ランキングの前に…1分でわかる「吉永小百合」
高校在学中に女優への道をスタートさせた吉永小百合
吉永小百合は、1945年3月13日生まれ、東京都出身の女優。1957年にラジオドラマでデビューし、テレビドラマへも初出演。1959年に公開された『朝を呼ぶ口笛』で映画初出演を果たします。高校に入学すると同時に映画会社の日活と契約を結び、数々の作品に出演。ヒロインを務めた『キューポラのある街』(1962年)はブルーリボン主演女優賞を受賞し、スターへの階段を駆け上がるきっかけに。多いときには10年間で70本以上の映画に出演する大女優へと成長しました。大ベテランとなってからも、家族をテーマにした山田洋次監督作品『母べえ』(2007年)のほか、いずれも北海道を舞台としていることから「北の三部作」と呼ばれる『北の零年』(2005年)、『北のカナリアたち』(2012年)、『北の桜守』(2018年)など、いくつもの名作映画に主演。70歳を過ぎたいまなお、映画女優としての存在感を示しています。
日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞は歴代最多受賞
吉永小百合は、国内有数の映画賞である日本アカデミー賞の常連。例えば最優秀主演女優賞は4度受賞しており、これは歴代最多(2019年現在)です。受賞作品の内訳は『おはん』『天国の駅』の両作で1度、『つる -鶴-』と『華の乱』で1度、『長崎ぶらぶら節』と『北の零年』で1度ずつとなっています。
至極のショートムービー
泉鏡花原作の映像化だけあって、美しさ全開。公園で小川を挟んで目があっただけの伯爵夫人と若き外科医のプラトニックな恋の話。全編に琴の音色がなっていて、つつじの色彩と吉永小百合の美しさ。これ以上のショートムービーはおそらく二度と誕生しないだろう。
gottonさん
2位(85点)の評価