1分でわかる「スコッチウイスキー」
ウイスキーの代表格・スコッチウイスキー
イギリスのスコットランドで造られる、スコッチウイスキー。“世界5大ウイスキー”の1つとされ、麦芽を乾燥させる際に燃焼させる泥炭(ピート)による、独特のスモーキーな香りが特徴的です。スコッチウイスキーだけでも種類がいくつか存在し、原料や産地により異なる味わいを楽しめるのも魅力となっています。
スコッチウイスキーの種類と代表的な銘柄
スコッチウイスキーの種類は「モルトウイスキー」、「グレーンウイスキー」、「ブレンデッドウイスキー」の大きく分けて3つ。それぞれ原料や製造方法が異なり、種類ごとに違った味わいが感じられます。
大麦が原料のモルトウイスキー
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グレンフィディック 18年
(引用元: Amazon)
ウイスキーの中でも原材料に大麦のみを使ったものがモルトウイスキーです。モルト独特の香ばしい味わいを特徴とし、1つの蒸留所のみで造られた酒は”シングルモルトウイスキー”とも呼ばれます。代表的な銘柄には、「ザ・マッカラン」や「グレンフィディック」などがあります。
トウモロコシや小麦などを使ったグレーンウイスキー
トウモロコシや小麦などの穀類を使ったものは、グレーンウイスキーと呼ばれます。単体で売られることは珍しく、主にブレンデッドウイスキーの材料として使われます。飲み口の特徴は、軽くい口当たりや優しい風味。これまでに「キャメロンブリッジ」や「ロッホローモンド シングルグレーン」などの飲みやすい銘柄が多数販売されました。
複数のウイスキーを組み合わせるブレンデッドウイスキー
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バランタイン 12年
(引用元: Amazon)
2種類以上のシングルモルトウイスキーにグレーンウイスキーを混ぜたものがブレンデッドウイスキーです。混ぜる割合によって様々な味わいが存在し、自分好みのウイスキーを探せるのが魅力的。また、絶妙な加減でブレンドするため飲みやすいことも人気の理由となっています。ブレンデッドウイスキーでは、「バランタイン」や「シ-バスリーガル」などの銘柄が有名です。
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ウィスキーが苦手な人にもおすすめできる一本
日本人の味覚に合うようにつくられているので、普段カクテルしか飲まないような人でも飲みやすい銘柄です。ウィスキーデビューしたての頃、ウィスキー独特の辛みが喉に引っかかる感じが苦手だったのですが、こちらはクセがなくフルーティな味わいで、特に水割りはするすると飲めました。ハイボールにすると炭酸の効果で酸味が際立ってまた違った味わいになり、食事とも合います。12年は他の熟成年数のものよりもすっきりとしているため、ロックでも重くなく、香りを楽しみながら美味しく飲むことができます。
sakiさん
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