく、芸歴が長いだけに、彼らに劣らず堂々としていると思います。
オルコットの同名の小説を映画化
「若草物語」は筆者の小学生時代の愛読書でした。映画はだいぶ経ってから観たのですが、エリザベスの演技は大人の真似をして背伸びしたようなエイミーそのもの(でも鼻にコンプレックスのある点はエイミーとはちょっと違う)で、イメージと寸分たがわなかったです。
ジェームズ・ディーンがめざわりだけど
この映画の撮影直後にジェームズ・ディーンが亡くなり、彼の伝説と結びついてしまった映画ですが、テキサスの大牧場主(ロック・ハドソン)と東部出身の妻(テイラー)の、波乱万丈の夫婦生活を、アメリカ社会の変容と共に描いたスケールの大きなメロドラマです。ジェームズ・ディーンはテイラーを空しく思い続ける男の役ですが、メロドラマの主役に向いているのはロック・ハドソンと思わずにいられません。花嫁になってから孫ができる年齢までをテイラーが演じるのが見どころでしょう。
リチャード・バートン抜きで語れない
何度か結婚しているエリザベス・テイラーですが、結婚・離婚を繰り返したリチャード・バートンが断然最も重要な元夫でしょう。二人のなれそめになった「クレオパトラ」以来、何度も共演していますが、「いそしぎ」では、海辺に住む売れない子持ちの画家のテイラーと、妻のいる学校校長で牧師のバートンが愛し合うようになります。やや古めかしいところがありますが、バートンの牧師がテイラーも、エヴァ・マリー・セイント演じる妻も愛しているとまじめに語る、このメロドラマのまじめさが好きです。
エリザベス・テイラーの迫真の演技に圧倒されました
壊れゆく中年夫婦を描いた同名の戯曲がもとになった映画です。私生活で結婚と離婚を繰り返したエリザベスならではの迫真の演技。美しい顔をねじ曲げ、ゆがんだ口もとで夫をののしる様子には凄味がありました。気取った表情を脱ぎ捨て、名女優誕生、と感じました。
当時の夫・リチャード・バートンとの共演。
エリザベス・テイラーと当時の夫・リチャード・バートンとの共演で当時は話題となりました。カプリ島という舞台と大邸宅という組み合わせに圧倒されるけれど、何を置いてもエリザベスの存在感は演技力以上に際立っていました。
大人びた美しさ、ティーンとは思えない演技が印象に残りました
貧しいながら上昇志向を持つ主人公の青年を魅了する「お金持ちのお嬢様」を演じていたが、眉の動き1つで男心をもてあそんでしまうエリザベスの美しさと妖艶さに目が離せませんでした。演じた当時、彼女は17歳だったと聞いてびっくり。酸いも甘いも知った大人の女の演技でした。