渋沢栄一、名前だけ知っている偉人、そんな私がこれほど渋沢栄一の物語にハマるとは思いもしませんでした。吉沢亮さん演じる渋沢栄一は気概と気力に溢れ、有能で周りをどんどん良くしてゆく。観ていて何度爽快な気分になったことか。また、一人の成功物語ではなく、「自分一人だけが良いのではく、皆んなが良いのが一番なんだで」からブレない生き方に感動しました。草彅剛さん演じる慶喜をはじめ、平岡様、川村様、猪飼様…皆が皆、はまり役で魅力的。大森美香さんの脚本も素晴らしいし、佐藤直紀さんの音楽が最高。最後に、人はなぜ戦争をしたくなるのか、そのカラクリも知ることができたドラマで、見終わったあと、私は太平洋戦争に繋がる集団的暗部について考察することが出来ました。凄いドラマです。

しゅーまいさんの評価

歴代大河ドラマランキングでの感想・評価

映像が1番綺麗

大河ドラマの中で映像が1番綺麗、一話一話が映画のクオリティかと思えるくらいのカメラワーク、、特に画面の構図がどのドラマよりも美しい
オープニングの映像も、雰囲気を統一していて、踊りにも感動してしまった
また毎話話の最初に出てくる家康が歴史背景を丁寧に説明してくれることで、話の内容もわかりやすい
また、家康のバックの演出もクオリティが高くて楽しみにしていた
話の内容もマンネリがなく41話で観やすいので、おすすめです！
画面の美しさ、クオリティの点において、1番好きな作品であーる！笑

ひなたさんの評価

満島真之介出演ドラマランキングでの感想・評価

実在の人物を熱く力強く演じていた

日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一のドラマで、栄一氏のいとこである尾高長七郎を力強く演じていて、とても印象に残りました。普段バラエティなどで魅せる笑顔とは対照的で、幕末の剣術家で尊王攘夷派の志士として戦いつつも、時代の波に揉まれていく長七郎を好演されていました。

ケーキの飴細工♡さんの評価

笠松将出演ドラマランキングでの感想・評価

純粋無垢な孫として好印象だった

渋沢栄一の孫として40回と最終回のみの登場だったが、昆虫好きでおじい様のことを尊敬する真面目な孫として好印象だった。今までちょっと怖い顔のためか攻撃的な役柄の印象が強かったが、敬三は心優しくて家族想いな人物でこんなにピュアな役柄もできるんだ、と意外に思った。

ハンサムスイーツさんの評価

深川麻衣出演ドラマランキングでの感想・評価

ダークサイドに堕ちた和宮に凄みがある

深川が演じる和宮は、悲劇の皇女として描かれることが多い役どころだ。もちろん「青天を衝け」でもそうなのだが、家茂を亡くした直後でその後継を誰にするかという時に、和宮は夫の遺言に背き一橋慶喜を推す。それについて天璋院に問われると、和宮は本音を漏らす。「上様は将軍であることに苦しんでおられた。今度は慶喜が苦しむ番や」その時の呻く様子、そのセリフ、全てが新しい和宮像だった。

もちろん演出がそう指示したのだろうが、それに答えた深川麻衣の演技は凄みがあって観ていて恐怖を感じた。

サイコモカさんの評価

板垣李光人出演ドラマランキングでの感想・評価

まさに貴公子！気品溢れる幕末のプリンストクガワ。

徳川昭武は、徳川慶喜の腹違いの弟だ。兄、慶喜の命でドラマの主人公渋沢栄一と共に万国博覧会を訪れるためフランスへと旅立つ。彼らには万博訪問やフランス皇帝ナポレオン３世との謁見以外にもう一つ大事な密命があった。それは、フランスから多額の借款の約束を取り付けることだ。しかし、それは薩摩藩士五代友厚の暗躍で失敗に終わる。

その後、昭武一行は欧州各国を巡る。滅亡の危機にある幕府を救うためにはこの１５歳になる貴公子の存在が必要だった。各国の上流階級の者たちからの同情を買って幕府の味方を増やすために。そんな予備知識を事前にNHKの歴史番組で知っていたため、いよいよ昭武が登場した時、私はその姿と佇まいにハッとした。品がある立ち振る舞い、その整った顔立ち。実際の昭武には申し訳ないが板垣版昭武の方が貴公子っぷりが上ではないかとすら思った。演技もなかなかで、これから俳優としてもっと彼が活躍する姿を見たいと思った。

サイコモカさんの評価

歴代大河ドラマランキングでの感想・評価