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Twitterでシェアまえがき
今回は、IPAという「芯のある苦み・芯のある香り」が特徴的なスタイルを好きな物推しで選んでみました!
1つのブルワリーに3つのIPAはあるんじゃないだろうか、というくらい人気のスタイルなので悩みに悩みました!
味がもちろんなのですが、買いやすいかどうかも重要なポイントになりました!良い天気、良い仲間と今日はIPAで乾杯しちゃましょう!
ランキング結果
1位Revision リビジョンIPA
ブルワリー | リヴィジョン ブリューイング(アメリカ) |
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スタイル | インディア・ペールエール(IPA) |
アルコール度数 | 6.50% |
2位ブレイクサイド レインボー&ユニコーン
ブルワリー | ブレイクサイド醸造所(アメリカ) |
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スタイル | インディア・ペールエール(IPA) |
アルコール度数 | 5.10% |
ストローハットな色味とクリシピーな苦み!新しいIPAの予感
ブレイクサイド(breakside)は、アメリカオレゴン州のポートランドにあるブルワリー。Beervana(ビール天国)と呼ばれるだけあって、どのブルワリーのレベルも本当に高い。高いし、かっこいい。
もともと、ブレイクサイドは、Thirst trap(hazy IPA)というビールが最強に美味しかったのですが、このレインボー&ユニコーンの方が好きでした。完全に透き通った液体は、普通のIPAよりも色味が薄い。小さい頃にかぶった麦わら帽子の色見にそっくり。
見た目から想像されるクリスピーな苦みよりも、もっともっとクリスピーでした。その苦みを包むのが、柑橘にちょっと白い花っぽさもあって、優しい香りがします。
この色味と味わいは、お米を使用していることも絡みます。お米は真っ白ですから、それで色味が茶色から綺麗な麦わらになっています。また、お米がもつアミロペクチンが与える優しい甘さは発酵を通じても瓶内に残ります。
リビジョンIPAが王様なら、ブレイクサイドのレインボー&ユニコーンは王女様でしょうか。芯がありながらも、優しい。
個人的には膨らみのない、いわゆる普通のグラスで飲んでみて欲しいです。ちょっと大きめの。さらに言えば、ちょっと薄張りのやつ。普段よりちょっといい物で味わう高貴なIPAは、絶対に優勝します。
おつまみもなしで、その日、一番頑張ったな!という瞬間に冷蔵庫からボトルを出して、グラスを流水で注いだら、扇風機を弱でつけて。味わって飲むのもいいし、豪快に飲んでもいいし。自分の合褒美なので、最強にアガル飲み方で優勝して下さい!
3位グースアイランド GOOSE IPA(グース アイピーエー)
引用元: Amazon
ブルワリー | グースアイランド |
---|---|
スタイル | インディア・ペールエール(IPA) |
アルコール度数 | 5.90% |
手軽に購入できて、気楽に飲むにはハイレベルすぎる!
うまいだけじゃない。クラシックだけど革新的、ビール好きの心をつかんで離さない、想像力をかき立てるようなビール。
グーズアイランド(goose island)のキャッチコピーだ。イリノイ州シカゴにあるブルワリー。まるでどこかの保険会社かな?と思ってしまうようなかわいいロゴ。様々なスタイルへの飽くなき追求が魅力的なブルワリー。
関西だとリカーマウンテン、関東だと成城石井などの酒屋あるいはちょっと良いスーパーなどには大体おいてあると思います。値段もだいたい300円台で購入可能で、そこまで気張らずにIPAに挑戦できるので是非初めての人は挑戦してみて欲しいのであります。
バランス良く、強すぎない苦み、はっきりしたホップの主張、麦の甘みなど、教科書にIPAのページがあったらきっとグーズのIPAだろうなあ。それくらいハイクオリティなのが分かりやすく、いつまでもお手本にしたいビール。
たまには家族揃ってみんなでお家ご飯をする日も贅沢だ。普段料理をしない人と一緒にキッチンに立ちながら、乾杯しちゃいましょう。ちょっと壁にもたれちゃったりして。ちょっと料理つまんじゃったりして。優勝。
あとがき
1位と3位は知名度ダントツのものですが、2位のブレイクサイドも非常に人気のブルワリーです。
春は、おはなみ。夏は、キャンプ。秋は、公園。冬は、こたつで。どんなときでも、どんなつまみでも、質の良いIPAならチョイスに困りません。色んな香りがあるスタイルですから、好きな香りを見つける旅にでてもいいですね。
是非、みなさんの感想を教えて下さい🎈
香りの妖怪二十面相!美味しいIPAの要素は全部ここに詰まってます。
リビジョン(revision)は、ネバダ州に本拠地を構えるアメリカのブルワリー。様々なビアコンペで、華々しい受賞歴を持っており、醸造技術は間違いなくワールドクラス。その中でも、基本中の基本であるリヴィジョンIPAは、どの要素をとっても非の打ち所がなさ過ぎます。
アメリカンIPAの特徴は、渋くない苦み、麦の固い質感、ちょっとパン、良い樹脂感、それらが詰まっていて、とにかく大きなサイズでどわーって飲んだら最高に気持ちがいいんです。
クラフトビアシーンが日本でも少しずつ広がりを見せ、ホップの品種まで知っている人も少しずつ増えてきた印象があります。なにっぽい、これっぽい、非常に素敵な会話です。ただ、リビジョンIPAは、香りの層が多すぎて、たぶん100人が100人違う答えを出すんじゃないかってくらい厚み、層の多さがすごいです。
お家で飲むなら、一番好きなグラスを飲む前に水道ですすぎ、軽く水を切ったら拭かずにそのまま注いじゃいましょう。大胆に、大胆に。上手に注ごうという気持ちだけで十分です。この世で一番好きなスナック菓子の袋を開けたら準備完了。
僕は、堅揚げポテトの黒コショウか、チーズおかき。カラッとしたフィニッシュに飲む手が緩まないんですが、たまにはゆっくり飲んでみるのも楽しいです。手の温度、室温、飲むスピード、それらの違いで次の一口の表情を変えてくるビール。まるで江戸川乱歩の世界にでも来たかのようです。優勝。